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霊視経営コンサルタントの友野高広です。​
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。​

今回のテーマは「重要!経営者に必要な目的という視点」です。​

経営者にとって経費を削減することは、興味を持たれるテーマです。​

状況にもよりますが、経費削減は、売上を上げることよりも利益率を上げることにつながることがありますので、それなりのインパクトがあります。​

そして、経費削減をするために比較検討をするのは常です。​

複数の会社から見積りなどを取得し、比較検討することは確かに必要です。​

しかし、そのような比較検討をする前に大事なことがあります。​

ここが結構見落とされがちです。​

それが何かというと「目的」です。​

何のために比較検討するのか?その目的とは何か?です。​

「目的は経費削減でしょ?」​

そのように言われそうですが、そういうことではありません。​

そもそも、経費削減をする目的が何かということです。​

実のところ、経費削減する目的が曖昧で「とにかく安くなればそれでいい」という考え方の経営者がいらっしゃるのですが、ここで氣をつけなければならないのは、安くなる=利便性が下がることにならないかどうかです。​

経費削減することによって、見た目の利益率は上がるかもしれませんが、もし利便性が下がるのであれば、それは事業全体としてのパフォーマンスが低下することを意味します。​

つまり、利便性が下がる=手間暇の負担増になるのであれば、それは実質的に利益率が下がってしまったことにつながります。​

これは部分最適化をした弊害で、大きな組織によくみられるパターンです。​

何らかのサービスや商品、外注先の見直し、比較検討する上では、全体最適化に反していないかどうかを見る必要があります。​

つまり、目的を見誤らないという判断が必要であるということです。​

そして、それとともに、比較検討する時間や手間暇も考慮することが必要です。​

経営者の時間単価は高いです。​

その時間単価が高い「経営者の時間」という貴重なリソースを、どこに使えばいいのか?​

比較検討する時間に割くほどの効果が果たしてあるのか?​
その時間を集客や売上を上げることに費やしたほうがいいのではないか?​

そのあたりも考えることです。​

何をするにしても、常に「目的」の視点で考えることです。​

そうすれば、利益率は必然的に上がっていきます。​

経営者は「目的」という視点を持つことです。​

それでは本日のお話は以上です。​
ありがとうございました。​


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