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【雑記】なりたい自分と現実の自分との乖離(かいり)をどう埋めたらいいの?

こんにちは、リマークスです。適応障害を患い約半年間、休職したのち今の職場に復職しました。復職理由は人間関係が良好だったからの一言につきます。適応障害の原因が上司からのパワハラだとか同僚からイジメられているのならば、即退職するの道を選ぶでしょうが、そうではないんですよね。

私の場合はあとから入ってきた同僚がテキパキと物事を進めていく様や能力を見て劣等感や嫉妬といった負の感情を抱いた結果、適応障害を患ったのです。上司はもちろん同僚も誰も悪くない、ただただ自分で自分の首を絞めて苦しい苦しいと言っていただけなんです。

現代社会は競争社会

現代社会は端的に言うと行程よりも結果や成果物の出来次第で人事評価されます。営業マンであれば成約数だとか大口顧客からの案件獲得がいい例ですよね。私のようなデスクワークでは参画しているプロジェクトの成功や新システムの選定から導入完了までといったところです。

そしてどうしても相対的に同僚と比較されがちですし、意識しないほうが無理なんですよね。

その結果・・・

  • 「自分はAさんに比べて結果を残せていない」

  • 「自分はたいした仕事をこなせていない」

等などから自分を追い詰めて適応障害を発症してしまいました。

学生時代から競争社会は始まっている

そもそも社会人になってからいきなり「さぁ、今から能動的に動きましょう!結果を残しましょう!」と号砲を鳴らされるわけではありません。

小学生の時、友達と通知表を見て上だの下だの言い合いませんでしたか?
小学生の時、運動神経の良い人はヒエラルキーの上位にいましたよね?
中学生の時、部活で好成績を残した人はモテましたよね?

学生時代からすでに結果が目に見える形で露呈しているのです。マイペースな子であれば自分は自分と他人と比べないですし、何か言われても意に介さないでしょう。ただ私は「人から嫌われたくない」「人からどう思われてるか気になる」「人に負けたくない(劣等感を突きつけられたくない)」と人の目を気にして過ごしてきました。

加齢とともに劣等感が肥大していく

社会人になる前の子ども時代からの劣等感がいくつかあり年齢を重ねるにつれて、余計に人と自分とを比べてドンドン肥大化していったのではないかと自己分析しています。小学生から中学生、中学生から高校生といったライフステージが変わるごとに前のステージの負い目が次のライフステージに繰り越されるイメージです。

私が抱いてる劣等感は下記のとおり。

  • 一般的な人よりも体が細い

  • 一般的な人よりも手首が細い

  • 一般的な人よりも知能が低い

  • 一般的な人よりも運動神経が悪い

  • 一般的な人よりも毛深い

  • 一般的な人よりも記憶力が悪い

  • 一般的な人よりも恋愛経験が少ない

  • 一般的な人よりもコミュニケーションが苦手

ここまでくると「一般人の定義とはなんぞや?」「一般人は逆に個性がないと嘆くのでは?」って笑い話にすらなりそうです。誰しもがコンプレックス1つや2つありますよね。それを「コンプレックス」と捉えるか、「個性」を捉えるかの違いで明るく生きるか、暗く生きるか変わってくるはずです。

残念ながら私はさらにネガティブ思考なので、後者の生きづらい生き方なんでしょう。

劣等感が多いということは肯定感も低く、自分のことを愛せないですし何をやってもダメな「のび太くん」の実写版のような自分は大嫌いです。~でした。と書きたいところですが、まだそこまでのステップには到達していません。

自己肯定感を高めるには「ベビーステップ」にあり

コンプレックスをすべて取り除くなんてほぼ不可能です。例えば鼻が低いことをコンプレックスだと思っている人がいたとしましょう。鼻を整形して高くしたら満足すると思いますか?いいえ、次は二重、歯の矯正と次から次へ欲望が生まれると思うんです。

だからコンプレックスは個性だと思い込んであきらめるように意識することにします。その代わりに自己肯定感を高めたほうが現実的です。

じゃあどうやって自己肯定感を高めるか?私は「ベビーステップ」と勝手に読んでいる方法をいま試しています。たとえば赤ちゃんを例にしてみます。赤ちゃんが二足歩行するまでの過程は以下のとおりです。

  1. うつ伏せ寝転がる

  2. うつ伏せからハイハイできるようになる

  3. ハイハイから柱などをもって立ち上がろうとする

  4. 柱があれば立つことができる

  5. 柱がなくても歩くことができる

※すいません、赤ちゃんを育てた経験がないので想像です。

赤ちゃんがいきなりスックと立ち上がったら神童ですよね。しかし現実的な話をすると上記のように段階ごとにクリアーしてようやく二足歩行が可能となります。

なにが言いたいかって?仕事でもいきなりできるわけがありません。いきなり何の説明もないまま新卒の子に「ウォーターサーバーの契約をとってこい!」と言われてもとってこれないですよ。そんな会社あるんですか?あります。私の前職の会社(ブラック)がそうでした。

上記の例でいくと

  1. ウォーターサーバーの知識を習熟する

  2. 営業のロールプレイを何度も行う

  3. ウォーターサーバーを求めている企業に絞る

  4. アポをとって話を聞いていただく

  5. (うまくいけば)成約!

といった流れですよね。いきなり5.(うまくいけば)成約なんて、数撃っても当たりませんよ。当たったとしても「新卒の子が無茶な営業して頑張ってるから契約してやるか」と新卒カードで奇跡を起こせる時ぐらい。基本的に無理な話ですよ。

赤ちゃんのように小さなステップをこなしていくことで、「あぁ上手くいった」と成功体験を積めるのです。すると次のステップで詰まったとしてもあの時、上手くいったのだから次もやったらできるかもと小さな自信がつくのです。

私の仕事例で話をさせていただくと、SQL(データベースの操作や抽出を行う言語)をまったくと言っていいほどわかっていませんでした。今もそんなにわかっておらずA5:SQLというツールで5.まで出来ている状況です。

  1. 「え~っとselectのあとのカラム名ってなんだっけ」

  2. 「fromのあとはテーブル名か・・・」

  3. 「なるほどwhereで条件を絞れるんだな」

  4. 「くそ、このテーブルじゃ抽出したい項目がないどうしたら・・・」

  5. 「そうか別テーブルからinner join(内部結合)させたらできるな」

同業種の方からすると「そんなこともわからないの?」と思うでしょうし、異業種の方からすると「えぇー!それってすごいじゃん」とまた評価が変わってくるでしょう。実際、同業種だろうが異業種だろうがしょせんは他人からの評価にしかすぎません。

他人からどうこう思われたり言われるよりも、自分が一歩ずつ少しでも前に歩みを進めているかどうかなんです。いきなり1×10をやろうとせず、1+1ができていれば・・・極端な話1+0.3とかでも良いじゃないですか。少なくとも1から増加しているのですから。赤ちゃんのように少しづつステップを進むことを「ベビーステップ」と勝手にしました。(すでにある言葉でしたらすいません)

最後に

人の一生の半分は労働です。大学や専門学校を卒業すると労働という名の監獄に入れられて苦役に服すことに絶望を感じるかもしれません。そんな中で人と比べられる現代社会ですが、真に受けていては自分のメンタルが持ちません。休職するだけで済んだらいいほうで+αパワハラまで受けると、一生働けなくなる可能性だってあります。

どうせなら少しでも楽しく仕事したいじゃないですか。もちろん職場環境も大事ですが、自分が少しでも成長できたら自分を褒めてあげる。自分自身を認めてあげる。今の自分自身を受け入れる。を私は試しているところです。もし私と同じように劣等感に苛まれていて自己肯定感が低いようでしたら、試していただけると幸いです。

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