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ムジュンが多くてムズカシイ

おはようございます。
またも久しぶりのnoteになってしまいました。いつも後悔します。

今週の天気の悪さにテンション下がり気味ですが、3月も最後の週なので頑張りたいと思います。

昨日ついに、NPO法人の認証が降り心はワクワクしています。

何を選ぶか

私は今、建築事務所で働いていますが、設計する際に考慮しなければいけないこととしてイニシャルコスト・ランニングコスト・将来性や持続可能性・環境への考慮・利用する人の考慮・視覚的なデザイン・テクスチャーなど・・・

設計者は、出来るだけコストを抑えつつ環境に良いものを選びます。
もちろんその中で生活する人のことも考えますが、何を一番にとるかと言われるとすごくすごく難しいんだということをここ最近感じています。

例えば「断熱」


熱は開口部、窓や戸などの外部との接触が多い場所から失われがちなので出来るだけその部分を小さくするのが熱効率のために良いとされています。

しかし人間の体は日光や風等を必要とします。

ある資料では日光を多く取り込める部屋がうつ病などの疾患の方には適しているというデータがありました。

私はとても矛盾していると思います。

建物としての性能をとるか、その中で生活する人をとるか。
もちろんどちらも選べますし、どちらを捨てろって言うことでもないのですが。

全てを網羅した空間の実現は難しいと思います。



建物は使い続けられてこそ

私はリハビリの道から、建築の道へと大きく転職しました。
社会人は仕事をしていても死ぬまで学生だと思っていますが、特に建築は勉強中の学生です。

建築というものを学んで数年。
学ぶ前には、新築の建物こそ良いと思ってましたが!
こんなに建てて壊して建てて壊してをくり返しているのは日本くらいなんだということを知りました。
木造が一般的だから仕方ないとは言えど。

ザ 日本

海外に目を向けると。特にヨーロッパ。
古くからある建物を中の使い方を替えたり修理をして使い続けているんですね。
スケルトンインフィルですね。

日本にも古くからある建物、家を出れば隣の家も実は長く建っていたり。
そういった建築物を上手く使い続けることこそ私達現代人がすべきだと感じました。

古民家が流行っていますが、もっと小さな家や商店の改修なんかも流行るといいですよね。

そういった建物を長く使い続ける方向に導けるような建築士であり、人と建物を上手くマッチさせるようなプランナーになりたいですぅ。

さ、今日も頑張ります。

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