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「日本のエリートはもう終わっている」という話

国際政治アナリストの伊藤貫先生の話がおもしろいと言うか、納得する内容です。短い動画なので、まずは聞いてください 

文字起こししました 

僕は日本のエリートとかエリートと呼ばれている人たち
それから日本で自分のことをエリートだと思っている人たちを
全然信用してないんですよ
もう最初からもう全く信用してないです
何でかって言うと、僕は劣等生だったんですね
で、高校が全然面白くなくて
学校に半分ぐらい半分以下しか行かなくて
授業にね
学校の成績は5段階評価で1と2ばっかりと 
本当!!
そういうものすごい恥も外聞もない劣等生だったわけですよ
たまたま担任の教師がすごく親切にしてくれて「東大受けろ」
と言ったから東大に行ったんですけれども
担任の教師がそう言わなかったら大学行かなかったんじゃないかというぐらい劣等生だったんですね
で、大学に入ってみたら、入れられたクラスが学生の7割が法学部
3割が経済学部という法律経済合同クラスというのに入れられたんですね
で、最初の2週間は東大生っていうのが
みんなすごく頭良さそうな顔してるし、頭良さそうな喋り方するし、
丸暗記能力と計算能力はすごいんですよ
だから学校のぺーパーテストで高い点取るんですよ
暗記力と計算力強いから
で、2週間ぐらいはそう思ったんだけど3週間目になると周りの東大生の顔見てね
こいつらね
自分の頭使って何も考えてないんじゃないかと
で、日本のエリートというのは自分の頭を使って自分で考えてみるという能力をもう中学高校の6年間で
完全にすりつぶされてんじゃないかと、
自分じゃ何も考えないくせに模範解答を
丸暗記するのがうまいんですよ
で、模範解答を正確に全部丸暗記して
スラスラしゃべって見せるから
自分くらい頭のいい人間はいないと思ってるのね
だけど自分自身では何も考えてないんですよ
で、どう立ち回れば自分が出世できるかと
そればかり考えてるわけです
だからうまく立ち回りたいと、
で、うまく立ち回るために必要な勉強はやるんですね
だけど自分で疑問を持って
その疑問を自分自身でいろいろ考えていろんな
本を読んでいろんな学問をやってみて時間
をかけて自分の疑問を解決していくとそう
いうことはやらないわけです
で、そういうことやっても出世には何の役にも立たないから
要するにね彼らはみんなね
皆さんね
スーパーユーティリタリアンで、
近代イギリスに発達した倫理思想の一つ。人間は利己的であるが、道徳・政治の理想として最大多数の最大幸福をめざせば社会は進歩すると唱える人のこと。功利主義・・功利や効用を第一とする考え方)
功利主義者で「とにかく自分の役に立つこと
しかやりたくない」
「自分の役に立つことだけやって出世するのが一番偉いんだ」と、そういう人間なんですよ
だから基本的に人間としての思考能力っていうのは
観察したところ
大学1年に入学した時点ですでにもうね
すり潰されてるわけ
だからエルドリッヂさんが
「日本人はもっと主体性を持って」というふう
におっしゃいましたけれども
彼らの態度は
「主体性?そんなもの持って出世できるんですか?」と「僕はうまく立ち回りたいんです」と
「うまく立ち回る人間がエリートだ」とそういうふうに思ってる
だから例えば三浦瑠麗にしても三浦清志にしても木原誠二にして
もそれから片山さつきと舛添要一にしても深く考えて物を言うって
ことは全然できないでしょう
如何にももっともらしい模範解答的なことをペラペラペラペラしゃべるわけですよ
だってね全部ね丸暗記した模範解答で自分自身で何年間も考えて
じっくり結論に達したことではないから
結局、自分の考えっていうのを彼らは述べられないんですよ
本当のこと言っちゃうと僕はもう終わってるねと、日本のエリートってもう終わってるわけ
そういう人間の集まりですから
もうあのいくらもっと主体的に考える人間が必要だ
とかなんかクリエイティブな個性ある存在ね人材を育てたいとかね
口先でそういうこと言ってもそんなもん出てこないんですよもう

伊藤貫先生のこの動画を見た人のコメント(youtube欄より抜粋)


自分も東大ですが入学時に同じ印象を受けました。いい年して模試の点数の話で盛り上がったり。せこせこしていて気持ちに余裕もない。教養課程はリベラルアーツを標榜していますが、多くの授業のレベルは低く(もちろんすばらしい授業もありました)、学生は新振りのために点数競争をしています。ようするに、与えられた環境に最適化し続けてきただけの人間たちの末路です。大学院では少し状況は変わりましたが、それでも自分の専門外のことには無知で興味を持たない人が多い印象です。エリートとしての気概や使命感などはありません。


某東大教授と在る最先端技術の基準作りの打ち合わせを数年にわたりやったことがある。教授曰く、本当に唸るような頭の良い学生は入学していない、受験戦争が間違った方向に向かった結果であろう。自分で創造的な発想をし、それを追求する頭の良さが認められないとの嘆きだった。この動画で、昨日の事のように思い出した。


伊藤先生の言う通りだと思います! 政治家・エリート・医者(金儲け主義者)は自分だけしかない人達なので退場してもらえませんか!! 国益が理解できない人達は、日本人では有りません!!!よ。

伊藤貫先生のお話、どうでしたか?

驚いたのは、5段階評価で1と2ばっかりだったのに、東大に行けと言われてちゃんと東大に入っちゃうところが、やっぱりもともと頭がいいのだろうね普通はそうならないもんね
私は、先生の話を聞いて、ほんとにそうだな~と思ったわけです。
コメントもなるほどその通りと思いました。
政治家や官僚の答弁を聞いていたら、通り一遍のことしか言わないでしょう自分の言葉で考えて言っているとも思えないですよね
あの河野太郎は、「所管外」を繰り返し、自分の言葉で答えようなんて頭は無いですしね!これが大臣ですよ
「僕はうまく立ち回りたいんです!」って、言っているようなもんですよね
誠実さも何もあったもんじゃないですね

悲しいことに今や日本のエリートには、エリートとしての気概や使命感などは、これっぽっちも無いんですね
「日本のエリートはもう終わっている」と伊藤貫先生おっしゃっていましたが、これはもう戦後教育が腑抜けになって、まったく狂ったままここまで来てしまったということですよね。受験戦争の弊害ですね。
馬鹿みたいにお受験戦争しても、日本の国が滅びたらあんたも終わりでしょうと言いたいですね。
自分の頭で考えない。「今だけ金だけ自分だけ」の世界で生きている。
だから周りでワ〇チン打って副反応で苦しむ人が居ようが、死ぬ人が続出しようがお構いなしで、ガッポガッポ金だけは受け取る医師や厚労省や医師会や大臣や狂った人たちが居るって、ことですよね
そもそも「頭が良い」って、どうことでしょうか?
頭が良い=偉いと勘違いしている人が居ますが、
そうではありません。
頭が良いというのは、特技なんです。
神様から特別にそういう特技を与えられている人には、使命があるんです。人間の身体で言えば、脳みそに当たる人たち。日本の国で言えば首脳陣、この国を動かす人にならないといけない使命があるんです。
国家公務員は、国民の税金で楽して暮らす人の事を言うのではありません。国家公務員とは、公に尽くす人のこと。国民に仕えて働く人のことを言うのです。
ですが、今や、公務員を目指す=給料が安定している、休みが多い、定年になっても天下りが出来る等‥、志高くではなく、自分の都合や見栄張りの親の願いで目指すのです。
霞が関で立案する人たちは受験戦争に勝ち抜いた人たちですから、伊藤貫先生が言われたように「自分の役に立つことだけやって出世するのが一番偉いんだ!うまく立ち回る人間がエリートだ!」と、そういう人間なんだということです。。
これでは、日本の国が滅びてしまいます。
頭が良い人は、その技術を持って、人に愛を与えないといけないんです
そうでないと、結局その人は誰からも尊敬されません。
医者は技術だけでもダメです。医者の心に愛情があふれていてメスを持てばその患者さんは救われるでしょう。しかし、たとえ技術があっても患者を思う心、愛情が無ければ患者さんからの敬慕は返って来ません。
愛情だけあっても、もし技術が無ければ人を救うこともできません。
だから、技術は必要なんです。
技術もあって、愛情もあれば最高の医者として尊敬されるでしょう

滅び行く日本を立て直すそれは教育しかありません。
弱肉強食の世の中になってしまった今の教育を根底から立て直すしか未来はありません。
もう時間がありません。
早くしないと本当にこのまま日本は滅びの道に行きます。
ぜひこの動画をご覧ください。


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