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他人と比較で苦しむ。八方美人化。

周りが気になる。

昔の私はとても周りにどう思われているか気になって、100%の人に好かれようとしてました。
振り返れば、これが原因で親にも意見を言えず、気がつくと親や友達に悪いことを言われないように努力する事だけにエネルギーを使ってました。
こんな人は多いのではないでしょうか。

これではいけないと気がついたのは、ここ1年の事です。まだ試行錯誤を繰り返している途中ですが、1年だけでも大分変わりました。

今回は、他人との比較がどれだけの悪影響をもたらすかを、実体験を交えて語ろうと思います。そしてどのようにして、これらの状況を打破して
いくかも合わせて共有します。


比較ばかりの生き方が始まるきっかけ

この現象が顕著に現れたのは、社会人になってからです。学生の頃は全く感じなかった事。これと向き合うのは正直キツイと感じる人もいるでしょう。
しかし、これに向き合わないと人生に影響が出ます。大袈裟ではありません。

まずは、比較ばかりの生き方に陥った経験をお話しします。

同期の活躍と出世

これは人によっては強烈に感じる事だと思います。私がそうでしたから。
学生の頃に、失敗をあまりしなかった人は特にだと思います。

学生時代パッとしない人でも、働いた途端に優秀という箔がつき、会社から注目されます。出世も早い事でしょう。当然同期の比較が始まり、「もっとアイツみたいに振る舞え」と言われる始末。挙げ句注目されている同期からも、心無い陰口を叩かれたりなど色々ありました。

特に同期からの攻撃が結構きつくて、事実と異なる事(役員はお前を〇〇と言っていたからマズイよ等)やちょっとしたミスを大袈裟に仕立て上げるなど、イジメに近いやり方で完膚なきまでに蹴落としてきます。
当然、疲れます。イライラします。究極は病む可能性もあります。

この経験が刷り込まれると、素直に他人の出世や成果を喜べなくなり、評価を気にするようになります。幼少期に見た絶対になりたくない大人へなりえます。。

理由なき思い込み

前述した経験が続くと、一つの行動を取る度に「嫌な気持ちにさせているのでは」や「調子に乗っていると思われているのでは」などネガティブ思考が強くでます。

例えば、自分がイベント責任者として任命されたとしても、同期が裏で何を言われているかや、実際に邪魔をしてくるのでは等、さまざまな憶測でネガティブを考えてしまします。

憶測にエネルギーを割かれるので、本来のパフォーマンスができません。勉強したいことにも手がつけられません。最悪の悪循環に陥ります。

孤独感

これは、単に外堀から攻められた結果孤独になるということではなく(そういう事もありますが。)、前述の経験からコミュニケーションも上手くいかず、自然といわゆるボッチ状態になってしまう事です。

同期だけでなく、年下の仲間や上司も同じような憶測を立てるようになります。そうなると、仕事のみの会話で雑談が一切なくなり、何も楽しみが増えません。

マジで社会人生活が嫌になり、最悪自ら誤った選択をするといった人も出てくるのでは無いでしょうか。
ここから、暫くは他人を気持ちよくする事だけに

以上が実体験を交えたきっかけです。私も誤った選択に踏み出してしまいそうな状態まで追い込まれました。他人との比較から始まって、最後はとんでもない状況にまで起こりうる。

他人との比較はするなと有名人は言いますが、身をもってそれを強く肯定します。

ではこの状態を打破するにはどうすればいいか、次の章で解説します。

解決策

前提として、比較が全て悪というわけではありません。時には比較は有効に働きます。(このテーマは後日述べます。)

前章をご覧いただけるとわかる通り、比較は負のスパイラルの一連性が強いです。それに苦しむことは、ご自身の人生を狂わせます。私も経験しました。そこからの脱却方法を記載します。

1.付き合う人間を変える。

ご自身で比較している人間を分析すると、大体はマウントを取ってくる人間や陰湿な悪口を言う人間が大半だと思います。

結論、それらの人間から離れるに尽きます。
とはいえ、会社の人間ですと物理的に避けるのは難しい。そのような場合はどうするかを述べます。

例えば「俺はこれだけ実績を上げたぞ!お前はダサいな」と言ってきたり、いい人を装い、面と向かって言う勇気がなく陰で仲間と「あいつはダメだ」と言ったりする人がいるとします。

前者については、反骨精神で人によっては起爆剤になって相乗効果をもたらします。しかし、この記事を読んでくれている方々は、それには当てはまらない方が多いと思います。

このような場合は、反応しないスキルが大事です。
目標未達の状況の場合は事実とは向き合う必要があります。しかし、あくまでご自身と向き合います。

マウントを取ってくる人間には「さすがですね」や「やりますな」と言った肯定的な発言で乗り切ります。相手は反発意見を求めてきます。肯定的意見で返せば、以後マウントは取られにくくなります。
それをやった上で目標未達の事実にしっかりエネルギーを注ぎます。

目標に対してのやり方にエネルギーを注ぐ方が圧倒的に生産性が高く、むしろ、マウント取られたことを気してられない状況にします。最初は慣れないかもですが、必ず出来ます。

また、後者については論外です。人間的に腐っていると判断しても過言ではありません。
大体は、嫉妬心から攻撃されます。あるいは少し目立っただけで、潰しにくる最低の人間です。

関わる必要なしです。関わるだけご自身の未来に使うべきエネルギーを吸い取られます。

この様な人間が上司でいる会社は転職も考えて行動することをお勧めします。なぜなら、その様な人間を上にする会社だからです。
ご自身の人生はご自身が主人公です。そんな奴のために人生コントロールされないでください。

2.異なった生き方をする。

オリラジの中田敦彦さんの言葉で、自分のバイブルになっている言葉をご紹介します。「優れるな、異なれ」
まさにこれです。

具体的には、部署や職種を変える事だったりと言った事です。

マウントをとる奴や陰口人間のやった事のない部署や職種に映れば、比較の対象になり得ません。

例えば営業からエンジニアにジョブチェンジすると言った場合、仕事の内容が全く違うのは明白です。言われようがありません。

ここで注意なのは、これらのアクションをする際はやってみたいとご自身が強く思うことが大事です。

新しい仕事を覚えるのは簡単なことではないですし、大きいエネルギーが必要です。そこにエネルギーが注げるかどうかが、非常に大事になってきます。単に逃げる事を優先して異動すると違った苦悩が待ち受ける事になります。

とはいえ、やりたいと思うことが出来ずに自分自身が壊れてしまうのは違います。逃げる事は悪ではありません。あくまで逃げ方を誤らないでと言うことです。

見事に異動できれば、気持ちは新卒と同じ気持ちになります。新卒時にやれなかった後悔を取り戻せます。

そうなると、非常に人間的にも飛躍できる事は間違い無いです。

不安はあると思います。しかし、同じ会社内であれば、必ず勉強させてくれる制度は存在するはずです。私もジョブチェンジして、会社内の表彰ももらえるぐらいの存在になり得ました。飛躍した人間の一人です。

ただし残念ながら、異動して飛躍したご自身を妬み、過去のご自身の状況を餌にいじめられたり、変な悪い噂を流されたりしてくる奴も出てきます。ネット上のアンチと一緒です。

そんな時は、移動先の優秀な人を頼ってください。必ず助けてくれます。それでダメならば、転職をお勧めします。

3.環境を変える。

転職だけでなく、中規模以上の会社ならば拠点異動をすると言う事です。一番効果的かもしれません。心機一転スタートが切れるからです。

転職等以外にも、賃貸ならば引越しもかなり有効です。気が違うと言いますか、負の羽衣を脱ぎ捨てられた気分になります。

スピリチュアルな話に聞こえるかもしれんませんが、私自身も引越しを機に晴れやかになりました。そのなると、仕事への打ち込み方が大分変わってきます。

環境を変えるのは、結構いいかもしれません。費用はかかるので頻繁には出来無いかもしれませんが、思い切ってやってみてもいいかもしれません。

あとは、部屋のレイアウト変更や毎日行う事の見直し等、環境と一口に言ってもやり方はたくさんあります。
ぜひ試してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。他人との比較がご自身の人生にどれだけ悪影響を及ぼすかが、少しでもご理解いただけたら嬉しいです。
最初は単なる比較で始まりますが、悪化していくとご自身のメンタル面にも悪影響があるのは間違い無いです。

「石の上にも三年」とは言いますが、現代社会においては遅すぎます。ご自身の適所を探す為には、出来るだけ早く行動して、致命傷にならない程度の傷を負うことが大事かなと思います。

私にも出来ました。次はあなたです。
ではまた!

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