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現代アート作品で身近におしゃれ空間を演出。

現代アートで部屋を飾ることはモチベーションの向上につながります。有名な作家になると高額な作品が多いためなかなか手に出せないですが、安価なリトグラフやポスターで雰囲気を演出することも可能です。

今の時代は個人がSNSやアプリを使って販売できるので、肉筆で描かれた一点モノを手にいれる事もできます。

私自身としては、印刷されたものより作家が手作業で作り上げた作品が好きです。

駆け出しのアーティスト作品は価格的にも購入しやすく、上手くいけば将来価値が上がる可能性も秘めています。

購入することで作家の支援になり、所有者自身も普段の生活からビジネスまで豊かな想像力や感性が身に付きます。

現代アートとは?おしゃれになる空間。

芸術と言えば絵画や彫刻が一般的ですが、現代アートはこれまでの常識を超えています。何をもって芸術とするか決まりはありません。

2019年米フロリダ州で開催されたアートバーゼルでは、イタリアの芸術家マウリツィオ・カテラン氏による「コメディアン」という作品が発表されました。

マウリツィオ・カテラン作『コメディアン』

この作品は壁に本物のバナナをダクトテープで張り付けた作品で、一瞬見ただけでは理解ができない作品です。しかも驚くことに日本円で約1300万で購入されているという事・・・。

さらには、ニューヨークを拠点に活動するアーティスト「デビッド・ダトゥナ」に食べられてしまった事。彼曰く、「Hungry Artist」と称したパフォーマンスでこれも芸術なんだとか・・・。

いろいろ情報が多すぎて頭の中が大渋滞を起こしそうです。

絵画でもなく彫刻でもないパフォーマンスに近い作品は、展示空間を作品として表現する手法「インスタレーション」という枠に分類されます。そう言われてもイメージがわかないですよね。

もっとわかりやすく言うとディズニーランドを思い浮かべてください。夢の国を演出した空間の様々なオブジェやシンデレラ城は、インスタレーションの代表と言える芸術だと思います。

例えば作家を名乗る人がコップに絵筆を入れただけでも「これは作品です!」と言ったら作品になります。自由です。

しかし、世間に受け入れられるかどうかは作家が何を意図として作品としているのかも重要なので、しっかり説明ができないとただのポンコツになってしまいます。

現代アートとは形に残らない物も含め、今生きる人に何をもって芸術とするのかを問いただしているのかもしれません。

NFTアートなる分野も出てきているのでアートシーンは常に変化しています。

芸術の価値について


義務教育で習う美術の授業で必ずと言って出てくるアーティストで有名なピカソやゴッホは、一般人にとって「買っちゃおうっかなー」みたいな話は聞きません。一億円、十億円という価値の作品も耳にすることがあります。

では、芸術の価値はどうやって決まるのでしょう。これは人の感性によって決まります。

  • 一目惚れのような心を動かされる作品

  • 知っている有名なアーティスト

  • 投資対象

  • コレクション(希少価値)

このように自分の心に突き刺ささるような作品に出合う事もあれば、投資対象で購入するといった様々な要因で価値がつけられていきます。

芸術作品の価値はあってないようなものです。

極端な例ですが、ある作品を100万円で購入したいと思う人もいれば、タダでもいらないという人がいます。その人の感性が芸術の価値と密接に結びついていることが言えます。

価値が付く理由は、見る側が何か衝動を起こされたときに評価の目安として価値(評価額)がついていきます。

身近にアートを楽しむ


なんでも鑑定団で度々、妻に内緒で購入した壺が登場します。評価額が高ければ文句ないですが、低かった場合は間違いなく「家事全般一か月コキ使われる」の刑確定です。

金額で考えてしまうとどうしても弊害やトラブルがでてきますので、身近に楽しむならまずポスターやリトグラフをおすすめします。

額に入れると存在感がでて結構いい感じになりますよ。あとは、ネットから画像を拾って光沢紙にプリントし、A4サイズなら100円ショップの額でもなかなかgoodです。

私は絵を描くのが趣味で自分の絵を飾っています。思い切って自分で作成するのもありだと思います。

ちょっと無理だなぁと思う方は、知り合いの絵描きさんにお願いしたりフリマアプリでも自作の絵を売っていたりするので、探してみるのも楽しいです。

絵を描いてる友人や親戚に「タダでくれ」みたいなことはタブーです。

作家本人が良いなら問題ないですが、描いてる本人からしてみれば失礼極まりないです。

なぜなら、「あなたの絵は無価値でタダ同然で貰ってあげる」と言ってるようなものだからです。しっかり交渉して作家の存在価値を証明するのもオーナーとしての責任が必要です。

もしお金に余裕があり本物の購入を、考えているならギャラリーがおすすめです。

実際に鑑賞すると改めて作品のすばらしさに気づいたり、ギャラリーと仲良くなることでいろいろな情報を教えてもらえたりするので勉強になります。

敷居は全くないので気軽に立ち寄って覗いてみましょう。

東京だけの情報に偏ってしまい申し訳ないですが、一つの場所でたくさんのギャラリーを見学できるスポットをリンクしておきます。

ピラミデビル

東京都港区六本木6丁目6−9


complex665

東京都港区六本木6丁目5−24

TERRADA ART COMPLEX Ⅰ, II

東京都品川区東品川1丁目33−10

現代アートの選び方


実際に飾るとして自分に合う作品って何だろうと迷い考えます。例えば服や帽子を選ぶ時、自分に似合うかどうか選んで決定します。選ぶ時の基準は感覚です。

機能性も大事ですがやはり最後にはセンスで選びます。つまり服選びをするときと一緒じゃないかなぁと感じています。

まず、興味があるものに限定して掘り下げていくのも見つけやすいです。

  • 風景画、もしくは人物画

  • 抽象的

  • モノクロ

  • 写真作品

  • アニメ

  • デザイン

もう一つは作家で選ぶ方法です。

  • 奈良美智

  • 村上隆

  • Andy Warhol

  • Jonas Wood

  • Anish Kapoor   ・・・etc

個人的には井田幸昌さんがおすすめです。「VOCA展 2016」に参加。学生対象アートコンペ「CAF賞」では「審査員特別賞」を受賞。Fobus JAPANが表彰する「30 UNDER 30 JAPAN」のひとりに選ばれる。最近だと宇宙旅行に出かけた前澤さんがISS(国際宇宙ステーション)で飾った絵が、井田さんの作品だったりします。

懐の事情もあるし、いい作品はやはり高額!!自身のモチベーションUPと将来の投資という意味で買っても損はないですよぉ・・・。(生活に支障が出ない範囲で購入しましょう!)

まとめ


絵を一枚飾るだけで殺風景だった部屋の印象を180度変えることができ、見る人を楽しませてくれるのが現代アートの力です。

「芸術ってわからな~い。」で終わらせるのではなく、わかろうとしないのもったいないです。

これはビジネスやライフスキルでもいえる事で、始める前から諦めてしまっては成長ありません。現代アートでマインドを変える生活ができると楽しいですよね。

みなさんも現代アートで、素敵なおしゃれ空間をいかがでしょうか?

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