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本棚の本紹介

投稿企画に合わせてうちにある本の紹介をしたいと思います

特に目を引く本というよりは代表作ばかりですが
別記事で熱く語るほどの語彙を持ち合わせていないのでここで消化したいと思います

はじめに

どう見ても積読状態の本もありますがそれは別に機会に話すとしてこの通りの本棚です
ちなみに漫画の棚は今回は紹介しませんがこれもそのうち紹介します

この棚の本の中から先に好きな本を紹介した後に棚ごとでジャンル分けされているのでそこの解説をしたいと思います

あと本の紹介をする以上ネタバレを普通に含むのでお気を付けください

海底二万里

この本は元々は四畳半神話大系とディズニーシーの影響があって読み始めました

海底二万里の話の中には航行中の緯度と経度が割と正確に記載されていて実際の地図と合わせてみながら読み進めると世界観を広げられてより楽しめます
そして四畳半神話大系の話の中にはその航路を地球儀を使ってまち針のようなものを指して本を読んでいる描写がありました

そもそも海底二万里に原作があったことを知らなかったしタイトルの二万里は深度ではなく距離だったことにも驚きました

この本の面白いポイントは何といっても世界観の描写の分かりやすさです

ひとつは作品が発表されてから約150年近く経っているのに現代でも実現できるのではないかと思わせる機械の仕組みにあります

作中に出てくる潜水艦「ノーチラス号」
この潜水艇の動力源は電気で、中は広々快適空間でパイプオルガンも弾けちゃいます

作中のストーリーは、アドベンチャー要素や海での生活描写での楽しい生活の場面はもちろんのこと、生々しい争いの背景やノーチラス号の本当の使命など複雑に思惑が絡み合う謎解き要素もあります

人間ドラマ的な雰囲気が漂いながらもほとんどは潜水艦での出来事なので簡単には逃げられない

潜水艦の船長でディズニーシーでもナレーションをしてくれているネモ船長は腹の底で何を考えているのか分からない

何度読み返してもハラハラするのでお気に入りの本の一冊です

余談ですが僕はこの本を読むとなぜか紛失してしまい既に三度購入しなおしています

なので今のところ家には別の翻訳本が二冊あるので安心です

地底旅行

小説版(岩波文庫)と漫画版がありますがどちらも面白いのでおすすめです

海底二万里と続いて同じジャンルと思いきや
僕のこの本について推したいポイントは海底二万里とは全く違うところにあります

この本ももちろん海底二万里と同様に現実にありえそうなSFの世界観を持っていますが、大きく違うのは対峙する相手が完全に自然であり向き合うのは自分自身なところです

海底二万里にもネモ船長が過去と向き合うような場面は存在しますがこの描写はネモ船長がなぜ復讐を繰り返す哀しい人になったのかというバックボーンのための描写です

地底旅行は主人公のアクセルが叔父で鉱物学の教授のリーデンブロックに振り回されながらもアクセルの科学者としての気質と好奇心、リーデンブロックの気質に勇気を貰いながら数々の困難を乗り越える冒険小説です

リーデンブロックがどんな状況でも信念を曲げずに突き進む姿は物語冒頭こそやれやれといった感じですが後半になるに連れてアクセルと共に共感していき勇気付けられる熱い物語なのです

写真を見てもらうと分かりますが冒険本棚としてジャンルで分けています

ちなみに余談ですがこの冒険、科学ジャンルでの積読はガリヴァー旅行記です

岡本太郎


この本のジャンルに関しては以前noteに書いたのでそっちを見てください

この岡本太郎の本の上に横倒しになってる本はアメコミのジョーカーの本とエドワードゴーリーの絵本となっています

おそらく芸術系でまとめている可能性がありますが僕は覚えてません

辞書の棚


これに関してもnoteどころかマガジンでまとめてるのでそっちを見てください

この棚の本でお気に入りなのがクラシック酷評辞典です

どんな内容かというと有名な音楽家、コンサートに対して寄せられた批評、批判を集めたものになります

好きなチャンネルで紹介されていたので買いましたが本当に楽しい気持ちになれるのでおすすめです

ちなみに今通読はサボりがちで停滞しています
原因はフォーエバーブルーの新作が発売されたからではなく怠惰です

心理学、哲学

一時期ハマっていた時期がありエッセイ本と合わせて置いてあります

全く活かせてる気がしませんので言及しません

陸上競技

たまに読み返して基礎練をもう一度取り入れたい時に使用しています

写真には無いものの別の棚に陸上関連の本があり練習記録と合わせて保管してあります

ここの本で培った話は競技で活かすか最近始めたポッドキャストがあるのでそちらを聴いてください

不定期でだらだらとやってます

興味ある系の棚〔空飛ぶスパゲッティモンスター教〕

八日目の蝉は映画で観てめちゃくちゃ泣けたので買ったのですが読まずに積まれています

他に罪と罰に関しても全然読んでません

本棚にあるべき本だろうと思って買っただけで読む気すら起こしておりません

ここのコーナーでおすすめなのが反⭐︎進化論講座です

こんな本怪しすぎる!!という意見は直球で受けるとして何の話かというと
空飛ぶスパゲッティモンスター教という
パロディ宗教の福音書になります

インテリジェントデザイン論という進化論を学校で教えるなら神が生き物を作ったという説明もするべきだという論調に対して皮肉めいた視点で生まれた宗教です

歴史系

ここの棚で良かったのが孫子と主君です

孫子は原文と語訳が載っているので読みやすく長く無いので分かりやすい

よくビジネス書で引用されているイメージですが確かに使いやすいのかもしれません

ただ、兵士をどう動かすかとか兵士の並べ方に関してはあんまりピンと来なかったです

日本の戦国武将達が読んでいたことに対して想いを馳せるという読み方も風流だと思うので一読の価値があります

そんな戦国武将の小説が主君です
木俣守勝という武将が主人公ですがその主君である井伊直政の話です

とにかく猛将ですぐ先陣を切りボロボロで戦う井伊直政と本当は家康に仕えたいのに若造の直政に仕えろと命令されてしまった守勝は家康の命令なら仕方なく…とその期間20年以上も共に苦楽を共に過ごすことになりました

しかしその間ずっと守勝は直政にそっぽをむき続 けたのに直政は守勝には優しくそれが腹立たしく

という感じで不器用で実直な守勝と人斬り兵部と言われるほど周りから恐れられる直政がずっと守勝を1番に信頼している

そんな噛み合わない関係性と戦国時代を生きる1人の不器用な男の決断を描いたこれも熱い物語です

井伊直政はどうする家康でちゃんと出てきたし大河ドラマは難しいけど逸話としては面白い話ばっかりだなぁという人なので興味のある人は是非

事件、怖い系

だいぶ前、病んでいた時期にシリアルキラー展にハマった時がありその関係でこういった本のジャンルに手を出していました

今はなんか読めませんが東野圭吾さんの本は今でも好きです

1番好きなのは名探偵の掟

丁寧にふざけ倒しているのでスラスラ読めるしドラマ化しています

長々と紹介してきましたが一冊を紹介するとなかなか書き出せなかったのでこうしてまとめて紹介できて良かったです

そのうち漫画版をやりたいですがほぼジョジョの奇妙な冒険の話になってしまうので上手いこと分けたいと思います

#わたしの本棚

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