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3:事業アイディアと出会う

私が思う「起業するプロセス」は2つ、
1.事業の種に出会い、結果的に起業すること
2.起業したいから、起業アイディアを考え行動すること
とお伝えしました。

1は、研究者の方が多いでしょう。
もともと特定の専門分野を研究する中で、偶然、事業として活用できる発見を行い、研究を事業化するために、研究者がアントレプレナーになる。
あるいは、経営者となるパートナーを連れてきて、共同で創業する。

自分は研究者ではないからアントレプレナーになれない、とがっかりする必要はありません。

アントレプレナーの多くは、2です。
孫正義氏も、若かりし10代の頃には、「発明ノート」をつくり、自ら「どんなアイデアもいいから必ず1日に1個の発明をする」とノルマを課した、と言います。
野球選手のイチローがどんなときでも素振りを振り続けたのと同様に、アントレプレナーは、どんなときでもアイディアを考え続け、行動し続ける。

これを続けた先には、必ず、アイディアに出会える、と私は考えます。

あえて「アイディアを思いつく」ではなく、「アイディアに出会う」という表現をしたいです。

それほど、起業には「セレンディピティ」(予想外のものを発見すること)が影響を与えていると思っています。

私自身、ギルトフリースイーツの専門店「フードジュエリー」を起業するきっかけとなる<ブリスボール>を知ったのは、偶然でした。
ナチュラルローソンで、レジ横のディスカウントエリアに目を向けると、オーストラリアから輸入したドライフルーツでできたお菓子”Health Bomb"を見つけたのです。
ちょうどそのころ、全国展開するヨガスタジオ「スタジオヨギー」の取締役だった私は、ヨガスタジオで販売できるお菓子を探していました。しかし、ヨガをする人たちでも罪悪感なく食べることができるお菓子がなかなか見つからず、私自身お菓子好きだったこともあり、悩んでいました。

だからこそ、”Health Bomb"と出会った瞬間、ピンと来たのです。
「オーストラリアには何かある!」

いまでもあの瞬間をはっきりと覚えています。
あの時、お菓子に対して問題意識を持っていなければ、スルーしていた、いつもの日常だったと思います。
しかし、お菓子に問題意識を持っていたからこそ、Health Bombと出会い、オーストラリアを軸に、ドライフルーツでできたお菓子を探す、という行動をとることができました。
そして偶然にも、当時まだ日本では流行っていなかったInstagramで英語検索をかけたところ、ドライフルーツやナッツからできた<ブリスボール>と出会ったのです。

常にアイディアを考え続け、アンテナを高く持ちましょう。
そして、事業アイディアに出会った瞬間に、しっかりとつかんでください。

ポイント3 アイディアはあなたの周りにたくさんある

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