ホープ

自分ってダメだなあーと思ってる人。きっとあなたより僕の方がダメです。少しでも元気になれ…

ホープ

自分ってダメだなあーと思ってる人。きっとあなたより僕の方がダメです。少しでも元気になれるようにあなたも僕も…

記事一覧

お留守番を

僕が旅に出る時は もう行かなきゃでは 悲しいからさ 少し出かけてくるからね ちゃんと伝えていくよ

ホープ
1か月前
5

香辛料の砂漠の海

ありきたりの毎日なんて やってられないと あいつは何十種類もの香辛料の 砂漠の海だ ただしょっぱいだけの日々 喉が渇いた 命を湿らせたい

ホープ
3か月前
6

【天使の遺言】ギター弾き語り

00:00 | 00:00

早川義夫さんの天使の遺言という歌をギター弾き語りでカバーしました。

ホープ
7か月前
11

俺は中途覚醒

俺は哀れな中途覚醒 好きなものは睡眠薬 嫌いなものは睡眠薬 本当は 朝まで君とグッスリしたい 歓迎されない中途覚醒 悪気はない

ホープ
8か月前
13

ミノムシデイズ

虚しい虚しい ミノムシデイズ 中身を覗かれ がっかりされたから 身の丈に合った隠れ蓑を 編んでいるのさ 虚しい虚しい ミノムシデイズ

ホープ
9か月前
10

涙色の紫外線

電車にもバスにも乗れない 教室にも来られなかった君だから その背中に大きな翼 あの空で君は楽しそう 涙色の紫外線が降り注いでる

ホープ
10か月前
13

約束と夢の国

結局守れそうもない約束は 夢の国にたどり着いただろうか? 君が約束の夢の中 安心して泳げるように 願っている 僕は眠れないだろう

ホープ
10か月前
8

実は魔法使い

その子は小さな魔法使い だけれど時間を止めたりとか 手から稲妻を出したりとか そんなことはできはしない その子は実は魔法使い 陽のあるうちは学校に行って 授業を受け…

ホープ
10か月前
9

ささやく天使

この手をつかめば 幸せの鐘が鳴り響くと ささやく天使の 真っ白な指先に 悪魔色のマニキュア

ホープ
11か月前
6

ボンバーマン

あの頃 あまりに悔しかったから 僕はボンバーマンになるところだった だけどホントは仲間外れみたいで 寂しいだけだった ボンバーマンはやめた

ホープ
11か月前
7

キンキンサバカレー

今日はとても暑かったね 色々と冷やしておいてあげよう 君との関係が冷えないように なんて サバの缶詰も冷やしておこうね なんとカレー味なのだ 早く帰ってこないか…

ホープ
11か月前
7

蜜柑の夏物語

僕らの物語が未完で終わるなら 全ての物語は未完だよね 季節外れの蜜柑は缶詰 夏じゃないか! スイカで改札をくぐり抜けて 夏みかんに会いにいく なつみちゃーん も…

ホープ
11か月前
14

夏草や
今の時代に
草ww映える

ホープ
11か月前
5

接着された悲しみのその後

君の涙は接着剤に変わったので 医者からは泣かないようにと 注意を受けていた 言いつけを守るために 嬉し泣きも悲し泣きも禁止 引きこもって幾年が過ぎ 君のお世話を…

ホープ
11か月前
12

おーい

大切にしまっておいたつもりが 忘れてしまうなんて バカだなあ ふとしたきっかけで思い出した 引き出しを開けてみても 僕の目の色が変わったからか もぬけの殻になっていた…

ホープ
1年前
7

ほっけ

ある日夕飯時 目の前のお皿の上にとっても大きなほっけ うわあ!うれしいな! 僕はほっけが大好きなんだ それから…毎日夕飯時 目の前のお皿の上におっきなほっけ 僕は苦…

ホープ
1年前
13

お留守番を

僕が旅に出る時は

もう行かなきゃでは

悲しいからさ

少し出かけてくるからね

ちゃんと伝えていくよ

香辛料の砂漠の海

ありきたりの毎日なんて

やってられないと

あいつは何十種類もの香辛料の

砂漠の海だ

ただしょっぱいだけの日々

喉が渇いた

命を湿らせたい

早川義夫さんの天使の遺言という歌をギター弾き語りでカバーしました。

俺は中途覚醒

俺は哀れな中途覚醒

好きなものは睡眠薬

嫌いなものは睡眠薬

本当は

朝まで君とグッスリしたい

歓迎されない中途覚醒

悪気はない

ミノムシデイズ

虚しい虚しい

ミノムシデイズ

中身を覗かれ

がっかりされたから

身の丈に合った隠れ蓑を

編んでいるのさ

虚しい虚しい

ミノムシデイズ

涙色の紫外線

電車にもバスにも乗れない

教室にも来られなかった君だから

その背中に大きな翼

あの空で君は楽しそう

涙色の紫外線が降り注いでる

約束と夢の国

結局守れそうもない約束は

夢の国にたどり着いただろうか?

君が約束の夢の中

安心して泳げるように

願っている

僕は眠れないだろう

実は魔法使い

その子は小さな魔法使い
だけれど時間を止めたりとか
手から稲妻を出したりとか
そんなことはできはしない

その子は実は魔法使い
陽のあるうちは学校に行って
授業を受けて
先生に叱られたりもする

学校から帰るとお師匠さまのところで
認識阻害のヴェールをかけて
街に修業兼仕事に出かける

園子は小さな魔法使い
本気で笑って泣いて怒ったりするから
誰かの心を動かすんだ

ささやく天使

この手をつかめば

幸せの鐘が鳴り響くと

ささやく天使の

真っ白な指先に

悪魔色のマニキュア

ボンバーマン

あの頃

あまりに悔しかったから

僕はボンバーマンになるところだった

だけどホントは仲間外れみたいで

寂しいだけだった

ボンバーマンはやめた

キンキンサバカレー

今日はとても暑かったね

色々と冷やしておいてあげよう

君との関係が冷えないように

なんて

サバの缶詰も冷やしておこうね

なんとカレー味なのだ

早く帰ってこないかな

凍えてしまうよ

蜜柑の夏物語

僕らの物語が未完で終わるなら

全ての物語は未完だよね

季節外れの蜜柑は缶詰

夏じゃないか!

スイカで改札をくぐり抜けて

夏みかんに会いにいく

なつみちゃーん

もう潮風の中

夏草や
今の時代に
草ww映える

接着された悲しみのその後

君の涙は接着剤に変わったので

医者からは泣かないようにと

注意を受けていた

言いつけを守るために

嬉し泣きも悲し泣きも禁止

引きこもって幾年が過ぎ

君のお世話をしてくれた

君の唯一の話相手だった

その人がいなくなった

とめどもなく溢れる涙

君の瞼は閉じられた

瞼の裏

暗闇の中

君がつくりだす世界に

花の種を一粒贈ろう

おーい

大切にしまっておいたつもりが
忘れてしまうなんて
バカだなあ
ふとしたきっかけで思い出した
引き出しを開けてみても
僕の目の色が変わったからか
もぬけの殻になっていた
こんなことなら
毎晩飽きるまで遊んでおけばよかったな
おーいどこに行った?

ほっけ

ある日夕飯時
目の前のお皿の上にとっても大きなほっけ
うわあ!うれしいな!
僕はほっけが大好きなんだ

それから…毎日夕飯時
目の前のお皿の上におっきなほっけ
僕は苦笑してしまう
だけどそんな君がかわいくて信じられる気がした

もうそろそろほっけに限界がきた頃
僕は君に告げようとしていた
君は星を探しに行くと言ったきり
戻らなかった
うそつき
初めてほっけの骨が刺さった気がした