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甥っ子にお小遣い帳を強要した代償

 甥っ子と一緒に生活するようになって、気になるのがお金の使い方。

金使いが荒い。というか、何も考えずにお金を使っている。

ゲームセンターに遊びに行ってUFOキャッチャーに夢中になって一気に3000円も散財してきたことも。一か月のお小遣いを使うペース配分を全く考えないんですよね。お小遣いはすぐになくなってしまいます。その結果、欲しいものがあれば週末実家に帰った時に親におねだりする始末。

当然、貯金なんて概念もない。

これでは将来が心配です。

親に頼まれたわけでもないですが、多感な6年間を一緒に過ごすわけですがら、そこまで教育してあげなくてはならないだろう、とお小遣い帳をつけさせる事にしました。大学生になって一人暮らしを始めたときに、お金の使い方を知らないと苦労するのは本人ですから。

お金の使い方には「必要経費」「浪費」「投資・貯金」があることを説明。

ちなみに先日、三浦春馬さんのドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」でも同じような話をしていて、「勉強になるわー」と言いながら甥っ子も観ていました。ってか、私の説明は聞いてなかったんかーいっ!!!

ノートに線を引いて、「項目」「入金」「出金」「残高」の欄を作成。

お金を使ったら、ここに記入して、お財布の中身と金額を確認すること。毎月、100円でもいいから貯金箱にお金を貯めて、お金が貯まったら自分で欲しかったものを買ってみるように勧めました。きっと、お金の価値や、お金の使い方、お金を貯める大切さなどを身を持って実感してくれるようになると信じて…。


お小遣い帳をつけ始めて3か月ほど経ちましたが、自主的につける様子は全くなく、月末に私が声をかけると

「あ、忘れてた!」

と言って、慌てて記入しています。当然、何にいくら使ったか把握していないので、残高も合いません。

それでも貯金はしてみる気になったようで、「100円玉に両替して〜」と小銭の山を持ってきました。

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げーっ!!!小銭だらけ!!!財布パンパンになったじゃん。まぁ、いっか。貯金しようとする意識が出てきたなら、万歳だ!なけなしの財布の100円玉を甥っ子に渡して両替成立。


その翌日・・・。
駐車したコインパーキングで車を出そうと思ったら、お釣りが出ないタイプの機械で、100円がない為、立ち往生することになってしまいました。最寄りのコンビニまで歩いて戻って、お札を崩して、またパーキングへ。すると、時間経過で駐車料金100円追加になるという悲しいパターン。

くっそぉ〜。

帰宅してから、その話を甥っ子に話すと嬉しそうな顔で

「へへへ。オレの嫌がらせ。(ニヤニヤ)」

ちくしょうっ!!!!こんな代償があるなんて思いもしなかったぜ。

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