かんざわみづき/礼法講師🌸香司

看護師→香司・礼法講師。超庶民の私が「和」の世界に入り、奮闘してます。礼法とお香から日…

かんざわみづき/礼法講師🌸香司

看護師→香司・礼法講師。超庶民の私が「和」の世界に入り、奮闘してます。礼法とお香から日常で感じたことまで、心に浮かんだことを綴っています。夢は講座・ワークショップで日本全国を巡ること。礼と香まとい https://kanzawamizuki.com

最近の記事

夏の風物詩蚊取り線香づくり、開催しています。 想像以上に体力(握力?)を消耗するようで 作り終えたあとは皆さま魂が抜けてしまったかのようになっております(笑) そして作りました報告をSNSで報告してくださるお客様がいっぱい!とっても嬉しい!! まだまだグルグルしていきますよ!! 

    • 私、和装はひよっこなので

      ありがたいことに 着物のイメージが強いと言っていただけるのですが 私、着物を着るのは苦手です。 そもそも礼法のお稽古って 着物を着ることは必須ではありません。 着れた方がベターではありますが、 マストではないので、 着物を持っている必要も、着れる必要もなし。 発表会的なものも、ないですし。 もし、着物が必須だったら 私、礼法をやってないかも…です。 ではなんで、今たまに着ているのかといえば 礼法のお稽古を先生から受講しているときに 「もしかして、これ、 着物で動いた

      • その玄関の上がり方、自信ある?

        上着を脱いだり着たりするタイミングとか、 食事をとる時の動きとか。 日常の動作って、その人の生活や 育ちの良さが垣間見れるように思います。 何気ない仕草は 「この人はいつも、こういう動きなのね」 と感じられ、その上品さに見惚れてしまいます。 でも私だって 激安大好きだし、 大きな口で笑ってしまうガサツさだけど できれば上品に見られたい!! そんな私に 礼法はピッタリだったと思います。 育ちが庶民であっても 育ちが良さそうに見える武器が 礼法のように感じます。 なぜ

        • 認知症の母と散歩

          「ちょっとその辺、散歩してくる」 と認知症の母が言うので 「じゃあ、私も一緒に行くよ」と言うと 「そう?」と嫌がる感じでもないので 一緒に外に出る。 5年前まで母は 毎日1時間は一人で歩いていた。 私は散歩だと思っていたのだが あとから聞いたら本人としては「ウォーキング」だったらしい。 健康を気にして歩いていたらしい。 だから、足腰はそこそこ丈夫。 でも今、母が一人でに行ったら ウォーキングでも散歩でもなくなってしまう。 ただ母と歩くだけなんて 何十年ぶりのことだろう。

        夏の風物詩蚊取り線香づくり、開催しています。 想像以上に体力(握力?)を消耗するようで 作り終えたあとは皆さま魂が抜けてしまったかのようになっております(笑) そして作りました報告をSNSで報告してくださるお客様がいっぱい!とっても嬉しい!! まだまだグルグルしていきますよ!! 

          大河ドラマ「光る君へ」 お香の視点から

          始まったばかりと思っていた「光る君へ」も もう折り返し地点。 柄本佑は私の好みの顔ではないのだけど この頃かっこよく見えてきたから不思議だ… さて平安時代のドラマなので お香についても何か出てくるかなぁと期待していましたが お香を焚いたり作ったりする場面はこれまで1つも出ず。 所々で「これは香炉かな?」 と思うものはチラホラと。 それが、これと似たようなものでした。 遠くにぶら下がっているものがソレです。 拡大したのがこちら。 これは私が京都に旅行にい

          大河ドラマ「光る君へ」 お香の視点から

          普賢菩薩の乗り物

          昨年の8月からの 2ヶ月に1回のお楽しみ「京ことば源氏物語」。 ⁡ この週末に「六帖 末摘花」を聴いてきました。 ⁡ 山下智子さんのゆったりとした口調の 源氏物語の朗読。 ⁡ 源氏物語の朗読、といっても 古典の源氏物語を読んでいるのではありません。 ⁡ 京ことば源氏物語は 国文学者中井和子先生が 現代京ことばに訳された本。 ⁡ 現代といっても令和の時代ではありません。 100年ほど前の京都の言葉です。 ⁡ それを宮中に仕える女官(=女房)が語るように話す、 女房語りで聞かせて

          本日、夏至、そして梅雨入り。 庭の蓮は全く手入れをしていませんが、元気に葉を出しています。 が今年はまだ、蕾が出る様子なし… 梅雨は「早く終わらないかな」と思うことが多いのですが 日本の季節を語るのに梅雨は欠かせないと思えば 梅雨が趣深く感じると気づいた、大人になった私です。

          本日、夏至、そして梅雨入り。 庭の蓮は全く手入れをしていませんが、元気に葉を出しています。 が今年はまだ、蕾が出る様子なし… 梅雨は「早く終わらないかな」と思うことが多いのですが 日本の季節を語るのに梅雨は欠かせないと思えば 梅雨が趣深く感じると気づいた、大人になった私です。

          お香は湿気との相性は抜群です。 湿気があると香りが拡散しづらいので より香りを感じることができます。 雨の日は(今日は土砂降りでしたが…) お線香をくゆらせて 部屋でのんびりと時間を過ごすのも いいものですよ。

          お香は湿気との相性は抜群です。 湿気があると香りが拡散しづらいので より香りを感じることができます。 雨の日は(今日は土砂降りでしたが…) お線香をくゆらせて 部屋でのんびりと時間を過ごすのも いいものですよ。

          だから礼法が好き

          先日、日本礼法道協会会報誌に載せる記事の取材のため 認定講師のもとへ。 素敵なお寺でお話を聞かせていただきました。 こちらのお寺、お香のワークショップでも 何度もお邪魔しているのですが 何回訪れても「は〜いいところだわ」とため息がでます。 改めて、なぜ礼法を学ばれようと思ったのかなどお聞きし、 私自身が礼法の魅力を再発見した日となりました。 そして長いこと、師匠とご一緒させていただいてますが、 今でも毎回、必ず、師匠の「何か」に笑いをもらってます(笑) 礼法という、一

          知名度は低いけど、知るとハマる人が多いお香

          塗香のご依頼をいただき、作らせていただきました。 塗香はパウダー状のお香。 火を使わないお香なので 一番手軽なお香なのですが 使われる場面が少ないため 知名度が低いお香です。 けれども 私のワークショップでは大人気。 塗香というものを初めて聞き、 興味があって参加しましたという方。 高野山に行った時に初めて使い、 自分でも作ってみたいと思われた方。 前回ワークショップで初めて知り、作り、 使い切ったのでまた作りに来ましたという方。 リピートで参加し

          知名度は低いけど、知るとハマる人が多いお香

          我が家の看板ネコの話

          我が家の看板猫すぅちゃん。 お客様が来ると、必ず玄関までお出迎え。 これまでお客様に シャーっと言ったことはありません。 「抱っこはダメよ」ですが、 猫のあいさつ「鼻でチュ」は 猫好きさんには、して回ります。 こちらの画像は ワークショップに来てくださったお客様が 撮ってくださったすぅちゃん。 めちゃくちゃ可愛い(親バカ) 昨日は草むしり日和だったので すぅちゃんを縁側に繋いで 夫と庭の草刈りを。 すぅちゃんも気持ちがよかったのか 私たちが草をむしる横で ご機嫌で

          落ち込むことがあったときの私なりの贅沢術

          今週初めに起こった事件により、 今週は気分が低迷状態。 気分が下がっている時は 自分が好きなことやワクワクすることに 目を向けるようにしています。 それが50年生きてきてわかった処世術。 どうしよう、困った、 そればかり考えていると さらに、そちらの方向に向かっていくことが 多かった気がします。 一度負のループに陥ると そこから抜け出すのはなかなか大変。 だから、負のループにハマらないように ハマる前に道を変えるのがベター。 事件に対処はしつつ、 それ以外の自分が

          落ち込むことがあったときの私なりの贅沢術

          昨日からのガッカリ、いやむしろムッとした案件

          昨夜、父から電話があった。 警察から連絡が来て、今行ってきたところだ、と。 母が迷子になったのかと思ったら、 そうではなく、 ご近所から警察に通報があり、 母のする行為が迷惑だからやめさせてほしいというのだ。 母が何をしたかといえば そのお宅のお子さんに 「かわいいわね」といって近づいたり、 触ろうとしたりしたそうだ。 しかも、母がそのお宅の敷地内に 勝手に入ったという。 それが頻繁にあるので 辞めさせてほしいというのだ。 母は7年前から アルツハイマー型とレビー小

          昨日からのガッカリ、いやむしろムッとした案件

          自分で作った香りが一番♡

          私の線香づくりワークショップでは 天然香料100%で お線香を作っていただいています。 基本的にですね、 お香の調合をした時に「失敗」はないと 私は思っています。 臭い香りの香料はあっても 調合すると臭い香りにはならない。 この香料とこの香料を合わせると 臭い香りになるというのもない。 そもそも自然由来の優しい香りですから。 だから、誰が調合しても いい香りのお線香が出来上がります。 そしてこのワークショップで 「初めて天然香料のみのお線香の香りを嗅ぎました」 と

          自分で作った香りが一番♡

          え?もう6月⁇ 最近物覚えが悪すぎて 令和が5年なのか6年なのか よく忘れてしまう… きっと覚えたころには年末だわ… 今日は雨だったので、この写真を見てを気分転換。 先月、仙台に行ったときの空。 ラピュタのシータの名言、 「土から離れては生きられないのよ」 を実感する今日この頃。

          え?もう6月⁇ 最近物覚えが悪すぎて 令和が5年なのか6年なのか よく忘れてしまう… きっと覚えたころには年末だわ… 今日は雨だったので、この写真を見てを気分転換。 先月、仙台に行ったときの空。 ラピュタのシータの名言、 「土から離れては生きられないのよ」 を実感する今日この頃。

          日本の香り 西洋の香り どちらがお好き?

          お香調合と香水調香、 日本の香りと西洋の香りを 一度で両方楽しめるワークショップ。 こちらのワークショップの開催リクエストをいただき、 開催させていただきました。 ワークショップ前半では塗香づくりを 後半では香水づくりを楽しんでいただきました。 エッセンシャルオイル(精油)の調合や調香は メジャーだと思いますが、 香水調香のワークショップを開催している教室は 少ないのではないでしょうか? え?そもそも、 エッセンシャルオイル(精油)と香水は 同じものではないの⁇ そ

          日本の香り 西洋の香り どちらがお好き?