見出し画像

接客業で「特別扱いはできない」について真剣に考えてみた

人は誰もが特別です。

なぜこう思うのかというと、先日こんなことがありました。

行きつけの美容院で髪をカットしてもらい、家に帰って鏡を見たら左右のバランスがバラバラでした。

毛先も揃っていなかったし、素人レベルが見てもわかるほどです。

それ以前にも、担当の美容師さんがだんだんと施術が雑になってきている印象は感じていたのですが、それが技術面にも出てしまったという形です。

接客などのサービスは100歩譲って仕方がないとしても、自分の髪型がおかしかったら、それは話が違うじゃないですか?

さすがに見過ごせません。

それをお店に伝えた時のこと。

帰ってきた回答にびっくりしました。

「接客、施術ともに精一杯させていただいております。手は抜いておりませんので、これ以上のサービスを求めるのなら対応はしかねます。岡筋さんだけを特別扱いにはできませんので、ご了承ください。」

という、目玉が2~3回飛び出して、2.5回くらい息が止まるくらいびっくりしました。

そんな回答あるかよって話です。

他のことは置いておいて、自分の施術のミスを指摘したら「特別扱いはできない」ってどういうことなんですかね?

これ、ずっと心に引っかかっていました。

冷静に「そうだよな、他のお客さんもいるから特別扱いできないっていいたくもなるよね」って思うときもありましたが、逆に
「お金払っているんだから、特別扱いがあたり前でしょ」
って、思い出すと腹が立つこともあります。

もちろん、そのお店には二度と行くことはありません。

その上で、

「人は誰もが特別なんだよ」

っていいたい。

お金払って、サービス受けて、それが特別じゃなくて何が特別なのでしょうか?

僕は世間でよく「お店の店員さんに横柄な態度を取る人が許せない」という風習が大嫌いです。

だってあれって、店員さんの都合じゃないですか?

よっぽど暴言吐く人とかトラブル起こす人は別として、そりゃ態度ありますよ。

もし、店員よりお客さんの方が態度が下なら資本主義の概念が壊れます。

サービス業って何なんだって話です。

だから僕はこう言いたい。

「人は誰もが特別なんだ」

って。

心のうちを吐露した記事になってしまいましたが、こんなこともあるって事を知ってもらえたら幸いです。

参考になりましたら。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?