人口爆発による貧困や環境問題について

2022年9月10日 20:10

1987年の7月11日に世界の人口が50億人を超えたことから、この日は世界人口デーという日ができました。2021年の世界人口は約78億7500万人でこの34年で約28億人ほど増えたことになります。

日本の人口は減っている！？

日本の人口は、2021年時点でほぼ横ばいである。しかし確実に減っていることは間違いないし、少子高齢化が進んでいる。

これの原因は医療技術の発展による高齢者の長生きと、若い世代の収入の減少や時代による結婚の価値観など様々な原因があると考えられます。

昔の医療技術では助からない命や、今に比べて新しく開発された薬などなかった時代ですから、年を取ると長生きできませんでした。

もちろん自分たちが生まれてきたのは祖先のおかげで感謝していますが・・・

「年寄りは自分の限界を認めて、将来のことは若い人にまかせてほしい！」

今の日本は政治を見ているとわかるのですが、考え方や物事が変わっていない。時代の流れというのがあるので、昔のやり方が現代に合うはずがないと思います。

このままでは少子高齢化はなくならないし年金の問題もあります。僕としては若い人にたくさん仕事をしてもらい権限を与えて、将来日本をどうしていくべきかを考える力をさせてほしいと考えます。

アジアやアフリカではなぜ人口増加が問題視されるのか？それは教育にあると思います。貧困地域では親の仕事を手伝わさせたり、モノを売るために仕事をさせ生活を維持するために家計を助けさせるという考えがあります。

将来子供がたくさんいたほうが働いてくれる人数が多いので助かるのが得だと思っているのです。アメリカの哲学者マイケル・サンデルは貧困地域における出産の哲学について討論していました。

貧困地域で子供を作ることは幸せなのか、そうではないか？

貧困地域で子供を作るということは、そもそも恵まれた環境ではないので生まれてくる子供にとって不幸ではないかという事でした。確かにせっかく生まれてくる子供に十分な栄養や教育を与える環境は貧困地域では乏しいでしょう。

新しい命が生まれることになんてことをいうんだ！素晴らしい事なのに！という人もいるでしょう。しかしその子供にとって恵まれない環境だとしたらどう考えますか？

話を元に戻しますが、これらの国の人口増加は親のエゴ(子供がたくさんいてくれたら自分の面倒をみてくれる)だとしたらどう考えますか?

日本ではたまに大家族のドキュメント番組なんかやってたりして大体大変そうです。でもなぜか幸せそうですよね？

これは国の考え方や環境が違うからだと思います。そう考えると豊かな国とそうでない国、人口増加の因果関係は興味深いものがあると思います。

人口が増加するとなぜ環境破壊になるのか？それは人が増えると生きるためのエネルギーが増えるからです。

例えば一人が車を使うとその排気ガスは一人分です。人が増えて二人になりそれぞれ車を使うと2倍になります。

食べるために森林を伐採し畑を作り自然環境に影響を与えたり、モノを作って大量のゴミがでて汚染したりたくさん悪影響があります。

さらには水不足や残された資源を巡って争いが起きたり、人口増加による影響ははかりしれません。

SDGｓとは「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」の略でエス・ディー・ジー・ズと読みます。2015年9月の国連サミットで加盟国で採択された17の目標と１６９のターゲットからなる行動計画です。

今回のテーマに沿ってまとめると、貧困や環境問題をなくすには質の高い教育を受けることができれば正しい知識の元、行動する事ができます。

エネルギーをクリーンにする考えを持つことで１３、１４、１５、の環境汚染に対処することも可能になります。

人口増加による貧困や環境問題は世界中の問題であり、協力しないとできない事でとても難しい事です。でも今の時代、SNSやネットで繋がる時代。全世界に発信しようと思えばその場所に行かなくてもできます。

一人一人が地球と繁栄の為に考えて行動すれば、違った将来が見えてくるはずです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？