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ドイツ語プレゼンで学んだ、伝わるスライド資料のコツ2つ。作業時間1日未満で驚きの変化!
こんにちは。
今回は、直接言語学習とは関係ないと思われるかもしれませんが、伝わる言葉を考えた結果、伝わるスライド資料の作り方が分かった話です。
多言語で(あるいは母国語で)プレゼンテーションする時に、伝わる資料か自信がなかった私が、1日で、パワーポイントのスライドマスタを作り、伝わるスライド資料を作れるようになりました。
私は、コンピューターに強くなく、オフィス一般をなんとなく使っている「マウスとキーボードは使える」代表者です。
そんな私でも、たった1日で、驚くほどスライド資料が変わりました。
パワーポイントが使える方は、もっと作業時間が少ないと思います。
本記事の対象
・スライドの作り方を学んだことがない方
・スライド資料作りに自信がない方
・今より伝わるスライド資料を作りたい方
・資料作成の時間をプレゼンの中身や話し方の時間にあてたい方
・マウスとキーボードを使える方。(例:オフィスを使っているが、機能をよく理解していない方)
きっかけ
ドイツ語のプレゼンテーション(プレゼン)は、話者(わたし)のドイツ語レベル次第で、日本語だったら伝えられる内容が、伝わらない現象が起こります。
だったら、プレゼンで見せるスライド資料をもっと見やすく・分かりやすくしたらいいんじゃないか?と思いました。
まず、欧米人がどのフォントでスライド資料を作るのか疑問に思いました。
次に、日本語スライドにも応用できる「日本語と欧文どちらでも使えるスライドに最適なフォント」はどれなのか、疑問に思いました。
フォントについて調べていくうちに、伝わるプレゼン資料の基礎を教えてくださるホームページにたどりつき、パワーポイントのスライドマスタをはじめて一から作りました。
ポイント2つ
伝わる力は、資料9割、話し方1割。
スライドマスタを一度つくってしまえば、後がラク。
伝わるスライドについて調べる
PowerPointでのフォントの使い分けについては、アイクラウド研修サービスの吉野竜司様が分かりやすくまとめてくださっています。
PowerPointの資料を一工夫して、見栄えよくキレイに見せたいときは、和文と欧文でフォントを使い分けるようにします。和文フォントをメイリオにした場合、欧文フォントには「Segoe UI」がバランスが良くおすすめです。
日本語には和文フォント → 等幅が読みやすい → メイリオ
英数字には欧文フォント → プロポーショナル → Segoe UI
短時間でスライドデザインの基礎を知るなら、Yuta Morishige様のスライドが参考になります。新しいバージョンもありますが、個人的には旧版がコンパクトで好きです。
本記事の「スライドで伝わる原則を知る」は、主にMorishige様のスライドを参考にまとめました。
デザインの基本
ちょっとしたデザインの違いで
見やすさ・読みやすさがアップ
原則に基づいた配色
基本色の決め方とルール化
オブジェクトの色と形が決定したら
やはり、いちいち変更するのは面倒くさいので
デフォルトとして登録しておこう
むやみに箇条書きにしない
スライドを1枚作るときは箇条書きが必要かどうか考えよう
Morishige様のスライドだけではパワーポイントの変更ができない方、スライドデザインの基礎をより深く知りたい方にお勧めなのはFujita様の記事です。
このページは総集編です。これで、まず流れをつかみました。その後、各テーマを詳しく説明してある記事を読み、一歩一歩スライドマスタを作りました。
Fujita様のホームページがなかったら、マスタを完成できたか疑問です。
PowerPointを開く前からレイアウトを作成するまでのすべての流れをまとめますので、この記事さえ読めば一通りのことは理解できると思います!
スライドの主軸をパワポからGoogleスライドに変更するか検討されている方、パワポとGoogleスライドでフォントの互換性がどうなっているのか知りたい方にお勧めです。
この記事を読み、私はパワポでスライドマスタを作ると決めました。
パワーポイントに代わるプレゼンツールとして利用が進むGoogle Slides。パワーポイントとほぼ同じ感覚で利用することができる一方で、やはり勘所が異なる部分もあります。中でも注意したい要素のひとつが「フォント」です。当記事ではパワーポイントを使い慣れた人向けに、Google Slidesでフォントを選択するポイントを解説します。
メイリオ・ヒラギノフォントは、PDF・印刷出力時に置き換わってしまう
スライドで伝わる原則を知る
ポイント1:伝わる力は、資料9割、話し方1割。
・読み手の情報認識に要する時間が短い
= 読み手の脳に負担が少ない
⇒ 理解度UP「分かりやすい」
・基本:1スライド=1メッセージ(×1分)
Kissの法則。Keep it short and simple
箇条書きやめる
・フォント最強コンビ:メイリオ(日本語)、Segoe UI(欧文)
・色は3色:ベース70%、メイン25%、アクセント5%
・スライドマスタを自分で作る:フォント、改行、配置、色、強調
・工夫:現在位置を視覚的に示す/色の特性/プレゼン当日への対策
伝わるスライド資料をつくれる
プレゼンの一番の肝は、聴き手が何を求めているかを知る・想像する点だと思います。
でも、スライド資料次第で、中身が伝わるかどうかが変わるのがよく分かりました。
特に、色について、大きな学びがありました。
日本人と欧米人の色に対するイメージや意味が違う時があるのです。
全く同じとは思っていませんでしたが、重なるところと大きく違うところがあるのです。
デザインの観点からも、文化の違いを知りました。
海外向けにプロモーションするとき、日本人の感覚だけでプロモーションの良しあしを判断していませんか? 日本人の感覚と世界各国の人の感覚が同じだと思っていたら大間違いです。
西洋人が紫色に対して積極的に連想する感性は「華麗さ」「慎み」「個人の力」「長所」「美」です。一方、日本人が抱きがちな感性は「洞察」「知恵」「お祝い」「神」です。
ちなみに、西洋人も日本人も共通して抱く感性は「退廃感(デカダンス)」や「不思議」です。
「日本人と西洋人の色彩感覚が一致するとは限らない」ということを念頭におくことが大切です。
ポイント2:スライドマスタを一度つくってしまえば、後がラク。
ラクの意味は2つあります。
1つめは、時短。
一度スライドマスタをつくれば、次回以降に同じスライドマスタを使って資料作りができ、時間短縮になります。
2つめは、自由。
プレゼン、資料作成に対する姿勢が自分の中でがらりと変わりました。
いちからスライドマスターをつくる過程で、プレゼン、資料作成ついて、今までよりも柔軟かつ自由に考えられるようになりました。
「資料作らなきゃ・・・」⇒「これを伝えるにはどうすればよいのか?」
すごく大きな変化で、思わぬ収穫でした。
まとめ
ドイツ語でプレゼンするプロセスで、伝わるスライド資料のコツが2つあるのに気づきました。
伝わる力は、資料9割、話し方1割。
スライドマスタを一度つくってしまえば、後がラク。
パソコンに自信がなくても大丈夫です。
パソコン・デザイン初心者にも分かる記事を、無料で提供してくださっている方々に感謝です。ありがとうございます!
今より伝わるスライド資料を作りたい方の参考に、少しでもなれば嬉しいです。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました! 金銭サポートは必要ありません。代わりに、無料でできる「スキ」か「シェア」をお願いします。 それが、わたしのサポートにつながります。 よろしくお願いいたします!