地方連携の強化。日本のR&Dを進化させる！
こんにちは。RD LINKの茨木です。
私が2020年に立ち上がった複業支援サービスRD LINKに異動したのは昨年の11月でした。実はそこでたった1人、他メンバーとは異なる動きをとっていました。テレワーク主体の中で、1人黙々と動いていたのでちょっとしんどい時もあったような無かったような・・・（笑）
それはさておき、何をしていたかと言うと、全国の金融機関との業務提携と、45道府県に存在するプロフェッショナル人材戦略拠点（以下、プロ拠点）への事業者登録、レンタルラボなどとの業務提携です。
後々わかったのですが、これら外部機関と連携する動きは人材ビジネス業では数年前から主流になっており、大小問わず人材会社はほぼ入り込んでいる状況でした。
正直少し出遅れた感がありましたが、ＲＤサポートとしては初めての取り組みであり、この半年間1人でひたすら道を探ってきたからこそ見えた、研究開発分野での人材流動に対する地方の反応がありますので、この機会にまとめてみたいと思います。
地域連携の強化に取り組んでみた
昨年11月にLINK事業部に異動となり、半年間で以下2つの業務に取り組みました。
1、金融機関との業務提携
2、プロ拠点への事業者登録
3、レンタルラボ・インキュベーション施設との業務提携
LINK事業部は複業支援サービスを提供しており、私は新規開拓を任されました。
まず競合企業を調査したところ、ほとんどの競合企業が先述の1・2に取り組み、提携先やプロ拠点から求人情報が入ってくるような仕組みができていたのです。そこで私も、競合企業と同じ仕組み作りに取り組みました。また理系人材に強い弊社の特徴を活かし、3にも取り組みました。
各取り組みについてまとめてみた
※時間が無い方はこのパートは読み飛ばしてくださって結構です（笑）
1、金融機関との業務提携について
2018年に金融機関での有料職業紹介が解禁されました。
地域経済を支える金融機関（地方銀行、信用金庫）は、地域企業からお金の相談以外にも、様々な相談を受けられています。その一つが人材採用や経営課題に関する相談。それらに対し金融機関では、「金融機関自体が人材紹介を行う」「地域企業と人材会社をマッチングする」という2つのパターンで地域企業支援に取り組まれています。
弊社では地域企業とマッチングをしていただけるよう、金融機関との業務提携を進めました。実際にマッチングを行っていただく中で感じたことは、地域企業とつながりが深い金融機関によるマッチングのため、地域企業も弊社に信頼を寄せてくださっていることが感じられます。
2、プロフェッショナル人材戦略拠点への事業者登録について
2016年に内閣府が全国45道府県（東京都、沖縄県を除く）にプロ拠点を設置し、地域企業でのプロフェッショナル人材の採用を支援している事業です。
各地のプロ拠点に事業者登録されている人材ビジネス会社のみが、プロ拠点が扱う求人に取り組めるため、各地プロ拠点への事業者登録を進めました。
半年が経ち、プロ拠点への登録は、秋田、岩手、福島、千葉、埼玉、長野、福井、静岡、岐阜県、広島、香川、大分の12拠点に増えました。プロ拠点から紹介された地方企業へ人材をマッチングするケースも増えてきています。
3、レンタルラボ・インキュベーション施設との業務提携
これらの施設には、ベンチャー企業・中小企業が多く入居しています。人材採用ニーズや、経営課題解決をお考えの企業も多く、それらの企業を弊社に紹介していただいています。
ベンチャー企業や中小企業は、大手企業・有名企業と比べ採用に苦戦されるケースが多く、この傾向は、都市部ではなく地域企業だと特に顕著です。業界特化の専門性を活かし質の高いマッチングを行う弊社の腕の見せ所と感じています。
地方創生、地域活性化への想いが強くなりました
※ここからが本題です（笑）
これらの取り組みを通して、私のミッションは「全国各地に弊社のサービスを届けること」だと考えるようになりました。
弊社ＲＤサポートは20余年に渡り人材ビジネスを展開しており、老舗といっても過言では無いと思いますが、食品・化粧品・バイオ・ヘルスケア業界特化でサービス提供しているため、総合的な大手人材会社と比べ知名度は高くありません。しかし、社員の自分が言うのもおこがましいですが、弊社サービスは非常に質が高いです。
後述の通り「地域企業」「中小企業」「ベンチャー企業」と弊社サービスは非常に親和性が高いと感じていますので、ぜひ地域企業に弊社のことを認知していただき、「正社員を採用したい」「経営課題を複業人材活用によって解決したい」とお考えの際には、弊社を選択肢の一つに加えていただきたいのです。
そして、弊社を選択肢に加えてくださった企業の1社でも多くの企業に弊社サービスを活用いただければ、地方創生・地域活性化につながるのではないかと考えています。
地域企業と弊社サービスの親和性を書いてみた
◆複業支援
研究開発人材の複業支援サービスRD LINKは、人材は移住を伴わず活躍のステージを広げられ、地方企業にとっては専門的でニッチな経験を持つ人材にアプローチできるチャンスが広がるため、地域企業への親和性が非常に高いと考えています。
・エリアを問わずニッチで専門的な知識・経験を持つ人材に出会える
・リモートワークで対応することも可能なため、場合によっては移住を伴う正社員採用よりもマッチングが容易
・採用コストがかからないため、予算に制限がある企業でも利用しやすい
・人材側にとっても、全国の企業で経験を役立てることが可能になる
◆正社員転職支援
正社員転職においては、都市部本社企業の地域支店などとバッティングした場合、給与・休日・福利厚生面などで人材が都市部本社企業を選ぶケースが多いです。弊社サービスのRD SUPPORT正社員転職は下記の通り地域企業の採用力を引き出すことができます。
・企業や業務の魅力を引き出し、人材に対して興味を持ってもらえる提案を行う
・スキル、人柄ともに精度の高いマッチングで書類選考・面接の通過率が高い
・選考段階、内定段階で企業、人材の双方に伴走するため、辞退率が低い
・これらの経緯があるため、入社後のミスマッチが少なく、定着率が高い
最後に・・・異動します！
実は、6月からインサイドセールス部門へ異動することになりました。
半年間取り組んできた外部機関との提携や、プロ拠点との取り組みから外れるのではないかとヒヤヒヤしましたが、、引き続き私が取り組むことになりました。
RD LINKのサービスビジョンは「日本のR&Dを進化させる」です。
今後はより地方創生・地域活性化に寄与できるよう、金融機関やプロ拠点だけでなく、地域行政との連携にも取り組んでいきたいと考えていますので、noteで報告できるよう頑張りたいと思います！！！
このように新規事業RD LINKも3年目を迎え色々と動いており、少しnoteの更新頻度が落ちておりますが、日本のR&Dを進化させたいと走っておりますので、今後とも応援どうぞよろしくお願いいたします！
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