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代表が描く「もう一人のあたたかい家族」がもたらす未来

こんにちは、企画情報の原口です!

これまで広瀬や榎本の書いたブログ記事でも度々出てきた「もう一人のあたたかい家族」という企業理念。

多くの人は「利用者様と家族のような関係を築くこと」だと考えるのではないのでしょうか。

もちろんそういった意味もあるのですが、リカバリーの理念である「もう一人のあたたかい家族」にはもっと別の顔もあるのです!

今回は弊社の理念とリカバリーの目指す訪問看護について、社内サイトで発信されている社長コラムを皆さんにご紹介したいと思います。

1.  多くの人と「もう一人のあたたかい家族」になるために

リカバリーの創業当初は「地域密着ないきいきNursingを志す集団」を理念に掲げ、訪問看護事業の発展と、在宅療養を必要とする方の抱える課題の解決に挑戦し続けてきました。

その中で、一人でも多くの在宅療養者やその家族に在宅生活の安心を届けること、そして、医療従事者同士が支え合える環境を作ることで地域社会に貢献するという思いをよりわかりやすく表現するために生まれたのが「もう一人のあたたかい家族」です。

こうした背景から、利用者様とそのご家族だけでなく、そこに関わるすべてのスタッフにとってかけがえのない家族を目指すことが、今のリカバリーの理念になりました。

ここから先は、社内サイト「リカマル」に掲載された社長コラムから抜粋してご紹介します!

2.  チームで支えあえることの大切さ

当社ではユニットモデルと提唱し、看護師6人、セラピスト5人の11人を1つのチームとして、訪問看護を提供することを大事にしています。

訪問看護を提供する上では、担当者を固定して同じ人が行ったほうがいいのではと考える案もあります。

「あなただけに来てほしい」

そんな風に利用者様から言われると、誰しも自分がみてあげたいという気持ちになると思います。利用者さんが望んでいることをするのが利用者目線だ、そんな風に思うこともあるかと思います。

しかし、担当者が長期で休まなければならない場合、また、最近で言うとコロナになった場合はどうでしょうか。

全く利用者様の状態がわからないスタッフが訪問することのリスク、また、利用者様が他のスタッフが来るのを拒んでしまい、訪問の提供が滞る可能性はないでしょうか。

他事業所の例では、コロナ禍で担当者が2週間休み、訪問自体がキャンセルで、結果として利用者様の状態が悪化したという話も聞きます。

また、1人で利用者様を抱えてしまい、他のスタッフに任せることができない状況を作ってしまうことで、自分自身が休みを取りづらくなってしまわないでしょうか。

自分が行かなければならないという責任から、自己犠牲に繋がってしまうのはあるべき姿ではないと思います。

複数のスタッフで介入することは、一見、利用者様に負担があるのではと感じる一方、担当を固定で行うこととは違うメリットも生まれます。
1人の目でなく複数の目が入ることで、利用者様の変化の把握や、1人の視点では気がつけなかった利用者様の問題点やより良いケア方法が生まれることです。
結果として、利用者様には有益なことが多いと感じています。

スタッフ同士も多くの事例を共にみることや、同じ事例を通して意見を交換することで、お互いが成長するきっかけにもなります。

3.  リカバリーが目指す訪問看護の形

チームで支えることを基軸にしたユニットモデルは、下記が実現することを目指しております。

  • いつでも休める環境

  • 従業員同士で成長できる

  • 多面的に利用者様を支える

  • 移動効率を上げて訪問以外の負担を減らす

  • 役職者がフォローできる環境

「訪問看護を地域に提供し続けるというのは、当たり前のようで、実際できていないステーションも多くあります。

当社でも、様々な失敗を重ねながら、どうしたら、利用者様のためになるのか、スタッフのためになるのか、ずっと考えてきました。」

そう語る代表・大河原ですが、実際に働くスタッフからはこのチーム連携と教育体制について「一人で抱え込まずに相談できる」「急に休まなくてはいけなくなった場合にも安心して任せられる」との声がありました。

普段、本社で電話対応を行っている事務スタッフも、利用者様やケアマネージャー、関係各所の方からの問い合わせに対して「担当者が今日はお休みで...」と連絡が滞ってしまうリスクが回避できるので、それが社内・社外問わず安心感に繋がっていると思います。

利用者様とスタッフ、そしてそれに携わるすべての方へ無理なく手を差し伸べられる組織づくりが「もう一人のあたたかい家族」の基盤であり、リカバリーが挑戦する社会課題の一つです。

4.  まとめ

リカバリーでは関わるすべての人にとって家族のような存在になるべく、日々訪問に励んでいます。

これまでに掲載したASMのブログ内にも、各ユニットの理念に基づいた取り組みが詳しく記載されているので、ぜひご覧になってくださいね!

当社では、2023年春に向けて看護・リハビリ職の採用活動を積極的に行っています。
私達と一緒に「もう一人のあたたかい家族」の輪を広げてみませんか?

「説明会」「体験同行」のエントリーも大歓迎です。
お気軽にお問合せくださいね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!