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回想に現る美術品の共通点


先日、
子供を耳鼻科に連れて行った時のこと

ふと壁に飾ってある作品に
目を奪われた


『この切り絵はどこかで…』


それは、
那須 霧の凄い季節 湿った空気
ガリバー王国 美術館 ポストカード…

時々思い出す


家族旅行


わたしが思い出した作品のある
美術館は

『藤城清治美術館』


現在は栃木県那須にあるみたいだ。


当時
ポストカードを買ってもらったのは幼稚園生だったらしい…


そうなると

現在美術館がある場所には
行ってないみたい

はて、
あの時は何県の美術館に行ったのだろうか



母親に確認したところ

長野県白樺湖 だそうで

那須高原に行った時の家族旅行とは
また別の時に訪れたみたいだ


記憶というのは
断片的になるものだなぁと改めて思った


けれど、
断片的な記憶がパズルのように
繋ぎ合わさって

まるで現在の藤城清治美術館が
那須にできることを予言してたみたいで

面白い✨


……


ネットで
藤城清治さんの作品を拝見して

鮮明に思い出した

『そう、この小人たちの切り絵!』

ひとつの作品の中に
こまかーく表現された光と影の世界

本当に素敵…✨
(近々図録を取り寄せようと思います)


ふと、


ひとつの作品の中に
細かく表現される世界観…


あっ、となった。



世田谷美術館で

2021グランマモーゼス
2021シスコパラダイス

を観に行った時との世界観


『わたしはひとつの作品に、ぎゅっと詰まった世界観が好きなんだなぁ』

と言葉にすることができた


本や、美術品や、ファッション…

沢山のものを見比べて
わたしの『好き』が見つかるとき


とても穏やかな
落ち着いた喜びになる


それはなんでだろう


ノスタルジック的な


そんな安心感なのだろうか


たまに『好き』に自信がなくなる時があって
確認して、安心したくなる


『好き』に自信がなくなる理由を
自分なりに潜ってみたら

やっぱり潜在意識的なものが邪魔をしてる


もっと『好き』に素直で在りたい

そして今回みたいにその『好き』を言葉にしたい

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