廣野一誠

宮城県気仙沼市出身、1983年3月生まれ。PL学園・早稲田大学・日本IBM・ベンチャーを経て、2014年12月に帰郷。1850年創業の漁業資材販売店・アサヤ株式会社、地元産品を扱う通販サイト・気仙沼さん、観光商品開発を担うちょいのぞき気仙沼、の3本柱で活動しています。

イノベーションの揺り籠は長期安定を保たなくてはならないが、そのためには一定量のリスクフリーマネーが必要。維持できる揺り籠の大きさには限度があるから、養うものは選択と集中が必要。そして、選択をやり直したらゼロリセットだから、それだけ初期の意思決定は重い。

昨日はIBM同期の前ちゃんが気仙沼来訪。たくさん話を聞いて刺激を受けたけど、総じて言えるのは、俺は真面目すぎて暗すぎるなぁ、ということ。高い基準で真面目に詰める場面は当然必要だけど、失敗を許す空気を作り、心理的安全性を高めていかないと、みんな萎縮して窮屈になっちゃうね。

B2Bは変化の緩やかな硬い商売、B2Cはトレンドが激しく動く可能性を秘めた浪漫のある商売。日本の大企業はB2Bばかりやってるからつまらん、なんて記事をどこかで読んだけど、Googleの20%プロジェクトのように、山っ気のある取組みは意識して旗振りしないとダメだよな。

気仙沼さんのリサーチを兼ねて、お歳暮カタログを見ている。メーカーにとっては、細かく考えなくてもまとめて売れること、消費者にとっては、手間を省いて良い組合せができること、この辺りが間に立つ商社の存在意義なんだよな、と再認識。二者の間で頭と体に汗をかくことを怠けてはいけないね。

アメリカの新型チャイナタウンのニュースを見た。昔の人種差別的な政策の結果ではなく、富裕層が移住して街を作り替えて活気が出ている。背景にあるのは、教育やビジネスの機会を求めて外に出る中国人のハングリーさ。地方にとって見習うべきは、外部人材を受け入れる態勢、外地に学びに行く姿勢かな。

依頼されたタスクを期日までに完遂する。全体像が分かるように進捗報告する。選択肢ごとの長所短所を整理して意思決定を仰ぐ。これらは社会人の当然の素養と思ってきたが、メンバーに一律でこれを要求するのは非現実的。これらが苦手なメンバーも含めて、上手くチームを回すのがリーダーなのだと思う。