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インドネシア本(8)「珈琲の哲学 ディー・レスタリ短編集 1995-2005 (インドネシア現代文学選集)」ディー•レスタリ著
「あなたとインドネシアをつなぐ人生と愛のテーマを18篇収録」〜本文より〜 インドネシアの作家であるディー・レスタリによる短編小説集で、コーヒーに関する物語、人間の人生や愛情、家族や友情、社会の問題などについて考えさせられる作品が多数収められている。 この短編集を通して、インドネシアの文化や社会についても知ることができ、興味深く読むことができる。平均年齢が若く、20歳以下が1億人いるインドネシアでこういうニュアンスの小説はうけるのだろう。少し青くさく感じるが、インドネシアの
インドネシア本(2)「アドゥー サバール プルダニア―実録インドネシア日系合併銀行の50年」NNA取材班 大住昭・工藤裕子著
旧大和銀行がインドネシアで設立した合弁銀行・現りそなプルダニア銀行の開業から半世紀の歴史を描いたノンフィクション。 インドネシアに限らず海外(特に新興国)での新会社・新規事業立ち上げをする人はもちろん参考になるし、表層的ではなく短い駐在期間だとしても根を下ろして現地でビジネスをしたい人はそのウエットさに共感、経験との重ね合わせができるシーンが多々あるノンフィクションだと思う。 今のインドネシアでは政変が起こる可能性は限りなく少ないが、激しい暴動に発展するデモは今もあるので