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『姫ちゃんのリボン』と『SMAP』

妹の影響で、『セーラームーン』も『姫ちゃんのリボン』も、リアルタイムで観ていたカイトです。

2022年10月2日は、『姫ちゃんのリボン』のアニメ放送開始30周年だったそうです。

『姫ちゃんのリボン』といえば、当時の少女マンガ雑誌『りぼん』の看板タイトル。90年代の少女たちに圧倒的に支持されていました。

ある日、魔法の国から現れた自分そっくりの王女エリカから、誰にでも変身できるリボンを手に入れたおてんば少女の姫ちゃんが、様々な事件を経て、成長していく物語です。スポーツ万能、大地くんとの淡い恋も、当時の少女たちの心をつかんでいました。

内容も面白かったですが、アニメ版独自の魅力といえば、1992年当時、まだ売り出し中だった、『SMAP』が、主題歌を歌ったり、草彅剛が声優として参加していたことではないでしょうか?

90年代中ごろ、SMAPは、すでにドラマなどでは人気を獲得し、96年には木村拓哉主演の『ロング・バケーション』とバラエティ『SMAP×SMAP』で、人気はピークに達していました。

しかし、CDセールスで、初のミリオンセラーは、1998年の『夜空ノムコウ』でした。つまり、それ以前は、タレント活動と比較して、音楽活動ではあまり売れていないかったと言えます。

『姫ちゃんのリボン』では、『笑顔のゲンキ』(1992)、『ブラブラさせて!』(1992)、『はじめての夏』(1992)、『君は君だよ』(1993)の、4曲をタイアップしています。

セールス自体は10万枚台だったものの、小学生男子だった私の記憶に残っているくらいですから、確実に当時の女子小中学生の間では、SMAPの認知度は上がっていったものと推察します。

その後の爆発的な人気を振り返ると、『姫ちゃんのリボン』とのタイアップは、SMAP成功の重要な要因だったのかもしれないと思った次第です。

90年代のSMAPの活躍に関しては、こちらの本も、とても参考になります。よろしければ、併せてご参照ください。

東京生まれ、J-POP育ち|カイト


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