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朝の散歩と自由な文章。

noteの文章を書くときにはだいたい2つのパターンがあって、一つは日常を過ごす中で、何か「これは書きたい!」と思うものに出会ったとき。そしてもう一つは、「とにかく何かを書きたいなー」とぼんやりと思っているときだ。

けれど、書きたいものが決まっているわけでもなく、何かを書きたいなと思っているときは、なかなか書き始められなかったりする。自分はどんなものでもそうだけれど、いつも文章の書き始めが苦手で、書いては消してを繰り返して、結局全然進まなかったりする。

毎朝自分のためだけに書く2000字ほどの文章や、毎晩自分のためだけに書く日記では、すぐに書き始めることが出来るのに。

だからときどき、何を言いたいのかも決めずに文章を書き始めるときがある。一切の計画を持たずに、とにかくパソコンを開いて、noteのページを開いて、今の気持ちを素直に書くことから始める。結論がどこに行くのかもわからないままに書く。意外とそれが一番書いていて楽しくて、自分自身が生き生きとしているなと感じる。実を言うと今もそうして書いている。何が書きたいのかわからないまま、書いている。

この数日、早寝早起きにチャレンジをしてみて、毎日23:00頃には寝て朝の6:00ぐらいに起きている。自分はもともと夜型で、なかなか朝早くに起きることが出来なかったけれど、やってみると、自分の調子が一番いいのは朝だということに気がつく。

今日も6:00に目が覚め、朝ごはんを食べた後、少しの読書の時間をはさみ、自分のための文章を書き、そして近くの公園を散歩してきた。

いつも通る道でも、昼間に歩くのと、早朝・夜に歩くのとでは、違って見える。朝一番は人も少なく、鳥の鳴き声が聞こえ、どことなくただよう匂いも違って感じる。自分自身も目が覚めたばかりだからか、五感が鋭くなり、様々な情報をキャッチできるようになっているような気がする。

最近、野草料理をするようになり、身近に生えている雑草の名前が少しだけ分かるようになった。道端に目をやることも増えた。そして今朝公園を散歩しながら、そうした道端に生えている雑草を気にして歩いていると、「こんなところに生えていたのか!!」と新たな発見が多かった。

さらに、そうして歩いていると、一つの大きな切り株の上にアリの行列が並んでいるのを発見した。何かアリが好きなものでもあるのかな?と近くに寄ってみると、切り株にの割れ目からアリが出てきていることに気がついた。

どうやら切り株そのものがアリの巣になっているみたいだ。あまり見たことがなかったため、そんなことがあるのかと不思議な気持ちになった。この切り株自体を縦に真っ二つにすれば、アリの巣の断面図を見ることが出来るのだろうか?と少し気になったが、もちろんそんなことはやらない、というか出来ない。

そんな公園の散歩から帰ってきて、noteを書いているのが今だ。
先程までの散歩は、ほんの20分足らずのことだったけれど、新しい発見が多く、ちょっとした冒険のような気分を味わうことが出来た。

こうしたなんでもない日常の中にある、些細な発見や気づきが僕はとても大好きだ。
毎日、この日常を少しでも面白いものに出来ないかということを考えながらこれからも生きていきたいと思う。

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