日本株の高配当株ETF(ファンド)をおすすめしない3つの理由①

こんばんは。
レイです。

さて。
本日は日本株の高配当株ETFについて学んだことをアウトプットしていきたいと思います。


結論

日本株の高配当株ファンドで「これはいい!」と思っているものはないとういことでした。

日本株の高配当株ETFをおすすめしない3つの理由は、
①景気敏感な業種に偏りがち
②明らかに配当狙い狙いの長期投資に向かない銘柄が含まれている
③信託報酬でお金を持っていかれる

というものがあります。

日経高配当株50ETF(1489)を例にとって、なぜおススメしないのかということを学んだので、アウトプットしていきたいと思います。


日経平均高配当株50ETFについて

まずどのような銘柄かと言うと、「日経平均を構成する225銘柄のうち
特定の条件を満たした配当利回りの高い50銘柄」に投資するファンドのこと
です。

このファンドが投資している上位10社(2019年8月時点)はこんな感じです。
・三菱UFJフィナンシャル・グループ
・SUBARU
・NTTドコモ
・みずほフィナンシャルグループ
・武田薬品工業
・日本たばこ産業
・キャノン
・日産自動車
・三井住友フィナンシャルグループ
・東海カーボン
のように誰もが知っている有名企業がずらりとあります。

また変な銘柄に投資しないようなルールも定められいます。
・赤字を連発している(赤字でも無理に頑張って配当金をだしている会社もあります)
・特殊な事情で株価が暴落して高配当株化している
このような「ハイリスクな高配当株」は除外される運用方針でやると決められています。

そう聞くと、「真っ当なファンドなんだよね。じゃあこれ!本に投資しておけばいいやん!有名企業ばかりで安心だし」・・・とはならないようです!

その理由は冒頭に申し上げた3つの理由です。
順番に記載していきます。


①景気敏感な業種に偏りがち

あまりに景気敏感な業種に偏り過ぎで、景気敏感な業種では企業の業種・配当金が安定しません。

上位を占める業種がすべて、景気敏感株で下記の通りです。

画像1

(出典:配当利回りが魅力の高配当株ETF)

一方、景気に左右されにくい業種の企業がほとんど入っていません。
景気に左右されない業種の例でいうと食品、通信、医薬品、鉄道、電気ガス等です。
これらは多少景気が悪くなっても、上記の行為を止めたりは基本はしないと思います。

なので上記グラフのものだと世の中の景気が悪くなれば、配当金が一気に減ってしまう(減配)銘柄がたくさん含まれているということになります。

普通は景気が良くても悪くても、どんな時でも安定した業績で安定した配当金を出し続けてくれるような企業に投資したいと思います。
超長期的に安定した配当を得続けることが高配当株投資の目的です。
高配当を目的としているわけなので、配当が長期的に安定してでないと意味がありません。
景気敏感株の投資比率が高いというのは、目的と手段が合っていません。

できる限り減配しない株に投資しないと意味がありません。

明日は②からアウトプットしていきたいと思います。
ではまた。

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