【男と女】お家の繁栄のための昔の婚姻、幸せの形の違い
大河ドラマ「光る君へ」の第三話を見た。藤原摂関家の中でも繁栄を極めた藤原道長と紫式部が恋愛モードに突入していく。紫式部も貴族の生まれではあるが、藤原北家右大臣の御子息とはちょっと身分が違う。この二人が付き合うのなら身分の差問題にぶち当たるのは必須だろうなと推測する。
この当時から日本において婚姻が男と女の幸せな形であったのかはきわめて難問だ。そもそも本人たちが婚姻を決められなかった。家の繁栄や存続が重視されていた時代は、家同士の結びつきが人々の関心事であり、伝統や権威のあ