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就職活動・採用

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就職活動や採用についての記事をまとめました。
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記事一覧

綺麗事のビジョンを力強く語る。

昨日は仙台まで足を運んで、新卒採用向けの会社説明会をやってきた。説明会と言っても、大会場でドーンとやるわけではなく、ホテルのラウンジを使っての個人面談。これが無名な地方企業の実力値だ。

3名の予約があったのだが、13時からの1名は連絡がつかずにキャンセル。これも何度か経験しているので大きな問題ではない。時間が空いたら空いたで、個人の仕事を片付ける時間に当てればいいのだ。

気を取り直して16時か

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人生の意義や目的を人に与えられることが価値。

昨年末から、知り合いから議論の土台に読んでみて、と紹介された「お金 2.0」という本を読んでいる。2章くらいまでは紹介された日にKindleで読み進めたのだけど、ちょっとペースが落ちて年を越してしまった。

タイトルに書いたのは、この本の中でビビッと来たフレーズの一つ。地方の経営者にとって、経済価値や最新技術が都市部に一極集中していく中で、自分の会社で働くべき理由を明確に提示するのは非常に重要な仕

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目指したい先輩がいる会社で働きなさい。

グローバルで対等に渡り合える人材になりたい。何百人のチームを率いるリーダーになりたい。誰にも負けない専門技術を磨きたい。将来なりたい姿は人によって違うと思う。

僕は限られた業界経験しかないので、それぞれのスキルの磨き方や経験の積み上げ方は分からないけど、確実に言えるのは、自分の目指したい先輩がいる会社で働くことが一番の近道ということ。

環境で人は変わる。染まらないように頑張ることは出来るけど、

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転職のハードルが低いのは不幸だ。

以前どこかの記事で読んだ内容だが、求人媒体や人材紹介サービスの普及、人手不足による売り手市場によって、転職のハードルは一頃よりも著しく下がった。最近は、スマホの普及でそれが尚更加速している。

不当な労働条件で働かされている人にとって、新しい職場に投げやすくなるのは良いことだし、マクロの視点では人材の流動性が高まるのは良いことだと思う。ただ、個人というミクロの視点で見ると、必ずしも幸せなことではな

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僕の考えたグループディスカッション必勝法。

今回はやたらと即物的なノウハウになってしまうが、ふと思い出して記録に残したくなったので、どうかご容赦いただきたい。

就職活動を始めたばかりの頃は、グループディスカッションが苦手だった。自分の発言ばかりを押し倒してもダメ。人の話を聞いてばかりで無言になってもダメ。テーマはその場で発表されるから事前の対策も難しい。

でも、あるやり方を閃いてからは、全く苦手意識がなくなった。それは、大げさなくらいに

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企業研究の泥沼にハマるな。

企業研究には果てしない沼が待っている。目的意識を明確に持っていないと、やらなくてはいけない義務感だけに追いかけられて、いつまでもズルズルと続けてしまう。

大体、目的意識もなく企業研究を続けても、興味の湧かない情報はなかなか頭に入ってこないか、全然生産性も上がらないのだ。そんな時間を費やしても、良い仕事選びには全く貢献しない。

そもそも、筆記試験で企業についての知識を問われることは少ない。創業者

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具体的なエピソードで自己紹介を作る。

仕事選びの判断軸が決まると、あれもこれもと目移りすることが少なくなり、会社選びは非常にスムーズになる。次は会社から選んでもらうための自己紹介を作る段階になる。

自己紹介と言われたら、皆さんは何を語るだろうか。

大学、専攻、出身校、部活、趣味、資格、免許など、様々な要素があると思うが、採用担当者の目線だと、そういった外堀を埋めるような情報では、今ひとつ学生の人柄が見えてこない。

自分の周りを見

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仕事選びの判断軸を見つける。

就職活動で初めにすべきことは、いろいろな業界や企業のことを大雑把にでも知って、自分がどんな働き方をしたいのか、仕事選びの判断軸を作ってしまうことだ。

僕の場合、元々IT業界に興味を持っていたのだが、その中でも、お客様の業務をヒアリングして、業務をシステムの設計に落とし込み、実際にシステムの開発を進めていく、システムエンジニアの職種に強く惹かれた。

但し、ここで止まってはいけない。システムエンジ

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元・就職活動生、現・採用担当者として。

先日、2020年新卒採用に向けて、マイナビへの掲載準備を終えた。自分の就職活動を振り返ると、大学3年生の11月にサークルを引退してから企業研究をはじめ、12月はエントリーシートと格闘していた気がする。

当時はまだ就職氷河期の明けかけだったので、約40社にプレエントリーして、約30社は選考へと歩を進め、毎月平均20件以上は予定をこなし、5月に入って内定が4つ集まった頃に就職活動を終えた。

最近は

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