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スポーツ語るシス!テーマは「90年代の甲子園ベストナイン」

高校野球が大好きな筆者が、年代別の甲子園ベストナインを勝手に選んでいるシリーズの第2回。今回は『1990年代の甲子園ベストナイン』です。

【構成作家T プロフィール】
主にラジオやテレビの台本を書いている40代の構成作家。
趣味はスポーツ観戦。とくに野球が好き。カープファン。高校野球ファン。

まずは、選考基準から。
・あくまでも“甲子園”という括りなので、センバツ(春)・選手権(夏)のどちらかに1回でも出場していれば選考対象となります。
・卒業後の活躍(プロでの成績など)は一切関係ありません。
・外野手に関しては、ポジション(レフト・センター・ライト)に関係なく、印象に残った3名を選出。
 
なお、完全なる筆者の主観であり、独断と偏見に基づいて選出しています。
全試合を見てきたわけではないので、いろいろなご意見があるかと思いますが、「懐かしいな」「こんな選手いたなぁ」「そう来たか」なんて感覚で読んでいただけますと幸いです。

では、行きましょう。『1990年代の甲子園ベストナイン』です!
 
 
■投手:松坂大輔(横浜)
すごい顔ぶれが揃った投手陣だが、やはり90年代といえば松坂大輔しかいない。春夏連覇を果たしたエースであり、打者としても素晴らしいバッティングを見せていた彼をしのぐ投手は見当たらなかった。
 
■捕手:中谷仁(智弁和歌山)
横浜高校で松坂の女房役を務めた小山や、樟南を準優勝に導いた田村などと迷ったが、捕手としての総合力の高さと甲子園で見せた勝負強いバッティングで中谷を選出。ケガなどの影響もあり、プロでは大成できなかったが、現在は母校の監督として活躍されている。
 
■一塁手:後藤武敏(横浜)
似たようなタイプの選手が多く、選考にも頭を悩ませたが、春夏連覇の横浜高校の主軸としてチームを牽引した打撃に敬意を表して選出。
 
■二塁手:沢村通(大阪桐蔭)
今では常勝軍団となった大阪桐蔭が、夏の選手権で初出場・初優勝を果たしたときの二塁手。秋田高校との試合でサイクル安打を放つなど、強いインパクトを残した。
 
■三塁手:松井秀喜(星稜)
80年代同様、三塁手には豪華な顔ぶれが並んでいるものの、やはり松井秀喜をしのぐ存在は見当たらない。伝説の「5打席連続敬遠」がすべてを物語っている。あまり高校野球に興味がない人にとっては、「松井=外野手」というイメージが強いかもしれないが、高校時代は強打の三塁手として鳴らしていた。
 
■遊撃手:福留孝介(PL学園)
遊撃手も甲子園で活躍した逸材が多く、常総学院の金子や横浜の阿部、九州学院の吉本などと迷ったが、そういった選手たちを打撃力で大幅に上回る福留を選出。45歳となった現在もプロ野球選手としてプレーしている。
 
■外野手:大村直之(育英)、斉藤宜之(横浜)、田中一徳(PL学園)
結果的に、後にプロ入りを果たす3名を選出。育英高校を悲願の初優勝に導いた大村は、守備力・打撃力共にレベルが高く、90年代の甲子園屈指の外野手。横浜の斉藤は、豪華メンバーが揃った打線の中でも、キラリと光る打撃技術を見せつけた。そして、PLの田中に関しては、2年生のときに1学年上の松坂大輔から4安打を放ったシーンが強く印象に残っている。
 
 
二塁手の沢村を除いて、全員が後にプロ入りを果たしています。
松坂・松井・福留など、甲子園のスターがプロ野球の世界でも輝いた時代でした。
いや~、なんという充実した人材ぶりでしょう。
今回も自己満足におつきあいいただき、ありがとうございました。
好きなスポーツを語るのはじつに楽しい。
あなたなら、どんな9人を選びますか?
ではまた!
 
(つづく)

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