大学の授業で自分の小説を宣伝する機会があった(笑)
――僕のために本を出したという報告の時間をつくっていただけたんです。突然のことでびっくりしましたが、せっかく教授が配慮してくれたので、その場で自分の作品をビブリオしてやりました(笑)
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「大学の授業で自分の小説を宣伝する機会があった」というテーマで話していこうと思います。
◆大学の授業で宣伝⁉
僕は最近、先日出版した小説『Message』を毎日手売りしています。とりあえず売りやすい僕の友達周りから始めようと思い、毎日10冊くらい持ち歩いて、隙あれば売っています。
手売りの様子はこんな感じ↓↓↓
あらすじを紹介しますね。
成人の日の夜に亡くなったひとりの青年がいました。彼の手元には「110」というダイイングメッセージが遺されていました。人生最後の瞬間、人は何を遺すのか。その疑問と真摯に向き合った作品です。
昨日も大学の授業の前後に手売りをしていたんですが、すごいことが起きたので、ここに書いて残しておこうと思います。
大学の授業の中で、小説『Message』を宣伝する機会があったのです。
◆「最後に横山さんから報告が……」
昨日、近現代文学を研究する授業がありました。その授業では芥川龍之介の作品を研究して発表します。ちなみに僕が研究しているのは『藪の中』です。以前、少し共有しましたので、興味を持たれた方は以下の記事を覗いてみてください。
で、授業が始まる前の休み時間でのことです。
「僕が本を出したこと」を、僕の友達が教授にぽろっと話したんですね。そしたら、すごい関心を持ってくださったんです。
授業に入って、いつも通り発表の時間を有意義に過ごしていたんですが、授業最後の教授による統括の際、驚くべきことが起こりました。
ちゃんと声を出して驚きました(笑)
なんと、僕のために本を出したという報告の時間をつくっていただけたんです。突然のことでびっくりしましたが、せっかく教授が配慮してくれたので、その場で自分の作品をビブリオしてやりました(笑)
◆伝える。届ける。信じる。
小説『Message』は僕の20年分の思いを込めた集大成のような力作です。僕にとって今一番おすすめしたい本は紛れもなく『Message』ですし、きっとたくさんの人の心を動かせる力を持っているはずと信じています。
でも、いざ本を手売りするとなると、不安がよぎりました。小説を書く人もそう多くありません。ましてや本にする人などいませんし、ましてやましてや手売りする人などそうそういません。
作品にどれだけ自信があっても、手売りする行為に対して少なからず羞恥心を抱いたり、肩身の狭い思いをする自分がいました。実際、今でもそうです。
でも、僕の周りの人はみんな優しくて、僕のことを信頼して買ってくれます。
宣伝の時間をつくってくれた教授は太っ腹で、2冊も買ってくれました。昨日はありがたいことにいろんなが買ってくれたので、手元に2冊しか残っていませんでした。教授は残っていた全部を買ってくれたわけですが、僕に2千円を渡しながら「本当は10冊買いたいんですけどね……」と言ってくれました。もう嬉しすぎ!
今回の経験を糧にして、これからも胸を張って手売りしていこうと思いました。小説『Message』はもっと多くの人に届くはず。もっと多くの人の心を動かせるはず。
ちゃんと信じて、
ちゃんと伝えて、
ちゃんと届けようと思います。
最後になりますが、小説『Message』はAmazonで購入できますが、もしよろしければ、僕から直接買っていただけないでしょうか? もちろん世界の果てまで飛んでいけるわけではありませんが、可能な限り手売りしにいきます。是非、コメントしていただければ幸いです!
最後まで読んで下さりありがとうございました。
20220716 横山黎
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