我々が目指す、アフリカ12億人のための誠実な努力が報われる社会
本日、合計2.2億円の資金調達のプレスリリースをさせて頂きました!(そしてすでに追加〇〇億円の調達の話も!)
EquityではLaunchPadFund(Headline Asia)、セゾン・ベンチャーズ社、マネックス社、ディープコア社、Link-U社、エスビーティー社。Debtではブルー・トパーズ社、ファルス社。
思えば、資金調達のために日本へ一時帰国したのはスタートアップの登竜門のLuanchpadピッチにzoomで参加したのがキッカケでした。なんと、鎌倉仲間の川村さんが代表取締役になっていて、知人の目の前で自社のピッチを笑顔を作りながらするという大変恥ずかしい感じから始まり。(多分)贔屓なく一次選考で出資を確約して下さり、優秀なスタートアップからのピッチを嫌と言う程聞いているであろう中で、太鼓判を押してくれたのは非常に嬉しかったです。IVSの場で島川さんにも会え、最高な那須でのイベントでのピッチ登壇は日本に帰って良かったなと心から思わされました。
(写真:鎌倉事業時代の、先輩経営者のご縁で投資が決定)
更にはマネックスベンチャーズの和田さんもケニアで知り合うというファイナンス&アフリカの知見を持った稀有な存在。
尊敬してやまない日本での割賦販売の王者[緑屋]の歴史を継承するセゾン社の一色さん・浦田さん
一個上にも関わらず既にマザーズ上場、そのたった1年後には東証1部へ市場変更という学ぶ所がありすぎる経営の大先輩Link-U松原さん・志村さん
ソフトバンク時代にGrab Taxi、米Sprint等々の案件更にはイギリスARM買収を指揮した方々が作ったVCのDeepcoreの木村さん
テレビで見ていたArm買収劇の元裏側にいた世界トップ中のトップクラスのチームの超優秀な方々から投資を決めて頂いたのは、心踊る所の騒ぎじゃありませんでした。
ちょっと出来過ぎかと思うぐらいの豪華な尊敬する投資家の方々に投資対象に選出頂き、身が引き締まりすぎて痩せるんじゃないかと思っていますw
何より思うのは実は、
元々の知人が経営するVCや投資家が全株主9社中で5社も入っており、22歳から起業して鎌倉で地道に築いて来た信用は間違いじゃなかったなあと。
これはやっぱり自分の原体験の一部でもあって、粉骨砕身でやってきた行動だったりはもちろん、苦しんでいた期間とかもシェアして、その人の人となりが垣間見える多くの瞬間は、ちゃんと誰かが見えてくれていて、人に八つ当たったりせずに、全て自分の主体的選択により生きている、という信条も、全部今に繋がっていてくれているという事を、しみじみ思った次第です。
まさに今やっている信用スコアリング化までとはいかないですが、とある人だけには見える自分の信用の指標みたいなものが、たまたま僕の場合は前から知り合いの投資家の方から高くて、その目に見えないスコアを元に意思決定してくれたのだなあと。
こういう出来事がある度に、アフリカで努力が報われていない人のために、仕組みを整えたいと思うわけです。これをPay forwardだなと。
それは他人の言葉の引用でなく、真の心の奥底から湧いてくるもので、多分迷った時とかに自分の活力になってくれるはず。だからこそVISIONのディティールにこだわるし、ただ単なる私腹肥やしがしたいとか、っていうのじゃないからこそ、ケニア人社員もその繊細な行動の違いを感じ取ってくれてる。
なので信用スコアリング信用スコアリング×100回ぐらい言っていますが、それは貸倒が一切消えて無くなる魔法の指標じゃないのです。(よく勘違いされがち)
努力が報われなくて、不貞腐りたくなって犯罪に手を染めそうな人の感情を、少しでも、ほんの少しでも「お?もしかして誠実に努力した方が自分の人生にとって得かも」と思わせる、世界を変える一手なのです。
今、資金調達に苦しんでいる皆さん、苦しい時のその人の所作は、必ず誰かが見ています。
当然他人に八つ当たりしていたら人は離れていくし。逆に自己犠牲になりすぎててもあれなんで、健全に。
健全に、愚直に事業と顧客に向き合っていきましょ。
顧客に向き合っててもしょうがないんで、まずは環境づくりから、みたいな方もいるかもしれませんが、安心してください。
愚直に顧客の課題に向き合ってれば勝手に誰かが見てくれていますから。
「御社、競合に食われちゃうんじゃ無いですか」
そんな危機感、自分たちが一番知ってらあ。
でも、原体験が自分の中であって、それが高能力な人を上回る原動力な場合、自分自身が潰れない限り「事業」は潰れないんすよね、たとえ法人格は潰れようとも。目的達成へのパスのディティールは、原体験浅い人より遥かに鮮明に見えているので。
まさに今回の新規株主の方々は、同じ船に乗ってくれた感じ。小舟になって穴が空いても、目的達成のために漕ぎ続けますのでご安心を。
もちろん、人の誠実性が逆効果で時には裏切られたりする事もあるし、むしろ世界ではその確率の方が多いのは事実。それでも信念を曲げずにやっていきましょうや、起業家仲間で一緒に。
当然自分自身ができていない欠けている事だらけなので棚に上げずに、驕らずに(弱小スタートアップなのは自分自身が一番理解しているので)、これからも自らの人生の主体者として、地道に、そして志は高く、スピード感持って、これからもうにゃうにゃやっていきます。
今回のプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000056749.html