発達障害と原始反射
こんにちは!relief OTです♫
今回の記事では発達障害と原始反射についてお伝えしていきます。
1.原始反射とは?
最初に原始反射とはなにか?
どのような反射があるかというと、
などがあります。
なぜ赤ちゃんには原始反射が必要なのか?
脳の発達が未熟なため、原始反射によって生命を維持し、発達を促進する
ためといわれていたりします。
2.原始反射と発達障害の関係性
原始反射はおおよそ生後6~12ヵ月の間に消失するといわれていますが、発達障害があると原始反射の消失が遅れたり、残存する場合があると報告されているようです。
マクリーンの三位一体脳モデルでは、下位脳から発達が始まり、上位脳へ発達が進むといわれています。
上述した原始反射は、
主に下位脳である脊髄や脳幹が役割の中枢となり、反射・運動を調整
してくれています。
発達・成長に伴い、大脳新皮質が成長・機能してくる生後6~12カ月程度には、
原始反射が大脳新皮質によって抑制・調整され出現しなくなる
といわれています。
発達障害では大脳新皮質のネットワーク(神経の繋がり)に問題が生じていると報告されており、大脳新皮質のネットワークの問題により、下位脳の調整が不十分となり、発達障害では原始反射が残存すると考えられています。
3.原始反射が残存すると、どうなるのか?
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