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Reiko Nobuto
2021年10月10日 13:21
前回、『患者の話は医師にどう聞こえるのか』を読んで、患者と医師とのコミュニケーションの重要性――ただ「傾聴」することが、通常の治療以上の効果を発揮することもある――を、あらためて認識した。けれども、コミュニケーションというものは、どういう相手においても、勝手に成り立つものではない。グループ魂の曲で「モテる努力をしないでモテたい」というキラーフレーズがあるが、それができたら歌にしないのだから、
2021年10月5日 22:18
去年の10月、勉強会でお世話になった勝田さよさんが、訳書『患者の話は医師にどう聞こえるのか』を出版されると知ったときは、「おもしろそう! ぜひ読んでみないと!」と思いつつも、その一方で、「でも医者と関わることなんてまずないけど……だって私は健康だから!!」と固く信じていた。ところが今年に入り、その確信、あるいは妄信がすべて崩れ去った。そして手術を終えて退院し、あらためてこの本を手に取って