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子ども達なりのソーシャルディスタンス

昨日は二女が通っていた幼稚園で
この春卒園児の希望者を対象とした
ちょっとした催し物があり、
卒園式ぶりにお邪魔してきました。

素晴らしい晴天でした!

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春休み中も仲の良かったお友達に
会えず遊べずの状況でしたから、

久々に先生やお友達、
保護者の皆さんに会えるこの日を
私も二女も心待ちにしていました。

コロナ対策のため、

用事を済ませた方から
速やかにお帰りください、
という事前アナウンスがあったのですが

先生方が
そうは言ってたけど、
折角久々に来たんだから
遊んでいっていいよー☺️
と言ってくださって💦

来園した多くの子ども達が、
久々の再会を喜び合い、
園庭を駆け回って楽しく遊んでいました。

二女も楽しくなってしまい、
なかなか帰ろうとはしません。

「Mちゃんが来るまで帰らない!」


幼稚園で1番仲の良かったお友達のひとり
Mちゃんとは、5月に近所の公園で
たまたま再会していました。

その時は主人と二女の2人で公園に行っていて私はその場におらず、

公園から帰ってきた二女が
「Mちゃんに会えた!」
と言っていたので

良かったねー!お話したりしたの?

と聞くと

「ううん、遠くからバイバイしただけ」

とのお答え。

主人に話を聞いたところ、
お互いに全く近寄ろうとはしなかったとの事でした。

まだ卒園間もない子ども達ですが、
その時の自分達の置かれている状況から

「今は、お友達に近寄ってはいけない」

ということがしっかり
分かっていたんだなと思い、

「そっか~、近付かなかったの、
えらいねえ…また今度、
一緒に遊べるといいね」

なんて二女に伝えたけど、

近付かなかったのがえらいって
なんだかなあ…寂しいよなあ…と
思ったりしていました。

終了時間10分前位になって
Mちゃんとお母さんがやってきました。

二女は大喜びで
Mちゃんの所に駆け寄って行き
その後、時間まで楽しく遊んでいました。

私もMちゃんママとは
久々の再会だったので、
公園で会ってたんだよね!
という話をしたところ

Mちゃんママは

「そうなの!嬉しいのに、
お互いに全然近づこうとしなくて…」

なんだかとても切なかった、
と話していました。

この春の世の中は、
幼い子ども達までもが

仲の良いお友達にも
近寄ってはいけないんだという事を

理解せざるを得ない位の
状況だったんだなと
改めて思わされました。

楽しいひとときが終わり、

お友達と久々に会えて
喜んでいた子ども達の中には

帰り際に寂しくなり、
泣いてしまった子もいました。

Mちゃん親子とも、
園庭を出たあとも暫く一緒にいて

秋冬になってしまうと、きっとまた
出られない、会えないになっちゃうよね…

また夏休みに状況見て、会えたらいいね!

という話をして、お別れしました。

多分、夏の間はお互いに
春先に比べれば比較的近い距離で
接する事が多いと思いますが、

また、よりいっそう
ソーシャルディスタンスを
意識せざるを得ない時期が、
再び来る。

その時に、
この春と同じような意識で
対応していくことができるのか。

またこうなってしまったと
心折れてしまうのか。

それとも、一度経験しているから
スムーズに対応していけるのか。

みんなとの
久々の再会はとても嬉しかったです✨


けど、それと同時に

第2波がやってきた時の事を

そんな中でも心の充実をはかっていくことを

考えておかなければいけないなと
改めて思った1日でした。


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