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吃音の子供はデパートで吐く

「貴方は魔女じゃなく魔女達が読む星の光」と誰かが言う。魔女狩りさえされない地中の私は光る!重たく湿った大地をも全て貫く程に光ればよい。精力を使いとことん注ぐ。吐いたり折れたりはどうでもいい。地球の裏側に月みたい永久に日陰の場所があるとして内側から光って貫け、いい。宇宙で1番寂しい生き物は何処?夢の中で会った。デパートの子供?上手く喋れない。花は枯れるから貴方が枯れないのなら幾ら愛してもいい。貴方は枯れない。枯らそうと思えば枯れる。本当は誰も枯れない。枯らそうと思えば枯れる。貴方が枯れる時、私も1度ちゃんと死ぬ。言ってはいけない言葉であるから決して言わない。あの花も私、平気にに見えていた?光っているから。
シャッタースピードをあげてよくみて。ほんの数コマの間、光の断末魔が写る。私は毎秒死ぬ。誰かの尊厳が死に絶える時、私は一緒に死ぬ。繰り返し繰り返され繰り返しても初めのよう全く同じ量の血を流す。また光っているからただ私が瞬いたように思う。よかった、私の痛みがみえなくて「瞬いた」と言って嬉しくなって帰路につく。私が死んだ数だけ誰かが夜空を見上げて「瞬いた」と言って愛する人と手を繋ぐ。全ての人を愛している。全ての愛している人達に血飛沫をかけることなく光の粒として声を殺して死ねてよかった。何も知らなくていい人は何も知らなくていい。

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