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Notebook LM活用のコツは、「1度も”読んでない本”は入れない」こと。

こんにちは!AI整体師です。

最近、NotebookLMの話題をWebニュースやXで見かけなくなりましたよね。Claude 3.5 sonnetのインパクトが強かったのもあるかもしれませんが、NotebookLM自体の機能が限定的なのも原因かなと。

リリース直後よりは少し熱が冷めたというのが正直な印象です。

でも、僕個人としてはNotebookLMはすごく気に入っていて、今でもがっつり活用しています。

そこで今回は、僕が実践しているNotebookLMの活用法、そしてその本質についてお話したいと思います。

NotebookLMで「読書」を進化させる

結論から言うと、NotebookLMの真価は「読んでない本や情報をタイパで読む」ではなく、「一度読んだ情報を深掘りすること」にある。というのが現時点での僕の感想です。

どういうことかと言うと、最初は僕もNotebookLMに本を丸ごと読み込ませて、要約を作ったり、チャットで質問したりしていました。いろんなテーマでメモを作って、それを元にさらに調べ物をしたりもしていました。

でも、あることに気づいたんです。

「あれ? 意外と早くネタが尽きるな…」と。
そして、「そんなに頭に残ってないな…」と。

チャットでどんな質問をすればいいか、どんな内容を投げかければいいか、段々分からなくなってきたんです。

これって、ChatGPTなどの生成AIを使いこなせないって話に似ていると思いませんか?

自分がどんな目的でNotebookLMを使うのか、どんな質問をしたいのか、どんな知識を深めたいのか、それが明確になっていないと、チャットに投げかける言葉も決まらないし、結局使わなくなってしまうんです。

意識高い系あるあるかもしれませんが、「ノートを作って満足しちゃう」みたいなことに陥ってたように感じます。自戒を込めて。

読んだことがある本 VS 初めて読む本

NotebookLMを使う上で、「一度”読んだ”本」と「一度も”読んでいない本”」では、大きな差があることに気づきました。

NotebookLMは「一度も”読んでない本”をまとめる」よりも、「一度読んだ本への理解を深める」ためにこそ使うべきツールなんです。

一度も読んでいない本をNotebookLMに入れても、どんな質問をすればいいか分からないし、理解も深まりません。NotebookLMを使う体験としても、どこか物足りなさを感じてしまいます。

NotebookLMを最大限に活かすために

NotebookLMを本当に使いこなしたいなら、そしてNotebookLMの存在価値を最大限に引き出したいなら、一度読んで自分の中に疑問が生まれた本、もっと深掘りしたい部分がある本をNotebookLMに読み込ませてみる。

そして、その疑問点をチャットでどんどん質問していく。

もし、NotebookLMだけでは情報が足りないと感じたら、ChatGPTやPerplexityなどのツールも活用する。

いろんなソースから情報を集めて、さらに理解を深めていく。

これがNotebookLMの最高の活用法だと僕は思っています。

検索ツールとして割り切った使い方もアリ

もちろん、理解を深める以外の使い方がダメということではありません。

例えば、説明書や公的な資料、教科書的なものなど、”事前に一度も目を通さなくても問題ないもの”は、NotebookLMに放り込んでしまって、気になった時にチャットで検索するように使うのもアリだと思います。

大切なのは、「理解を深めるために使う」NotebookLMと、「単純に検索をしやすくするために使う」NotebookLMは、使い方を分けるということです。

まとめ:NotebookLMは「思考を深める相棒」

いろんな方の活用事例も参考にしながら、自分なりの使い方を見つけていくのが一番ですが、僕個人としては、一度しっかりと目を通した本や論文をNotebookLMに読み込ませて、自分の理解を深めていくという使い方がおすすめです。

Notebook LMに限らず、全てのAIはツール・道具に過ぎないので、「使い方次第」で便利にも不便になると思います。


でわでわ、次回の記事で!

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