自分の中から"とりあえず"を捨てる

そんなことしたらいろんなことを考えなくちゃいけないじゃん、めんどくさい。っていう人もいるかもしれません。

ちなみに過去の私は"とりあえず"のプロプレイヤーで、もし大会があれば優勝ができるくらいにはこの言葉を使ってきた自負があります。

それでそのまま死ぬまで生きられたら良かったんだけど年を重ねるにつれて"とりあえず"で生きていていいんだろうか？と疑問がふわふわと浮かんでくるようになりました。

変わりたくてもすぐには変わらない

自分でクセに気付いても変えることができず、まずは環境を変えることにしたのは20代前半の頃。

転職して自己分析を腐るほど重ねても自分を見つけられず、行動に自信が持てない。

"とりあえず"仕事をしないといけない
"とりあえず"誘われたら行ってみるか

私にとっての"とりあえず"とは、今目の前に降ってきたものを自分で考えずに、他の人がしそうな行動をとってみること。

もしくは他人との衝突を避けるための言葉でした。

"とりあえず"仕事をする
→仕事をしてないと誰かに怒られそう（親とか）

"とりあえず"誘われたら行ってみるか
→別に行かなくてもいいけど、断ると申し訳ない気もする

私の"とりあえず"の裏にはこれがベストな選択ではないんだよなという気持ちがいつもありました。

仕事でやりたいことを見つけたいけど何が合ってるのかわからない。けどみんなもきっとそうだよな…。

この人からの誘い…うーん…
なんかあれだけど、誘われたから行くか。

そんな判断基準でした。そもそも判断してないんですよね、自分の声を聞かずに頭に出てきた誰かの声を聞いちゃってるから。

そんな判断しないウーマンのまま生きていたら、どうやって判断をしたらいいのか分からなくなりました。

"とりあえず"を捨てるきっかけ

私が"とりあえず"から卒業できたのは離婚問題に直面したときでした。

頭には「子どものため」とか「この人のため」って言葉がずらずら〜っと並んでくるけど、この生活を続けることを心が完全に"NO"だと強く主張してきました。

こりゃまずい、どうにかしたい。どうにもならない。子育てが大変とかお金が大変とかそんなんじゃなくて、心が死にかけている。

なのに"とりあえず"グセがついていると自分で動けないんですね。

判断することに慣れてないし、自分の判断は誰のせいにもできないから、自分で決めるのが怖い。

けど離婚してみたら思ったより問題はありませんでした。

というよりも問題を大きく捉えないよう解釈を自分で変えていきました。

子育ては大変だ
→手がかかる時期こそ肌で愛情を伝えられる

お金が大変だ
→自分が稼げるようになればいい（ドン！）

そんなの無理だァ…って心の底にはありましたが、頭では考えないようにしました。だって考えたら自分のネガティブ沼に引っ張られるから。

頭で考えるとたいてい新しいことは否定します。

変化を嫌うように人間はできているらしいので自然な反応です。その代わり、自分が今どんな気持ちなのか？は受け入れてきました。

一人で変わるのが難しいなら

離婚問題で自分が自分と向き合ったのはとても大きかったですが、自分でどうにもならなかったのでコーチを雇いました。

言い方は悪いですが金なら出すからどうにかしてくれよ！が本音です。

"対話"は目に見えるものでもないし普段から友人や家族とする場面もあります。普通なら大金を出してまで人を雇わないかもしれません。

けど、自分が欲しい世界の人と話すだけで目の前の"当たり前"が変わることを私は知っています。

例えば自分でやるダイエットは続かないけど、パーソナルトレーナーをつけると続けられる。

ダイエットについて情報交換なら誰とでもできるけど、自分に合ったダイエット方法は専門家と試行錯誤する方がゴールがより近くなる。そんなイメージです。

もし過去の私みたいに"とりあえず"を使う自分に違和感があるならその言葉を使ってない人に相談してみてほしい。

あなたが欲しい世界はどんなところだろう。

私は"とりあえず"を大事な場面では絶対に使わないようになりました。納得のいく世界にいくことができれば、その言葉を使う機会が減るのかもしれない。

ブログ見ました！と言われると飛び跳ねます⬇️

（私は連絡しない側なのでスルーする気持ちはめっちゃ分かるんですが、一手間かけて貰えたらうれしいです）

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