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デザイナー起業塾で変わった事

こんにちは!デザイナーの木下です!
デザイナーになり20年、
昨年から起業塾にお世話になっていました。
その起業塾も、来月で卒業になります。

このタイミングで、
なぜ入塾したのか?
どう感じたか?
そして、結果どうなったか
をまとめたいと思います。


なぜ入塾したのか?

それには3つ理由がありました。


1.このまま下請けでいいのか?という不安


結婚前、私は某広告代理店の下請の制作会社でデザイナー修行をしていました。その後も派遣や直受けでデザイナーをしていたわけですが、

結婚や出産で仕事をセーブする中で
直受けも難しい状態になりました。

私にとって、
『子育て』は
『デザイン』よりも『人としてやらなくてはいけない事』に思えて
子育てに重点を置いた生活を続け、約15年

そこから、
仕事に再び重点を置きたくなった時に、仕事への自信がなくなっていました。

なんとかしようと、オンラインでできる下請けの仕事を見つけ、どんどん数もこなせるようになり、だんだん制作の勘は戻ってきました。

でも、ブランクが故の謎の不安は拭えないまま。

このまま、下請けだけで、パソコン作業だけやるのか?
私はこれがやりたくて頑張ってたのか?
悶々とする日々でした。

2.生きる意味


時代に合わせようと、コーディングやsnsのスクールに入って
スキルは身につくものの、本質的な問題は解消されないまま。

私の問題は、『お客様に何ができるか(what)』ではなく
『お客様にどう向き合うか(how)』ではないかと気付いたのはこの頃です。

スキルを提供するのではなく、誰かの問題解決の助けがしたい。
それが仕事をする上でやりがいになる、情熱を注げる。
そう思い始めました。

3.子供への影響


私には3人の息子がいます。
長男は高校生、将来何になるかを現実的に考え始める時期です。

そんな時に、私がしてやれる事は何だろう?
それは、『本質的な意味で幸せとは何か?』を考える姿
それを見せる事かなと思っています。

自分の親の世代とは時代も変わり、幸せのカタチは人それぞれ。
画一的なものの捉え方ではなく、
人との比較でもなく、自分の軸で考えてもらいたい。

きっと迷う事もある、そんな時、親の姿を思い出して励みにして欲しい。
人生のエールです。

起業塾に入ってどう感じたか。

温かく感じました。

デザイナーは、ライバル同士だからというのもありますし、
同じ職場でもあまり連まない印象です。
(他の方は違うかもですが…)

私は、これまでの職場で
デザイナーと友達になることはありませんでした。


起業塾は、温かい雰囲気で、何を言っても否定されない、
デザイナー同士でも仲良くなれるような環境でした。

安心・安全と感じる事が、こんなに大切なんだと気付きました。
これは大きな発見でした。
私がお客様と打ち合わせする時も、これは心掛けなければと思いました。

結果、どうなったか?

自分のできる事を、困っている方に役立てるにはどうしたらよいか。
近江商人の言葉、『三方よし』で考えるようになりました。

ただ、見やすいもの、分かりやすいものを作るだけでなく、
『クライアント、自分、社会にどう役立つか』を考えながら
こちらから提案する事を考えるようになりました。

今まで、『こんなことできっこないよ…』と
自信なく思っていたことも、
ステップを踏めば、少しずつできるようになる。
まだまだ未熟なのですが、自分に無理のないカタチで基本スタンスが決まったのが良かったと思っています。

自分に無理のないカタチで
デザイナーとしての基本スタンスが決まったのが良かったと思っています。

具体的に、お客様へどう提案しているか
どう仕事を作り出しているかは
また今後の投稿でお伝えしていきますね。


起業塾に通うまで右往左往しましたが、
それも無駄にはなっておらず、
これからお客様への提案にも生きて来ると思います。

人生、迷ったって、回り道をしたって、
無駄な事なんて一つもない。
全部生かして、唯一無二になればよい。

お客様にも、
ご自身ががんばっていること、大切にしていること、
それを温かく包みながら、社会に広く知らしめて
商品・サービスを買っていただける
そんな幸せな広報・広告を提供したいと考えています。

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