北欧フィンランドにいる自分
『北欧こじらせ日記』
フィンランドのグラフィックデザインが好きで、以前からフィンランドや北欧に興味を持っていたところに出会った本です。
著者のchikaさんと同じ熱量の「北欧大好き!」まで私の好きは到達できていませんが、この本を通して前よりもずっと北欧のことが好きになりました。
まず私がフィンランドと聞いて考えるのは、マリメッコとムーミン。
マリメッコって、色や表現が少しずつ違っていても、統一感はあって「これはマリメッコだ!」と分かるところがすごいと思っています。大きく見ると形は同じだから当たり前では?と言われたらそうかもしれませんが、きっとデザインとして、洗練されているのだと思います。
(その観点で言うと、ミッフィーも洗練されていますよね。・×・これだけでミッフィーと認識してしまう。)
そして、ムーミンは小学生の頃から親しみがあって、当時は小説を片っ端から買ってもらって読み漁っていました。ムーミンやスナフキンたちが織りなす物語がとてもワクワクさせてくれるものだった記憶があります。
ちなみに、私が読書を好きになったきっかけは、ムーミンの小説だと思っています。
この本を読んで特にいいなと思ったのが、フィンランドでは、ものを長く大切に使うというところです。
壊れたら修繕し、次の世代に受け継ぐ。使い捨てが主流になる今とは真逆の考え方ですが、少し前には当たり前だったことだと思います。
私もお気に入りのものを、長く大切にできるような人生を作っていきたいと思いました。
日本も好きだけど、フィンランドも素敵な国だな。それが率直な感想です。私は海外に行ったことはありませんが、日本から出るとしたら、ぜひフィンランドに行ってみたい。そう思えるくらい、素敵な国だなと思いました。
今生きている枠の中から飛び出して、新しい世界を見てみたい。まずは週末から北欧暮らしを始めてみようかな。
もしフィンランドが好きな方がいたら、ぜひ好きなところを教えてください。
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