見出し画像

話しにくいを変えていく

おはようございます。三連休中日ですね!
今日も私の朝はヨガと散歩から始まりました。
寒い朝でしたが、日中は段々と温かくなることを願います。

人に相談しにくいこと

悩みがちな私。一人でモヤモヤと考えてても仕方ないので、人に相談したりアドバイスをもらうことが多い私ですが、そんな私でさえ人に話にくかったのは「介護」や「ケアラー」としての悩みや不安でした。

20代にして身近な人が癌になり闘い共存する日々を支える経験、最期の瞬間まで寄り添うという経験は、勉強になったし自分の中で「生きる」ことに対しての考え方が変わった時間でした。
今はそんな風に綺麗事として話せますが、当時の心と体はボロボロでした。

大切な人を失う恐怖、未知の生活や日々への不安、変化し悪化していく人を支えられない自分の弱さに悔やむ毎日。ほんっとにしんどかった。思い出しても胃が痛くなるくらい。

そんな苦しみを共有できる人はいませんでした。
だから何をしていても「不安」に押しつぶされそう。とても苦しみました。

介護はされるもするも気を遣う

介護…といっていいのかわからないくらい癌の進行が早くて、立ち上がりを手伝ったり食事のサポートをするくらいしか出来なかったけれど。
毎回介護される側は「ごめんね」と言います。

その一言に毎回、胸がぎゅううううううっと痛くなりました。
一応医療従事者になったけれど、結局大切な人が目の前で苦しんでいても自分の出来ることって何にもない。私、何が出来るんだろう。

形上介護しているから、体は疲労するし緊張感がある。けれど、気持ちが置いてけぼりでした。

認知症や重い麻痺や知的機能が低下している方を支えるとなると、こうはいきません。
「生活は続く」から、うまく折り合いをつけないと介護する側が疲弊します。悪く言えば「終わりがない」介護が待っています。

苦労やしんどさを感じて、口にしてもいいと思います。むしろ吐き出して、うまくストレス発散していける方が良いと思います。
SNS、ドクター、ナース、家族、友人。こんなにも場所はあるのに言えないのが現状。知りすぎてるから逆に言いにくい。

「辛い」「しんどい」と言える場所が欲しくないですか?

家事も育児も介護も

女性として生まれて、この年になって「主婦業と仕事の両立って難しい」と感じることが多くなりました。

母からもらった本の一つに、鳥谷さんの本があります。
「家事と育児はボランティアですか?」という強烈なPOP、題名は「主婦の給料、5億円ほしーー!!!」です。くすっと笑えて、たまにため息がでる。そんな本です。

家事も育児も介護も、言ってしまえばボランティア。半ば強制のボランティアです。まあ時代は変化し、お金で解決することも出来るようになりました。
しかしお金がなければ、そうもいきません。「誰かがやらなきゃいけない」こと。というかやっぱり核家族化していますが結局のところ背負うのは家族や親戚。

ですが考え方を転換すれば、「だれがやってもいいこと」「誰もが向き合っていくこと」
なのに、悩みを共有する場所がないし、あってもリーチできていない現状があることを実体験しました。

この年にしてこの話、この年だからその話

多分、中高の友人からしてみれば「やば」と思われるかもしれない。

「介護とか何年先の話してんだよ」「地域とか何?」って思う人もいるかもしれません。

テレビやSNSで見る20代の女の子はキラキラしてるし、ブランドとかコスメ、洋服にお金をかけている。私も美容とかキラキラしたものは好きだけど、それ以上に人との繋がりとか、困りごとに対して一緒に悩んで少しでも良い今日が過ごせること。一緒に何かして、少しだけ美味しいごはんが食べられる。そういうのも好きだな、そんな思いです。

生まれて、育って、例えば上京して結婚して子供を産んだり、仕事を頑張ったり、年を重ねて60歳になって人が亡くなったり、仕事やセカンドプレイスがなくなって「自分の居場所」って何だろうって。
想像以上に長い高齢期という大切な時間を過ごすのは、意外と地域だったりすると思います。
意外と地元志向が多かったりするので、私の友人は。

近い距離間に「悩み事」を相談できる場所があったら、良くないですかね。
私は毎日通いたいです(笑)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?