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教えて!木村さん|vol.5 オンライン不動産エージェントとしてどれくらい稼ぐことができる?|Kantメンバーズインタビュー

Kantのリーダー、木村さんにあれこれ聞いていく当連載。今回は、オンライン不動産エージェントとしてどれくらい稼ぐことができるのか、オンライン不動産エージェントならではの繁忙期と閑散期の違いについてのお話を聞きました。

ーKantでは毎月、コンスタントに稼げるんですか?

実際のところKantの仕事は、その人が頑張った分だけ稼げます。毎月20、30万円というのは現実的な数字で、やり方次第では、この仕事1本で食べていけます。
売り上げが多い月と少ない月がありますが、繁忙期と閑散期で業界自体の波に合わせて動いている感じなので、個人差というよりも時期的な違いによるものの方が大きいかもしれません。
繁忙期とは、業界全体が忙しくなる時期、1月、2月、3月、9月、10月のことを指します。
1、2、3月は新社会人、学生さんの引っ越しが多く、新生活を始める方向けに一人暮らし用の物件が増える時期。そのため家賃は9、10月に比べて低いのが特徴です。
9、10月は転勤、異動の人の引っ越しが多く、それに合わせて家族も一緒に引っ越す場合も多いことから、家賃が高めという特徴があります。

ー繁忙期は閑散期に比べて、案件の件数はどれくらい違うんですか?

繁忙期と閑散期の違いは倍以上あります。そのため繁忙期はエージェントも忙しくなりますね。特に僕たちが主に担当している首都圏のエリアは、全国から入居希望者が押し寄せてくるので、倍以上なんてものじゃありません。
その時期は不動産エージェントにとっては稼ぎどき。働き方も全く変わってくるので、僕は繁忙期には予定を入れないようにしています。あとは家族に理解してもらうことも心がけていますね。

ー店舗型とオンライン不動産とで、繁忙期に何か違いはありますか?

SUUMOから問い合わせがきて物件を紹介するという点では、入口は変わりません。
あえて違う点をあげるなら、、学生さんの物件探しでしょうか。学生さんは、通学の利便性、安全性を考慮し、学校近くの物件を問い合わせることが多いんです。そのため学校の説明会の帰りに近くの不動産会社に寄るとか、学校に紹介された提携不動産会社に行くという流れが多いようです。繁忙期に唯一、オンライン不動産にとって不利なのはそこかなと。

ーでは、オンライン不動産ならではの強みはありますか?

オンラインかどうかという話とは少し離れますが、僕たちの場合は、実際に不動産エージェントが住んでいるエリアや、土地勘のある得意エリアを中心にご紹介できることが強みになります。案内できるのはもちろん、周辺環境もいろいろ知っているので、住む前と後のイメージをお伝えしやすいんですよ。
それに、いざというときは、すぐ現場に出向いて対応できます。僕は学生さんの入居者さんの場合には「入居が決まった後でもトラブルや困りごとが発生した時はいつでも連絡してください」と伝えています。ですから、入居者様やその親御さんに安心したと言ってもらえることも多いです。そういう強みを押し出して提案できるのは、僕たちのメリットだと思います。

ー繁忙期のために準備しておくといいことは?

僕の場合、閑散期は繁忙期に向けて、家周りの物件情報を収集しています。実はこれまで、1日1部屋(募集中の物件の)写真を撮りに行くことを自分のノルマにしていたので、今は何百部屋ものストックが手元にある状態です。
そうすることで、お客様が複数の物件を見たいと希望された場合でも、僕が持っている写真の中から情報をすぐに提供できます。オンライン上で実際の写真を見せつつ提案するというのは、すごい説得力が増すんですよ。
なので閑散期は何もしないのではなく、周辺の物件に詳しくなるための準備期間だと思って業務に取り組むようにしています。

ー他に準備しておくと良いことはありますか?

繁忙期にスムーズに業務にあたれるように、場合によってはパソコンを新調しておく、iPadを用意するなど、周辺機器を整えたりしますね。
あとは、不動産に関わる勉強をするとか。全然関係ない本を読んだりするのもおすすめですね。不動産エージェントである僕たちは、人物で勝負すべきだと思っています。趣味を深くしたり、知見を広げておけば、それがお客様と繋がれるきっかけになったりもするので。

ーありがとうございました!

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