シエシエ(喋れないのに中国企業に転職したマーケター)

転職で急に中国企業で働き始めたら快適だった人。日本育ち留学経験なしの日本人。気付いたら…

シエシエ(喋れないのに中国企業に転職したマーケター)

転職で急に中国企業で働き始めたら快適だった人。日本育ち留学経験なしの日本人。気付いたら中国駐在してました。専門はマーケティング、広告。趣味は読書。歴史や心理学も好き。中国語勉強中。伝えたい独自コンテンツ(中国企業体験)x知りたい人が多そうなコンテンツ(書評等)

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SF小説『月は無慈悲な夜の女王』を読んだ感想。社会人の人生の小説という感じもする

5chで昔読んだファンタジー小説のスレッドを読んでいた際に、「名無しは無慈悲な夜の女王」という名前に惹かれて、元ネタの『月は無慈悲な夜の女王』を読んでみました。 日本語訳『月は無慈悲な夜の女王』について読んだのは、矢野 徹(訳)のkindle版です。 Amazonのレビューを見ると、日本語訳が読みにくいという意見があり、若干心配したのですが、私の感覚としては読むのが苦痛という感じはありませんでした。たしかに、所々読みにくい箇所もあるのですが、洋書の和訳としてはよくある程度

    • 運用型広告の自動化により人が考えるべき仕事は広告素材とインサイトに

      この記事では、獲得単価やROIをKPIとした運用型広告の運用でクリエイティブの重要性が何故より高まるのかを書きます。想定している広告媒体としてはGoogle、Facebook、Smartnews、LINE等です。 運用型広告の運用は労働集約型の仕事でもあるので、未経験者でも入りやすいです。しかし、自動化が進む中で運用者として生き残っていくためには本質的なマーケティング力を鍛えていく必要があるでしょう。 広告運用の4大要素1.ターゲティング(例:誰に広告を表示するか?)

      • Amazonがレビュー者のフォロー機能を広めたら面白そう?

        Amazonには優良なレビューがたくさんあるのに、何故大部分のレビュー者をフォロー出来ないんだろう。(よく見たらレビュアーランキング上位はフォローできる人もいました。) この疑問が浮かんだきっかけは、社内の学習を加速化するために読書グループを作成しようと考えたこと。会社単位で考える前に日本全体の読書体験共有サービスを探してみようと思った。 Amazonには何故レビュアーフォローが実質ないのか?例えば読書メーターというサービスでは、自分が読んだ本と他の方が読んだ本からマッチ

        • 中国語未経験者が転職・入社後に勉強するおすすめの方法

          中国語未経験で中国企業転職した私が、おすすめの勉強法を書きます。中国語学習の専門家ではないので、働きながら勉強するときの考え方として参考にしていただければと思います。結論から言うと、中国語は未経験者が想定しているよりかは簡単に使えるようになります。 この記事は中国語未経験で、中国企業に入ってから勉強していきたいと考えている方向けに書いています。 想定の到達レベルは、テキストベースのやりとりなら大体わかり、自分で文章をある程度作成でき、口頭ベースの発言も事前に準備しておけば

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          『Who You Are(フーユーアー)』を読んだら面白すぎた(要約・感想)ーDMM亀山会長のエピソードが思い浮かんだ

          「企業文化が大事」が単なる理想論ではなく、本当に組織に必要なものと認識させてくれる名著。翻訳も大変素晴らしい。(違和感のない訳書で五本の指に入るかもしれない。チームをリードする人なら必読。私が読んでる途中で思い出した、DMM亀山会長の記事も引用します。 『Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる』ベン・ホロウィッツ (著), 浅枝 大志 (翻訳), 関 美和 (翻訳) 基準以下の行いを放置しておくと、それが新しい基準になる

          『Who You Are(フーユーアー)』を読んだら面白すぎた(要約・感想)ーDMM亀山会長のエピソードが思い浮かんだ

          中国語喋れない日本人が中国企業の日本支社に転職した感想(年収増えました)

          普通の日本人が中国企業で働くとどうなるのかって体験談があまりない気がしたので書きます。私は特に中国企業を目指していたわけでもないのにたまたま中国企業に就職した普通の日本人です。当然中国ハーフとかでもないですし、留学したこともないですし、大学の第二外国語すら中国語ではありませんでした。 新卒で就職した会社も中国とはほぼ縁のない会社でしたが、初めての転職活動をするときに、「なんとなくこれからはグローバルだ!」という気持ちでグローバル、グローバルと受けていった結果、皆が働きたがる

          中国語喋れない日本人が中国企業の日本支社に転職した感想(年収増えました)