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変態プロレス放談

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しがない変態プロレスファンが、プロレスを中心に気付いたこと・感じたことを徒然なるままに書いてみました。 ひとつよしなに…!🙇🙇🙇
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2022年11月の記事一覧

2022年2月のプロレス観戦について振り返る

はじめに このシリーズでは、2022年の生観戦を通じて「個人的に印象に残ったトピック」や、「noteに書きたかったけれど、タイミングを逃して書けなかった話題」などについて振り返っていきたいと思います。 2022年2月は私の生観戦が少なめだった事もあり、読書感想文や潮崎豪のコラムを書きだしたりした時期でもありました。 そんな状況でも、プロレス界では前進した事があったり、私自身初めて見たものがあったり、感動したこともあったりと、2月も充実した1ヶ月になりました。 そんな今

2022年1月のプロレス観戦について振り返る

はじめに2022年も残すところ、約1ヶ月となりました。 今年の振り返りをそろそろ始めたいと思うようになったところで、「noteに書きたかったけれど、書くタイミングを逃した出来事」が、私の中で少なからずあった事を思い出しました。 そして、「個人的プロレス大賞2022に入る選手は誰か」というのも、一度ここで振り返ってみたい…。 そんな訳で、2022年の生観戦から生まれた個人的トピックについて、月別で振り返っていきたいと思います。 (完遂できるか分かりませんが…) ちなみに

私が沢山食べるようになった理由について

はじめに「どうして、そんなにご飯を食べられるのですか?」 「その身体で、よくそんな量が入りますね!」 ここ1~2年、Twitter経由で初めてお会いした方から言われる言葉である。 身長160cm台で体重は55kg前後。 学生時代の運動経験は、中学時代に卒業まで1年だけ務めた野球部のマネージャーのみ。 (試合のスコアブックを付けながら、ランニングとかキャッチボールとかの手伝いをやった程度) 他は、大学時代に入っていた、経済関係の討論会に出る為のサークルと文芸部くらい。

『5大GHC王座戦』という名の応援歌~2022.11.10プロレスリング・ノア後楽園ホール大会~

はじめに2022.11.10プロレスリング・ノア後楽園ホール大会で、珍しい試みが実施された。 それは、本戦5試合が全てタイトルマッチというラインナップ。 団体が管轄する5つのGHC王座の防衛戦を、1大会に纏めて行う事自体ビッグマッチでも珍しい今のNOAHで、後楽園大会に全部固めてくるのは異例中の異例。 (直近だと、日本武道館か、10.30有明アリーナくらいか) ダークマッチ1試合が組まれたとはいえ、本戦が王座戦オンリーという所に盛り上がりの難しさとかはあるかなあと思って

令和の団体交流は『スマブラ』と『対バン』にあり

はじめに2022.11.11後楽園ホールにて、プロレスリング・ノアとDRAGON GATEの合同興行『GLOBAL DREAM』が開催された。 異なる団体同士が交わる時、少なからず付いて回るのは"対抗戦"という図式だろう。 かつての『新日本プロレスvsUインター』や女子プロレスなど、対抗戦によって生まれた熱量は歴史に刻まれる程、未だ強烈な存在感を放っている。 しかし、今回の『GLOBAL DREAM』には、そうした対抗戦要素は少なかった。 大会前、今年春から毎週恒例と

モハメド・ヨネは過小評価されている

はじめにモハメド・ヨネという選手は、過小評価されていると私は思う。 この個人的感想は、「私の推しが報われていない」という私情や不満から来ているものではない。 純粋に、評価されるべき選手が評価されてほしい、という思いからだ。 ここ4年間、年間約20大会ペースでプロレスリング・ノアの大会を生観戦してきたが、毎回、何度見ても不調と思われるシーンが無い稀有な選手である。 試合を見終えた後、何度「コンディションが良い」、「タイトルに挑戦してほしい」とツイートしたか分からない。

noteを始めて1年で感じた事

はじめにnoteに記事を投稿して、2022.11.7で早1年が経過した。 それまでの私は、『はてなブログ』でプロレスの観戦記を中心に年間50前後の記事を投稿していたが、noteでは1年間に(本投稿を含めて)105記事を投稿することが出来た。 (後述するが)noteだと些細な内容でも書きやすい事を実感したので、約2倍に増えた理由も間違いなくそれだと思っている。 今回は、noteに記事を投稿して1年が経った事で、色々私なりに感じた点を書いていきたいと思います。 ①手持ちの

距離感を見誤らない事について

はじめに最近、人との距離感について考えることが多くなった。 選手や団体のTwitterに対して、気軽にリプライや引用リツイート、写真タグ付けが簡単に出来てしまう時代だからこそ、距離感が重要な意味を持ってくると私は考えている。 だから、気軽に公式アカウントとかに批判的なリプライや引用リツイートで批判意見を伝えるとか、「貴方、この人の友人なの?」くらい関係者にタメ口を言ってしまう人とか見ると、不安を通り越して、寧ろ羨望すら覚える。 その思い切りの良さとか鋼のメンタルを、仕事

Spirit Inspiration~2022.10.30『清宮海斗vs藤田和之』~

はじめに清宮海斗という名の船は、未だ発展途上である。 鈴木軍が侵攻中だった2015年末、荒波の中で出港した一隻の船は、2017年の海外遠征、2018年のタッグリーグ制覇→タッグ王座戴冠→シングルリーグ優勝を経て、2018年12月に史上最年少でGHCヘビー級王座戴冠を果たした。 トップレスラーの座に向けて進路を取る清宮だったが、2020年1月の王座陥落以降、約2年以上にわたり荒波に揉まれ、苦難の時を過ごしてきた。 厳しい結果や苦難が襲う幾度もの嵐を乗り越えて、清宮に光が差