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距離感を見誤らない事について

はじめに

最近、人との距離感について考えることが多くなった。


選手や団体のTwitterに対して、気軽にリプライや引用リツイート、写真タグ付けが簡単に出来てしまう時代だからこそ、距離感が重要な意味を持ってくると私は考えている。


だから、気軽に公式アカウントとかに批判的なリプライや引用リツイートで批判意見を伝えるとか、「貴方、この人の友人なの?」くらい関係者にタメ口を言ってしまう人とか見ると、不安を通り越して、寧ろ羨望すら覚える。

その思い切りの良さとか鋼のメンタルを、仕事中の私にも分けてください、と…(泣)。


【関係性】は、入館証ないしパスポートである

これは私の持論になってしまうのだが、「お互いの関係性が構築されていないと、リプライや引用リツイートで怪我をする」事をTwitter等で実感している。

関係性の有無で、話したり伝えたりする内容も変わってくるので、ある種の入館証ないしパスポートの役割ではないかと私は思うのだ。


例えば、私が沢山ご飯を食べた写真をSNSに上げて、それに対して「食べすぎだろ」、「痛風になるぞ」とリプライや引用リツイートで返す人がいたとする。

これが、食事や酒を何度か交わしていたり直にお会いしていたりする方に言われるのと、大して会っていない人から言われるのとでは、(当然ながら)言葉の聞こえ方は大きく変わる。

何度もプロレス会場でお会いしている方で、冗談のやり取りもするような関係なら、これは冗談だと分かるし、私も楽しく受け返せる。
でも、そうでない人の場合、単純に失礼だという感情に変わってしまう。


後者の場合、当人は面白いと思っているんだろうけど、言われてる側からしたら全く面白くない状況も正直ままある。
(まあ、私が相手からそう思われている可能性だって、当然あるでしょうけれど…)

そういうのは、距離感が適切ではないアラートかもしれない。
イジる側も無意識に相手を選んでいるんだろうけど、イジられる側だって相手を選ぶんやで…。


私は最近、こういうしつこい人のリプライに耐えかねて、最終的に相互フォローだった1人のフォローを切るまでに至った。

関係性を無視したリプライが何度も来て、私は相手にせず無視しているのに、その当人には察してもらえない・分かってもらえない虚しさ…。
直接言わないと無理なんだろうけど、そうまでして続けたい関係では無い。

でも、そういうのに察しがつかないから、同じことを繰り返してるんだろうな、きっと(諦観)
これがその人のコミュニケーション方法だと言われたら、何も言えませんが…。


引用リツイートやリプライは、格好のネタにされる

他の相手に引用リツイートやリプライを送るのは、私の中で勇気がいるアクションだ。

ガッチガチに丁寧語で固めていくとしても、そういう怖さを感じてしまうのは「アクションを起こした瞬間に、相手に通知が届くから」なのかもしれない。


引用リツイートやリプライは、言われた側にとっては格好のネタにもなり得る。
サッカーにおける、自陣ゴール近くのパス回しで、相手選手にプレゼントパスをするようなイメージ。
即失点に繋がる、致命的なミスにもなりかねない。

NOAHの元日日本武道館大会に絡み、過去の元日武道館のアーティストを調べてツイートをしたら、知らない人からやってきた引用リツイート
これ言われちゃうと、もうTwitterでけへん(苦笑)


私は、過去にライターさんから引用リツイートで「すいませんねぇ」と悪態つかれたり、選手を敬称略で呼んでいたら「呼び捨てすんなよ」とリプライされたりという経験があるのだけれども、こういう"プレゼントパス"はネタとして何度でも自虐的に擦れてしまう。
逆に考えると、そういう材料を無策のまま与えている事って非常に恐ろしいのではないか、と私は感じてしまうのだ。

武藤敬司についてツイートしたら、届いた引用リツイート。
なお、当人のプロフは選手を呼び捨て。どうして…??


第三者が気軽に公式アカウントへ凸しているのとか見ても、それは思う。
リプライや引用リツイートの何気ない振る舞いは、その人の本質が良くも悪くも曝け出される感覚がある。


私が他人にリプライするタイミングなんて、相手からリプライが来た時か、リプに対して何かオススメを伝えたい時とか、おめでたい事があった時の「おめでとうございます」か、何かあった時の「お大事になさってください…」くらいしかない。
それでさえアクションするのが怖いから、多分殆どやらない気がしている。
それだけ私は、引用リツイートやリプライに慎重になってしまうのだ。


まとめ~距離感と年齢は一致しない~

人との距離感について考えるようになった中で、私自身、特に感じている事がある。
それは「距離感と年齢は一致しない」という事だ。


現在30歳の私より一回り以上歳が上と思われる、人生経験を積み重ねた方であっても、ガンガンネット上で相手にリプライしたりアプローチしたりで、距離感を見誤っているのではないかというシーンをよく見かけてしまう。

適切な距離感を取るという事は、年齢を重ねるだけでは出来ない事だと痛感させられる。
常日頃から意識するくらいでないと、そういう振る舞いはバレるという教訓。
(安易な「オジサンが~」批判はしたくないけれど…)


結局のところ、一般人が言いたい放題言った所で【関係者と一般人】の図式は(一般人が関係者になるとかでない限り)変わらないのだ。
その辺りの距離感は、これからも気をつけていきたいと感じた私なのでした…。


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