見出し画像

わざわざ食べたい。純子さんのお味噌。

福島で味噌工房を営む純子さん
そんなお味噌の魅力を語りたい日

語ってしまった…

こんにちは、皆さん。なのか。
こんにちわ、皆様。にしようか、それとも。
こんにちは~皆さんっ。でもいいんじゃないか。

どうも、前置きに命をかけているれいちゃんが
FM放送でお送りしております。

昔は前髪命でしたが、今は前置き命。前髪なんてそこら辺のハサミで気が向いた朝ごはん前にちょちょいと切ってます。

オン眉まで
残り70日

こんなになっても今じゃ動じない忍耐力と精神力が備わっています。そんな揺るぎない精神を持つ鋼の小娘を生み出したここジャパン。

賢治MIYAZAWAも。古来からジャパニーズの根幹にはどれほど時代が変わろうとも”コメとミソ”の存在が欠かせないと問うております。

意味があるのか、ないのか。小学校の頃になぜか暗記テストがあった彼の詩『アメニモマケズ』
10年越しに役立つときが来たとれいちゃん感極まって震えております。

果たして賢治は
ここまで考えただろうか。

コメとミソ。

最強のタッグです。野球でいうバッテリーです。プールの御時間でしか登場しない謎の点呼方法”バディ~”もこの御二方を表現するにふさわしい存在ですね。

精米店で日々修行をし土鍋と添い寝する少女れいちゃん。普段の『こめちしき』のお披露目ゆえにコメについて語るかと思ったでしょう?

しかし、こちらかなり遅めのエイプリルオーガストフール。

本日は、れいちゃんが愛する”ミソ”について語っていこうではないかという最先端トピックでございます。

だって。最近みんなコメから浮気するじゃないですか。続々と。未来との子供との妄想会話(夏休みの宿題ver)をご覧ください。

未来のベイビーとれいちゃんの会話

べび:「お母さんー。夏休みの自由研究明日までなのに終わってないや」

れいちゃん:「まじ~!そしたらお母さんが昔まとめた『れいちゃんのこめちしき』を丸ごと写しちゃいなさい!」

べび:「お母さん。御米なんて古っ!いつの時代の研究?ってバカにされるよ。時代はオートミールとカリフラワーライスが主食だぜ?」

れいちゃん:【気絶】
令和30年の食事状況を
個人的解釈で想像したものです。
カリフラワーライスの画像を調べたら
あった時点でかなり気絶の令和3年

おーとみいる。カリフラワーらいす。御米は?お米はどこへ行ってしまったんですか?みんな浮気しすぎです。れいちゃんの心の拠り所なのに。

一方、味噌くん。存在感が年々かき消されるミストのような米に対し。確固たる地位を確立しております。しかも。ナスが入っていようと、唐揚げが入っていようと。味噌さえ入っていれば味噌汁。そんな定義の緩さも味噌が長く生き残れている理由の1つかもしれません。

何を入れても許される世界。

コメは少しお堅いですよね。もう少し柔軟にならんといかんいかん。ってやつですね。対極的に、かなり寛容な味噌の存在。れいちゃんもメロメロです。メロメロめろ~んってやつです。

しかし、その寛容さにれいちゃん今まで甘えておりました。御米の品種にこだわっていたのにも関わらず味噌は隠れてスーパーで購入する日々。

一応…”天然醸造・無添加・生”の三拍子揃ったものを。とは考えていましたがそれ以上でもそれ以下でもないこだわりっぷり。

全部味噌。

そんな悶々とする味噌LIFEに終止符を打った救世主が!いるんですね。御登場下さい!!!”純子さん”です。

目次
〇純子さんとの出会い。れいちゃんの日本横断巡り合わせ
〇純子さんのお味噌:”味っ子プロフィール”
〇思わず追加注文しちゃった”一昨日の記憶”
県境を越えて越えて
巡り合ったのです。

〇純子さんとの出会い。れいちゃん日本横断巡り合わせ

出会いはふとした瞬間~帰り道の交差点で声をかけてくれたね。「一緒に帰ろう」僕は照れくさそうに鞄で顔を隠しながら~…
secret base~君がくれたもの~ 
【feat.れいちゃん】

違います違います!れいちゃんと純子さんは偶然交差点で出会ったわけでも、持っていた鞄で顔を隠し、コソコソと生きていたわけでもありません。

”よっ!ぼっち”といわんばかりに1人ダーツの旅に没頭していた際、たまたまダーツが当たった先が福島県那須川にある純子さんの味噌工房周辺だった。訳でも残念ながらありませぬ。

実は以前にれいちゃん、純子さんのお店”ちいさいもん”さんについての記事を書いております。

上記の聡明たる記事の中でも描かれているように出会いはなんと、『note』

春麗らかなある6月のこと。毎日更新をすれば”〇日連続ですね”と毎回のように褒めてくれる。そうまさに、この『note』こそがれいちゃんと純子さんのキューピッド仲人として名乗りを上げてくれたのです。

勝手に作りました。
ごめんくださいませ。

料理関連の記事を描いている方を何人かフォローしていた時に、純子さんの記事を見たことが直接的なきっかけです。

"福島県で味噌工房とおむすび屋さんをしている方がいるんだなあ

その時は単純にこれくらいの温度感でしたが。”味噌工房”や”ちいさいもん”という可愛らしい店名に惹かれて何の気なしにお店のインスタグラムをおぞいてみたれいちゃん。

写真がお洒落で眩しい☆☆☆

町外れにある小さな9席の小さな店です

あまりにも印象的な文言に寝ても覚めても”福島までいってみたいなあ”という想いが募り積もって、3晩分の羊を数え終わったあたりの事です。

”じゃあ行ってみるか、福島県須賀川市に”
とついに腹を括ったれいちゃん。

今考えるとあのタイミングで純子さんとの出会いの第一歩が刻まれていたんだと思います。secret baseの歌詞で言うと”帰り道の交差点で”辺りですかね。

実際に福島県須賀川にある”ちいさいもん”についたときは初めてのはずなのに”ただいま”と言いたくなってしまうような外観と内装。

喜怒哀楽の四字熟語の【喜楽】しか残らないくらい四字熟語概念が消滅するくらいでした。

気楽に喜楽!
いぇい☆
外観のおむすび取って
食べようか迷った。
この高さの黒板になぜこんなに
美文字が書けるのか。

お店に入った瞬間に”もしかして、れいちゃんですか(本当は名字ですが公開NGにつき♡)…?”と声を掛けてくださった純子さん。

おむすびを事前にテイクアウトする予定だったので、店内では温かいほうじ茶と、ご厚意で出してくださった甘酒ヨーグルトをいただきました。

短い時間ではありましたが。お味噌の事やお米の事、私の料理のことについてお話ししました。凄く優しく、それでいて芯がしっかりある御人柄が素直にめちゃくちゃ素敵で。次行くときは店内で純子さんの定食を食べたいなあと思ってお店を後にしました。

〇純子さんのお味噌:”味っ子プロフィール”

ちいさいもんさんを訪ねた日、実は華麗なる日帰り劇を披露していたれいちゃん。本来であれば温泉にでも浸かって1泊して…など観光学部出身の旅ライフを遺憾なく発揮することも可能でしたが。

やはり食事的な面でなかなか宿泊は難しかったこと。八百屋の小娘として野菜が自分を呼んでいたことの大きく2つの理由から鈍行で向かい、夜行バスで帰るという選択肢を取りました。

いやあ、今となってはこの選択をした自分を褒めちぎって町内会でスピーチをして回覧板で回したいくらいです。なぜなら、

日帰りであれば、なんとか御味噌をお持ち帰りできたから”です。

おそらく泊まりであったら、酵母ちゃんや乳酸菌ちゃんがまだまだ成長過程の生味噌ちゃん達をお持ち帰りすることは少し難しかったんじゃないかなと思います。

冷蔵庫から出した時から
味噌とれいちゃんの旅が始まります。

帰りのバスでは1秒1刻を争うかのようにお味噌に話しかけ続けました。

大丈夫。もうすぐれいちゃん邸宅の絶望的狭さの台所に着くからね”と。

つり革付きバスと
お考え下さい。

こうして無事れいちゃん邸宅にたどり着いた”純子さんの特製お味噌”

ようこそ我が家へ!さあさあ、御上がんなさい!お邪魔しますも、靴揃えるのもいらないからゆっくりしてね。と他の食材達の喜びの舞のシャワーを浴びて少し照れくさそうなお味噌くん。

心なしかほっぺがポッと赤くなっていました。

ようこそようこそ~!

お恥ずかしながら”味噌マスターか”と宮沢賢治に問われたなら、”こ、これからです…”と恐縮ながら答えてしまうほど初心者なワタクシ。

それでも、誰でも最初は初心者なんだから。という某歌に背中を押されて、純子さんのお味噌の味をお伝えしますね。

準教授れいちゃん。
純子さんのお味噌の特徴

○味は濃いめ(辛口)
→きゅうりの味噌和えなど水分の多い野菜と合わせるとすごく美味しい。
→お味噌汁であれば具はナスや油揚げなど味が染み込みやすい具が超美味。

味馴染みが抜群
→煮物などにすると、翌日の味の馴染みが抜群に美味しい。
→大根と厚揚げの煮物や、ナス味噌などなどが特に逸品。
油揚げの御味噌汁が絶品。

生野菜、御味噌汁、煮物。どの組み合わせでもカップル相性度5000%に達してしまう程アレンジ無限大です。

少し辛口、ということで少しづつ使える点も”無くなってしまうのが惜しくてなかなか使えない”というれいちゃんの心理をググっと捉えて離しません。なんてことでしょう。

これでは純子さんのお味噌の御供に玄米一日四合を食す賢治チャレンジも容易に達成できてしまうかもしれません。

〇思わず追加注文しちゃった“一昨日の記憶”

”ちいさいもん”さんにお邪魔したのは令和3年7月21日午後12時を過ぎたあたり。まだ約1ヵ月程しか経過しておりません。

間違いなくれいちゃんは”必殺ちょびちょび使い”を行使し、出来るだけなくならないようにと最大限の配慮をしてお味噌を使っていたはずです。しかし、何という事でしょう。美味しさのあまり、一瞬で使ってしまう魔性のお味噌。そう、それこそが純子さんのお味噌なのです。

器も大喜び。

どうしてもまた、純子さんのお味噌で作った御味噌汁やおかずが食べたくて仕方なかったれいちゃん。

本来、純子さんのお味噌は通販やネット販売等はしていないのですが…超個人的にご厚意でなんとお味噌をお取り寄せさせていただけることになったのです。本当にわがまま言ってしまいすみません…!

ちいさいもんさんにお邪魔したときに買った500gはきっとあっという間に使ってしまい”味噌困難者”になってしまう。そう危惧したれいちゃんは1kgをお買い上げ。

素敵なお手紙まで♡

”おかえり”と話しかけたくなるこの娘を大切に抱えて【もともと用意してあったお味噌スペース】にそっと置いてあげました。場所を確保しておいたことはお恥ずかしながら御秘密です。

そして…
なんと『青唐辛子味噌』『純子さんのお味噌2年生』も一緒に福島からやってきてくれました。あぁ。本当に素敵なお気遣いありがとうございます。

へいらっしゃい!
まいどっ!

大切に使おう、大切に使おうとは心得てはいるものの。胸の高まりを抑えきれなかったれいちゃん。

早速御味噌汁とおむすびにお味噌と青唐辛子味噌を使わせていただきました。

ナスと油揚げ最強説一択
青唐辛子のニット帽
同郷出身

おむすびと御味噌汁。仲よさそうに写真に写ってくれました。クマの箸置きもなんだかいつもより嬉しそうです。気のせいかしら?

実はこの記事。とあるれいちゃんギネスを打ち出しています。記事を描こうと決めて描き始めるまでの時間が最短で賞。いつもは『こんな記事描こうかな』と決めて前置きや構成を何となく頭の中で組み立てて3日くらい羊の数を数えますが。

気づけば、自分の好きな御味噌の味に会えた嬉しさで書き始めていました。おかげで他の記事は静かに『下書き待機所』で遅延電車を待ちながら居眠り中です。

互いに牽制。
はっきょいのこった。

これほどまでにお気に入りのお味噌に巡り合えて、純子さんとのご縁が続いていること。凄く有難いことです。福島と東京という近いようで遠い距離感ですがこのご縁を大切にしていきたいです。

【最後に】
純子さん。いつも美味しいお味噌をありがとうございます。れいちゃんの使う食材も大変喜んでおります。今回のお味噌もあっという間に使ってしまうのかと少々心配ですが大切に使っていきますね。これからも、どうぞよろしくお願いします。
本当は巻物のお手紙を献上したい。

今回もお読みいただきありがとうございました!
世の中にはコメとミソさえあれば生きてゆける。そんな現代の賢治にれいちゃんもなれそうな気がしました。100日後くらいには銀河鉄道にいるかもしれません。

よろしくな、ジョバンニ。

各SNSはこちらから
・れいちゃんのInstagram
・れいちゃんのTwitter


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?