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内なる男性性を整えることは花嫁修行

『花嫁修行』なんて言葉は、もはやまったくピンとこない、古くさい言葉かもしれません。

だけど、あえて使うとするなら、これは女性に限ったことではなく、男女ともに内なる男性性と女性性を整えることを意味します。

女性は父親との関係が、男性は母親との関係がそのままパートナーにスライドします。また、会社の人間関係も然りです。

詳しくは是非学んでいただきたいなと思いますが、今日は私が結婚する前に自分の男性性を整えていったエピソードの1つを書いてみようと思います。

参考になれば幸いです♫

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私はかつて大嫌いだった上司がいました。


気前のいい面白くてちょっかいを出してくる
愛嬌のあるいいおじさんだったのが


同じ部署の上司となった頃から
段々カゲリが出てきて、、


直属の上司となった頃には
史上最高、最も避ける相手となりました。


気が小さくて
字も小さくて更に汚くて読みずらい
どー考えても書類の枠に文字を詰め込みすぎで


その汚くてちょー読みづらい書類を
自分がPCを使えないから(そんな時代のこと)
私に自分の仕事の後始末を堂々と振ってくる


読解不能な文字を人に読ませる非常識
書類の枠に文字を詰め込みすぎる要領の悪さ
上司の顔色ばかり気にするチキンハート

「私の上司、最悪すぎるわあ」
「大嫌いじゃあ」
と、バトルを繰り返していた時代がありました。


ただバトルと言っても、
私の戦法は、言いたいことが言えなかったのと
感情的になることはアホだと思っていたので
(自分の思いを言い出すと泣いてしまう自分が嫌だったので)


コミュニケーションを避け(電話になるべく出ない)
おし黙ることで不仲をアピールし
相手に悟ってもらう様に仕向ける方法でした。


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その当時は
これが精一杯の対処法だったのです。


だけどこれって

「1人の社会人として常識的に生きてきた」
なんて言うものの


とっても非常識で、要領が悪く
理不尽だと思っていることを一言も言えない
チキンハートという


「大嫌いじゃあ」と
嫌った相手を表現していたのではなくて
まさかまさかの自分のことだったのです。


この世界は実は
相手を語るほどに自己紹介をしています。
自分を語っています。
これ、覚えておいてください。

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自分の中で否定しジャッジし続けていること
その否定している同じ部分を持っている相手が
目の前に現れると


当然ですが
否定したくなる
裁きたくなる


自分のコンプレックスが自分で許せないから
相手を非難し落とす、、。
そうしないと生きられなかったのです。


そして
相手を下げることは
自分を下げることだと気づかないから
ずっと不満と不足の世界の住人でした。


これは、相手は自分だったと気づくまでは
残念ながら終わりません。


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相手を許すんじゃないんです。
自分にもそんな側面があることを知るだけ。
嫌いを好きになることではありません。


本当はバランスが取れていたものを
自分が切り離して見ているに過ぎないと
知っていくことなのです。


そして

なんの否定もなんの批判もしなくていい、
本当はなにも困らない様になっている
『自分自身という存在』を知ったらいい。

『存在そのものである生き方』に
いつも注意深くなったらいい💕


あなたのやることはこれだ✨✨


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ちなみに
この史上最高に嫌った上司は
私の父の中に見ていた最も嫌ったものでした。

だけど同時に、嫌う前に見ていた上司の素敵さも
父そのものであり


私そのものである私の男性性は
こうしてバランスを取り戻したとさ。

という体験の一つでした🥰

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ミロスアカデミー講師・マリッジカウンセラー

松本典子(まつもと のりこ)
大学卒業後、大手百貨店に入社。担当ブランドの売上を過去最高にするなどキャリアを積み企画・運営・販売のトータルプロデユースを行うバイヤー職へとジョブアップする。

その後、難病の母親の悲惨な死と助けられなかった「罪悪感」により、それまでの価値観が崩壊。「生きること」「本当の幸せ」とは何か?真の答えを求める生き方へシフトするも「8年間の不倫」や「3度の結婚の破談」など、男女関係にはことごとくつまずいていた。

しかし「自分も誰も愛せない苦しみ」の源泉を「ミロスシステム」により理解すると同時に超えていくことができた時、パートナーと出逢い44歳で結婚。

現在、2000名以上の方々に受講いただいた「自分とのパートナーシップ力」を軸としたプログラムを通して、これからの生き方に迷いと不安を抱えている40代・50代の世界中の女性の幸せのために、日々邁進中。


https://www.facebook.com/groups/mirossrelationship/




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