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Chiko Maia
2021年4月19日 12:59
今からでも読んで欲しい!地上に永遠に残したいファンタジー小説。こんなにも小説の主人公を、愛おしく思ったのは初めてのことだと思う。もちろん、気に入った小説であれば、少なからず主人公に共感することはある。けれどそれは、あくまで小説の中の人物であり、「会いたい」などと、本気で思わないのが普通だ。しかし私は、この本の主人公、"ゲド"に、無性に会いたい。会って、人生について、この世界について、たくさんの話
geek
2021年12月5日 04:31
昔に書いていたメモであった。* * * 3巻までに流れている作者の思いは一貫していて、読めばじかに伝わってくる。それはであって、3巻が3巻ともそうである。ただ、「誰を」信じるかのベクトルの向きが異なるだけである。この物語に、そのベクトルの向きはふたつしか無くて、ひとつめは「自分を」信じるふたつめは「他人を」信じる 1、2巻は表面だけなぞって読んでいても