廣野一誠
青年会議所(JC)についての記事をまとめました。
アサヤ株式会社の経営理念・戦略についての記事をまとめました。
リーダーシップについての記事をまとめました。
プロジェクト管理についての記事をまとめました。
就職活動や採用についての記事をまとめました。
人をリーダーたらしめるのはフォロワーの存在。フォロワーがいなければ、その人はリーダーではなく、フォロワーが認めれば、その人はリーダーである。仮に前任者であっても、組織内でリーダーを批判することは厳に慎むべき。人がリーダーが否かを判断するのは、フォロワー以外にいないのだから。
前向きに頑張るリーダーも、思いがけない反発で心折れそうになる瞬間がある。ところが、その反発は強い気持ちの表明とも限らず、発した本人は軽いガス抜き程度で覚えていないことも。周囲の発言を正面から受け過ぎず、懐を広くどっしり構える。誰も望んでいない形で何かが壊れたら勿体ない。
2022年もあっという間に2月。昨年はJCの理事長に明け暮れた1年でしたが、今年はもう少し幅を広げていきます。アサヤ、気仙沼さん、JC(気仙沼+宮城ブロック協議会)、家族、まちなかエリアプラットフォーム、教育未来創造チーム。うーん、ゴルフ練習まで時間が回せるといいのだけど。
半年近く投稿が空きましたが、おかげさまで元気です。気仙沼青年会議所の理事長なんだと伝えると、決まって大変そうな印象を持たれるのが歯がゆいところ。「メンバーの誰々は凄く成長してる」「あの事業は素晴らしい」「生き生きしてる素敵な団体ですね」と三信条を体現し続ける組織でありたい。
売上を伸ばすことには時の運が必要だが、会社を良くすることは着実に進められる。外部環境を嘆くより、内部体制を正すことに邁進したい。地域柄、表立って意見を言いにくい空気があるが、現場には様々な気付きや知恵がある。皆の力を結集して、もっと良い会社にしていきたい。
人事評価制度に続いて進めたいのが、活発に意見の飛び交う組織作り。現状に我慢して歯を食いしばる組織から、新しい芽を積極的に探していく組織に変革を図りたい。優秀な方々の能力を活かしきれてないのは勿体ない。もっと役割を任せて存分に腕を奮ってもらわないと、先々の未来は開けていかない。
ここ半年近く、ずっと作業を進めてきたのが人事評価制度の構築。先週金曜にようやく全社向けに導入を進めることを宣言し、今朝から各部門へ順番に説明を進めている。ここで大事なのは納得感の醸成。一方的な押し付けになってはいけない。果たして、社員の皆さんからはどう見えているだろうか。
自分は大量のインプットを重ねるとアウトプットが溢れ出るタイプ。最近だと人事制度なんかは語りが止まらない話題。力強く喋りすぎて相手が口を挟めなくなることもあるが、遠慮して言葉を抑えるよりは、自分も喋って相手も喋らせることに全力を尽くす方が、実りのある着地になる気がする。
JCの世界会議に参加して、ダイバーシティ・インクルージョンのセミナーが非常に刺さった。これまでは社会的な義務と捉えていたけど、様々な価値観を認める風土作りは、現場からの意見が活発に飛び交う組織につながり、イノベーションの土壌になる。自分の目指す方向性のヒントになった。
気仙沼に戻ってきた当時、「漁具屋」というフレーズをよく使ったが、外部の人には地域産業の象徴のような聞こえ方をしたと思う。一方、関係者にとってはやや意味合いが広過ぎ、普段はロープ・籠・鉤といったもっと具体的なフレーズを使う。この辺りに地元民と移住者のギャップが潜んでいる気がする。
想定通りの連携プレー、集中攻撃を浴びるのを避ける、波状攻撃を仕掛けた、都合が悪くなると逃げる。歴史小説の一説にも見えるが、これは首相答弁に関する記事の一部。果たして、野党が狙い撃ちにすべきはここなのか。論戦での勝利の先に何があるのか。どうにも戦場を間違えている気がしてならない。
周りから何か意見を言われて、「俺は頑張っている」「この環境では仕方がない」「だったらお前がやってみろ」という反応をする人がいる。おそらく、自分も現状に納得できてない故に、自分を守る迎撃モードから抜け出せないのだ。リーダーを務める上では、この迎撃モードを解除する知恵が欠かせない。
昨日は気仙沼JCの三役予定者会議では、5つの委員会が委員会基本方針を上程。自分の書いた理事長所信を読み込んで、各委員長が必死に考えて作ってきてくれたことが何より嬉しい。一年を左右する大事な資料なので、多くの意見が飛び交って午前様だったが、次年度に向けての期待は高まるばかりだ。
会社のビジョンで悩むのが、毎年成長することを目指すか、横ばいで存続できるモデルを目指すか、という岐路。地方経済では、博打に失敗する企業が目立つので、手堅い後者の説を採用したくなるが、規模の大きい競合は鎬を削っているし、夢のないビジョンでは士気も下がる。身の丈にあった挑戦は不可欠。
朝のニュースでゴーストレストランの特集を見た。店舗・座席のないデリバリー専門の料理店のことだが、コロナ禍の中でも新しい商機を見つけ出すリテラシー、暗中模索でも折れずに進むメンタル、専用物件の開発まで踏み切る資金調達力が素晴らしい。うちも焦らずに腰を据えて行こう。
自分の可能性を信じて、未来に向けて前向きな気持ちになり、物事の実行に向けてエネルギーが湧いてくるのが自己肯定感。これはリーダーが組織を引っ張る上で必要で、会社で言えば自社肯定感とでも呼ぶのかな。営業、採用、社員研修、戦略策定、自社肯定感は全ての根幹にある気がする。