ホープ

自分ってダメだなあーと思ってる人。きっとあなたより僕の方がダメです。少しでも元気になれ…

ホープ

自分ってダメだなあーと思ってる人。きっとあなたより僕の方がダメです。少しでも元気になれるようにあなたも僕も…

最近の記事

お留守番を

僕が旅に出る時は もう行かなきゃでは 悲しいからさ 少し出かけてくるからね ちゃんと伝えていくよ

    • 香辛料の砂漠の海

      ありきたりの毎日なんて やってられないと あいつは何十種類もの香辛料の 砂漠の海だ ただしょっぱいだけの日々 喉が渇いた 命を湿らせたい

      • 【天使の遺言】ギター弾き語り

        早川義夫さんの天使の遺言という歌をギター弾き語りでカバーしました。

        • 俺は中途覚醒

          俺は哀れな中途覚醒 好きなものは睡眠薬 嫌いなものは睡眠薬 本当は 朝まで君とグッスリしたい 歓迎されない中途覚醒 悪気はない

        お留守番を

          ミノムシデイズ

          虚しい虚しい ミノムシデイズ 中身を覗かれ がっかりされたから 身の丈に合った隠れ蓑を 編んでいるのさ 虚しい虚しい ミノムシデイズ

          ミノムシデイズ

          涙色の紫外線

          電車にもバスにも乗れない 教室にも来られなかった君だから その背中に大きな翼 あの空で君は楽しそう 涙色の紫外線が降り注いでる

          涙色の紫外線

          約束と夢の国

          結局守れそうもない約束は 夢の国にたどり着いただろうか? 君が約束の夢の中 安心して泳げるように 願っている 僕は眠れないだろう

          約束と夢の国

          実は魔法使い

          その子は小さな魔法使い だけれど時間を止めたりとか 手から稲妻を出したりとか そんなことはできはしない その子は実は魔法使い 陽のあるうちは学校に行って 授業を受けて 先生に叱られたりもする 学校から帰るとお師匠さまのところで 認識阻害のヴェールをかけて 街に修業兼仕事に出かける 園子は小さな魔法使い 本気で笑って泣いて怒ったりするから 誰かの心を動かすんだ

          実は魔法使い

          ささやく天使

          この手をつかめば 幸せの鐘が鳴り響くと ささやく天使の 真っ白な指先に 悪魔色のマニキュア

          ささやく天使

          ボンバーマン

          あの頃 あまりに悔しかったから 僕はボンバーマンになるところだった だけどホントは仲間外れみたいで 寂しいだけだった ボンバーマンはやめた

          ボンバーマン

          キンキンサバカレー

          今日はとても暑かったね 色々と冷やしておいてあげよう 君との関係が冷えないように なんて サバの缶詰も冷やしておこうね なんとカレー味なのだ 早く帰ってこないかな 凍えてしまうよ

          キンキンサバカレー

          蜜柑の夏物語

          僕らの物語が未完で終わるなら 全ての物語は未完だよね 季節外れの蜜柑は缶詰 夏じゃないか! スイカで改札をくぐり抜けて 夏みかんに会いにいく なつみちゃーん もう潮風の中

          蜜柑の夏物語

          夏草や 今の時代に 草ww映える

          夏草や 今の時代に 草ww映える

          接着された悲しみのその後

          君の涙は接着剤に変わったので 医者からは泣かないようにと 注意を受けていた 言いつけを守るために 嬉し泣きも悲し泣きも禁止 引きこもって幾年が過ぎ 君のお世話をしてくれた 君の唯一の話相手だった その人がいなくなった とめどもなく溢れる涙 君の瞼は閉じられた 瞼の裏 暗闇の中 君がつくりだす世界に 花の種を一粒贈ろう

          接着された悲しみのその後

          おーい

          大切にしまっておいたつもりが 忘れてしまうなんて バカだなあ ふとしたきっかけで思い出した 引き出しを開けてみても 僕の目の色が変わったからか もぬけの殻になっていた こんなことなら 毎晩飽きるまで遊んでおけばよかったな おーいどこに行った?

          ほっけ

          ある日夕飯時 目の前のお皿の上にとっても大きなほっけ うわあ!うれしいな! 僕はほっけが大好きなんだ それから…毎日夕飯時 目の前のお皿の上におっきなほっけ 僕は苦笑してしまう だけどそんな君がかわいくて信じられる気がした もうそろそろほっけに限界がきた頃 僕は君に告げようとしていた 君は星を探しに行くと言ったきり 戻らなかった うそつき 初めてほっけの骨が刺さった気がした

          ほっけ