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「小説×画像×動画」の作品をつくります。

――僕は新作『桃太郎』でnote創作大賞2022に挑戦しようと考えています。「noteの記事」が作品である以上、テキストだけでなく、画像や動画の可能性も探ろうとかねてから考えてました。


【#211】20220127

人生は物語。
どうも横山黎です。


作家を目指す大学生が思ったこと、考えたことを物語っていきます。是非、最後まで読んでいってください。


今回は「新作『桃太郎』第3稿を書いたよ」というテーマで話していこうと思います。


☆小説×画像×動画の『桃太郎』


僕は今、新しい『桃太郎』をnoteで共同制作しようという企画を進めています。鬼退治をする勧善懲悪の物語よりも、鬼と生きる共生の物語の方が、これからの時代に合っているよねと思ったので、みなさんからコメントをいただきながらコツコツ作っています。


僕は新作『桃太郎』でnote創作大賞2022に挑戦しようと考えています。「noteの記事」が作品である以上、テキストだけでなく、画像や動画の可能性も探ろうとかねてから考えてました。


まだ確定ではありませんが、新作『桃太郎』は「小説×画像×動画」でいこうかなと思います。


すなわち、「共同制作した文章」に「みなさんからいただいた写真、イラスト」を挿入し、「関わってくださった人の名前を流すエンドロールの動画」を最後に埋め込むということですね。


昨日公開した『桃太郎』第3稿では、完成形のイメージを持ってもらおうと、途中に画像を挿入したり、試作したエンドロール動画を最後に貼ったりしています。


そのあたりのこともふまえて、何か意見、感想をいただければ幸いです。




☆コメントをたよりに改稿した


さっきも述べた通り、共同制作してつくってますから、みなさんからのコメントを大事に読ませてもらい、自分のこだわりと照らし合わせながら、ひとつずつ答えを出していく作業をしています。


先日、第2稿を公開したときにいただいたコメントで、「長さをもう少し短くした方が良い」という指摘がありました。僕はその通りだなと思ったので、贅肉を削いだり、組み合わせられるところを組み合わせたりしました。


しかし、その変化は微々たるもので、あまり短くならなかったんですね。ごっそり削ぐことはできそうですが、前後との関係で、つながりが悪くなったり、辻褄が合わなくなりそうなので、これ以上大きな変化は望めないかなと思いました。もちろん、追求してみますけどね。


途中に画像を挿入するので、それが良いアクセントになって少しでも読みやすさに貢献していればいいのですが、どうでしょう?とはいえ、まだ画像を集めきれていませんが(笑)



あと「夜明け」のシーンに言及したコメントもいただきました。鬼と人間が和解するきっかけを、「鬼ヶ島で共に美しい日の出を見る」にしました。

これはいただいたコメントから導いた方針なんですが、対立する両者が和解するためには「圧倒的な何か」を共有する展開がいいんじゃないかと思ったんです。


下手に桃太郎が説得するだけじゃ弱いなあと思ったので。


で、僕が辿り着いた答えが「夜明け」です。鬼ヶ島で共に美しい日の出を見ることで、和解に進むということです。


しかし、第2稿を公開した際に、「夜明けで心が急激に変わりすぎる」というコメントをいただきました。

確かに、とは思うけど、よっぽど美しかったならワンチャン……と思いましたが、それをそのまま伝えることは野暮だし、少なくとも一読者がそう感じたのだから、もう少しスムーズな流れにした方がいいなあと思いました。


ということで、第3稿で付け足したのが、「同じ空の下に生きていることを、自覚したのです」というフレーズ。


長さの問題がありましたから、夜明けの描写を丁寧にしすぎるのは違うし、それが逆に安っぽさを出してしまったら元も子もありません。そう考え、一行、付け足しました。


同じ空の下に生きている、それを自覚することで、「対立する必要なんてない」「お互いを尊重した方がいい」「共に生きよう」という風に思えるのではないでしょうか。


あと、お父さんは桃太郎が自分の足で鬼ヶ島に向かったことに薄々気付いていました。桃太郎から森で会ったキコの存在も耳にしています。そこと向き合わず、ひたすらに鬼を否定し続けていたのは、本文中での指摘通り、心の中に悪い鬼がいるから。


それを桃太郎の言葉に気付かされたことによって、お父さんの心はフラットに近づきつつあったんですよね。

桃太郎の説得
+
夜明け
+
同じ空の下にいるという自覚

この三点セットで和解に向かおうとすることはできるのかなと思いました。何か意見がありましたらよろしくです。



☆創作大賞まで残り10日


さて、創作大賞のしめきりは2月6日。あと10日ばかりを残すところとなりました。


物語は仕上がってきつつあります。あとは、画像と動画。


以下の記事にて詳しいことは書いていますが、現在、以下のような画像を集めています。提供してくださった画像に関して、本編で使わないと判断しても、エンドロールの動画に挿入するという形をとろうと思っておりますので、採用しないという選択肢は基本的にありません。


お気軽にお申し付けください。

表紙(イラスト)
里(イラスト写真)
森(写真)
月明かりに照らされたキコ(イラスト)
海を渡る船(イラスト、画像)
青空(写真)
船小屋(イラスト、写真)
ライデン(イラスト)
ごちそう、ご飯、刺身(写真)
満月(写真)
岩の上のふたり(イラスト)
人間VS鬼(イラスト)
夜明けの海(写真)
桃の花(イラスト、写真)


残り10日ですが、これからもよろしくお願いします!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
横山黎でした。



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