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オンボーディング、はじめの一歩

こんにちは、ヤマタクです。

さて、前回はリモートワークにおけるオンボーディングについて書きました。弊社オレコンはフルリモートワークの会社ですから、オンボーディングはもちろんリモートで行います。

新しいスタッフが入ったときの導入部分について、今回はお伝えしたいと思います。


人事評価が目の前で見られる仕組み

リモートワークだと、「社内の様子が見えない」、「部下や同僚がどんな仕事しているか見えない」ということが起こります。

そのため、業務の進捗管理や情報共有にタスク管理ツールのトレロを活用し、誰もが好きな時にアクセスして閲覧できるようにします。

「オープン過ぎないか」という声も聞こえますが、信用に値する人材を採用しますので心配はご無用です。(採用のお悩みにもお応えしています「採用マーケッター養成プログラム」)


新しく入社された方の最初の業務は、下記人事評価のボードに自分のカードを作ること。

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弊社が運用している人事評価では、下記のようなステージを設けています。

オンボーディング→ トレーニー→ パートナー→ スペシャリスト→ ディレクター→ ブランドマネジャー


新人さんの場合は、オンボーディングのレーンに自分のカードを作成。と言っても、テンプレートが用意されていますので、そのコピーを作成して氏名記入やアイコン画像などを設置するだけです。

トレロを初めてみる方は少し戸惑うかもしれません。けれども、トレロの優れている点は、アナログ人間でも操作を覚える必要なく、直感で使いこなせてしまうことにあり、すぐに慣れていただけるようです。


ではオンボーディングのカード開けてみます。

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オレコン式では、オンボーディングに29個のチェック項目が設けられており、1つチェックがつくたびに1円単位で時給がアップする仕組みになっています。

参考までに、上のチェック項目をみていただくとわかる通り、内容は簡単なものです。仕事の難易度=評価ではなく、仕事の結果=評価となっています。

ここでポイントになるのは、一番下のステージにいる方が「仕事を覚える」、「一人で実行する」こと。そしてクリアしたことを先輩がほめてあげることです。

評価の目的は、繰り返しほめて1円でも「昇給した!」という刺激を与え、「会社として行ってほしいことを達成したら昇給する」と脳に刻むオペラント条件づけをすることです。


タイムログとは

先ほどの評価項目の中に「タイムログ」という内容が含まれています。タイムログとは、時間の記録です。

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リモートで働く私たちは共有するGoogleカレンダーにタイムログを記録することで、「いつどんな業務を、どれくらいの時間かけて行っているのか」を経営者だけでなく、全スタッフにも公開しています。

タイムカードのようなものですが、目的はそれだけではありません。

オレコンが提供するサービスのコンセプトである、採算性の高い働き方を実践するためのポイントになります。

リクルート創業者の故江副浩正氏もこう述べていました。

人に平等に与えられたのものは時間である。時間の有効な使い方を知らないと大きな成功は難しい。


オレコン式では、「リサーチ」、「資料作成」、「チャット対応」など、タスクを切り分け、1枠1時間以内で記録(30分以内が理想です)。

自分が「どのような業務にどれくらいの時間をかけているか」を計測・可視化する習慣をつけることで、各作業効率の改善を日々促していきます。


最後に

企業によって課題なども異なりますので、リモートワークにおけるオンボーディングに悩みや疑問がある方は、ぜひお気軽にお知らせください。TwitterのDM、またはFacebookメッセンジャーでどうぞ!


今後もリモートワーカーの採用や人事評価、スタッフの働き方支援などについて理解を深めていただけるような発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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