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明日はきっと、いい日になる。

ジブン広告

明日はきっと、いい日になる。
夢と目標を成し遂げるための大切な1ピース。
日々、懸命に生きた時間が私を形成していく。
たとえ小さな一歩でも、昨日の自分を超えていきたい。
そう思っていた私は、どうやら間違っていたみたいだ。
口先だけで何も成せていない今の自分を見れば分かる。
努力は必ず報われるなんて、とんだ戯言だ。
今まで頑張ってきたことも、実らなければ無駄なこと
一体、何のために生きているんだろう。
暗闇の中、今日も一日を消費する。

先の見えない人生。
それでもきっかけ一つで上を向けたりする。
どうしても生きたい私は、
そのきっかけをつかみに行くことにする。

*下から一行ずつ上に読んでいくと、世界は180度変わります。

パロディしてみた

実はこれ、今年の1月に話題になったとある広告を、勝手ながらパロディさせてもらっている。

西武そごうの「わたしは、私」という広告シリーズの2020年版「さ、ひっくり返そう」というものだ。ネットニュースなどにも取り上げられていたので、多くの人が知っているかもしれない。当時まだぎりぎり大学生で、広告を学んできた私としてもこの広告は衝撃だった。

※西武・そごう公式サイトを引用

内容は

大逆転は、起こりうる。
私は、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。
(西武・そごう「わたしは、私。」広告より引用)

これを一行ずつ下から読むと、大逆転したメッセージになるというもの。

私はこれを逆さから読んだとき、心の底から言葉の創作と、広告の面白さを感じた。またイメージキャラクターには、炎鵬という小兵ながら大きな力士に挑み勝つ力士というこの上ないと感じさせるぴったりなキャスティング。「わたしは、私。」シリーズは過去にいろいろと物議を醸したこともあるが、少なくとも毎年何かしらの形で西武・そごうのブランドを攻めながら守り、そして新しい価値付けをしていこうというような意図を感じる。

今は8月も下旬になるが、今年私の中ではまだ、この広告を超えるものとは出会えていない。

話は戻ってジブン広告

そこで失礼かつ身の程をわきまえない行為であることは知りながら、今回この広告をパロディさせてもらった。プロの作品とこうして並べると大分恥ずかしいけれど、書く。

今回は自分に向けた、そしてあわよくば今頑張って生きているどこかの誰かに向けたメッセージとして作った。

人は誰しもが、もがいてもがいて、どんな形であろうと日々を良くしようと生きていると思っている。たとえステージや目指すものが違おうとも。

そんな日々の中でどうしても消えたくなるくらいつらい日や、立ち直れなくて明日が来てほしくない日を過ごすこともある。反対に困難を乗り越えて、飛び上がりたくなるくらい嬉しくなる日も。そんな日は心が満たされてとても暖かい。

その1日1日はどれもつながっていて、表裏一体な面があると思う。

支えてくれる誰かと出会うこと。勇気を出して環境を変えること。新しい何かに挑戦すること。尻尾を巻いて逃げること。たとえ逃げるとしても、能動的に逃げること。

小さなことでも自分で何かを動かしたとき、きっと自分の中の何かのベクトルが変わる。

上向きベクトル

さいごに、冒頭の文を下から上向きに読む

暗闇の中、今日も一日を消費する。
一体、何のために生きているんだろう。
今まで頑張ってきたことも、実らなければ無駄なこと。
努力は必ず報われるなんて、とんだ戯言だ。
口先だけで何も成せていない今の自分を見れば分かる。
そう思っていた私は、どうやら間違っていたみたいだ。
たとえ小さな一歩でも、昨日の自分を超えていきたい。
日々、懸命に生きた時間が私を形成していく。
夢と目標を成し遂げるための大切な1ピース。
明日はきっと、いい日になる。

こっちの方向に読める日が一日でも多くなるように、私は生きていきたい。

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