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自分をゆるめてあげられるといいね

大きな出来事ほど、人生を大きく変えるエネルギーになります。それは、ポジティブな出来事も、ネガティブな出来事もどっちもです。

ポジティブな出来事はそのまんま大きなエネルギーになるので、何も問題ないと思います。たとえば、ワクワクや喜びといったポジティブな感情は、行動するのにちょうどいいですよね。

問題はネガティブな出来事の方です。ネガティブももちろん自分を動かすエネルギーに変わります。たとえば、怒りや悲しみや恐怖といったネガティブな感情はとてもパワフルですよね。だけど、そのまんま行動につなげるにはなかなか難しい。そこにはひと手間かける必要があるんですね。

そのひと手間を省いてしまっては、ネガティブな感情を前向きなエネルギーには使えません。むしろ、自分を責める方に向いてしまうこともあります。

せっかくのネガティブな出来事を無駄にしたくない。そういう思いは大切なんですが、なんとかしなければと無理したり、義務感を感じてしまうときは要注意です。この無理とか義務感の裏にはこのままではダメだという、自分を責める思いが隠れていたりします。

こういうのって、自分ひとりでは意外と気づけません。力んでいるときに限って、自分ではその力みに気づかないものです。むしろ、もっとがんばらないとってさらに力が入ってしまいます。

昨日の夜、友だちと話していたときに、ふと無理している自分に気づきました。正確には、その友だちの一言が気づかせてくれました。

「自分をゆるめてあげられるといいね」

ネガティブな感情を前向きなエネルギーにするには、「癒す」というひと手間が必要です。癒しって自分ひとりで癒そうと思ってもなかなか難しい。

だけど、友だちとの会話の中から出てくる何気ない一言で癒されることがあります。それが人とのつながりの素晴らしさでもあり、人生のおもしろいところでもあります。



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