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教えて!木村さん|vol.6 オンライン不動産エージェントとして勉強しておいた方がいいことは?|Kantメンバーズインタビュー

Kantのリーダー、木村さんにあれこれ聞いていく当連載。今回は、オンライン不動産エージェントとして勉強しておくと良いことについて、お話を聞きました。

ー Kantでは、オンラインで研修もするんですよね。そこで学べることはなんですか?

Kantでは、経験者の方にも最低限の研修を受けてもらっています。フルリモートなので、特にセキュリティ面は全社で取り組んでいます。
他には、トラブルシューティングについて。お客様との商談時にZoomが繋がらないなど、ネット環境のトラブルは起こりがちなので、事前に研修の中で教えます。
不動産の知識は、未経験の場合は必ず教えています。経験者の人には、いくつか質問をして必要な知識をを知っているか確認を行います。
また個人差はありますが、ネット周りが苦手な人には、Googleドライブや各種ツールの使い方、Zoomの使い方なども一緒に教えることはありますね。
紙を使わないためファックスやプリンターは必要ないので、必要機材は特にありません。むしろ最初はパソコン一台で仕事ができる良さを知ってもらいたく、ミニマムにスタートしてもらいます。
服装については、意外とどうしたら良いかわからない人が多いんです。普通の接客と同じ基準で服を選んでいただいて構いませんが、オンラインではジャケットを着用するなど、いつもより少しだけ気を使った方が良い、ということはお伝えしています。

ー 研修では教えないけど、自分で勉強する必要があることはありますか?

接客スタイルは各自に任せますが、自分でスキルを高める必要はありますね。基本的には、それぞれ自分のやり方があると思うので、押し付けないようにしています。
商談の流れなどは未経験者には教えますが、あくまでベースだけです。トーク力や、お客様を掴んでいく力は、自分で経験を重ねて身につけ、吸収していくものだと思っているので。

ーエージェントとしてのスキルを上げていくために、調べたり勉強すると強みになることはありますか?

まず、最初のうちは他の人がどのように提案しているかを学ぶというやり方もあると思います。接客のスタイルを真似てみたり、営業に同行させてもらったり、オンラインの商談に同席させてもらうだけでも得るものはすごく多いのではないでしょうか。
その上で、提案力を上げるために一番大事なことは、駅と路線の知識です。オンラインで対応するお客様の半数程度は実際に現場に来れないので物件情報だけでは足りません。
物件情報は写真やzoomで提案できたとしても、電車は実際使ってみないとわかりませんよね。職場や学校までの交通アクセスや電車接続の良し悪しなどを理解していないとお客様にとって住みにくいお部屋を提案してしまいます。
例えばの話、渋谷で乗り換え一回と書いてあっても、歩くだけで15分以上かかることもあります。駅まで徒歩5分というのも、実際は駅のホームに着くまでにプラス10分以上かかるのかもしれません。
Kantでは土地勘のないお客様からの問い合わせも来るので、駅と路線まわりの情報は尚更重要です。
街の雰囲気なんかも知っておくと良いでしょう。主要駅にアクセスが良くても、降りたときに少し寂しい感じがするとか、単身者、ファミリー層が多いなど。大事なことですが意外と盲点です。なので駅それぞれの雰囲気や特徴を情報として持っておくと提案力が上がります。オンラインでも、この辺がお客様に伝えられると、実際に住んだ後のイメージも湧きやすいのでおすすめです。
単に情報を知っていることと、実際に現場に行ったことがあるというのは全然違うので、こういった情報は実際に経験しないといけないなと常々思っています。一目でも見たことがあれば雰囲気は掴めますし、交通アクセスも体験することでお客様に詳細にお伝えできます。
そう考えると、お出かけって仕事上とても大事で、特に人気エリアは必ず一度は足を運ぶことをおすすめしています。
物件だけではなく、物件まわりの住環境も重ねて知識を持っておくと、オンライン不動産エージェントとしての提案力強化につながるのではないかなと思いますね。

ーありがとうございました!

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