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“Ms.Curtain's Diary” vol.3「ベルベットのカーテン」

スペースは天井高190cm強。
展示に本物のカーテンを使うので、縦の長さ200cmのものを。

現場宛にオーダーしたので、出来上がって届いたらテンション上がりますね、たぶん。
成果展の時期が11月なので、寒々しく見えるのはちょっと違うかな、と思い起毛素材を。

赤と青。
赤は、ビカビカしない少し控えめというか重ための色(絵が、鮮やかな色になるので)。
青は、冷たい雰囲気の水色っぽいものと濃いブルーで迷いましたが、濃い色に決めました。「ブルー・ベルベット」というタイトルの映画がありますが、まさに。

よく「デヴィッド・リンチ好きでしょ?」って聞かれるので、今では「はい」って答えてるんですけど。
私がリンチを知ったのはこのシリーズの絵を描き始めて1年くらい経ってからなんです。

当時、ある人が私の絵を見て
「デヴィッド・リンチ好きでしょ?」
って聞いてきたことがあって。
「知らない」って答えたんですね。

そうしたら、
「え!こういう絵を描いているのに!?ツイン・ピークスとか観た方がいいですよ。絶対好きだと思う」
って言われて。
そこから興味が湧いて、観るようになりました。
ドーナツ二段重ねしたい。

後半だいぶ関係ない内容でしたが、数年ぶりに布そのものを使用した空間に挑戦します、という話でした。
(活動をはじめてすぐの頃は、ブースの出展などでよく薄手のベロア生地をカーテンのように垂らして絵画と組み合わせていました。そんな時期もあった)

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